表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/99

察知の花第~19話「ヘープ」~

前回のあらすじ

鑑桜 容姉達はクリームティーを楽しんだ後、黒川 慰女の部屋で鏡桜 容姉、黒川 慰女、丸山 閉錠のは鯛で寝ることになる。枕投げを楽しんだ夜の次の日、鏡桜 容姉と黒川 慰女は目が覚めいつのまにか寝ていたことに気づく、丸山 閉錠が起きる前に出栗をしようと誘われるが、出栗が何か分からず・・・

丸山(まるやま) 閉錠(あかね)「すぴー、すぴー、すー」鏡桜 容姉(鏡桜 容姉)「これは、確かに起きそうにないね・・・でも私お腹へってないんだ。それにこれだけぐっすり寝てるなら、久しぶりに慰女ちゃんと遊べると思うから、慰女ちゃんと遊びたいな」黒川(くろかわ) 慰女(いめ)「うん、いいよそれじゃ、家で出来る出栗(でぐり)をしよう」鏡桜 容姉「出栗ってどういう遊び?」黒川 慰女「パパに教えてもらったんだけどこの()()で、空中に絵をかくんだ。それのこと出栗っていうんだ」鏡桜 容姉「おもしろそう出栗やる」黒川 慰女「それじゃ一緒に何か絵をかこう」

折る素とは、光の妖精が作った空気に光で絵を描けるペンのことである。

鑑桜 容姉「私イングリッシュブルーベルかきたい、慰女ちゃん一緒にかこうよ」黒川 慰女「うん、いいよ」

鑑桜 容姉達は折る素で、イングリッシュブルーベルを一緒に描いた。

鑑桜 容姉「ここをこうしたらどうかな」黒川 慰女「ここをこうしたら、きれいになるんじゃないかな」

鑑桜 容姉「あ、間違えちゃった、折る素で光の線を消すにはどうしたらいいの?」黒川 慰女「光の線を手でさわると消えるよ」

鑑桜 容姉は間違った光の線を手で触って消した。

鑑桜 容姉「うわーすごーい、本当に消えたー」黒川 慰女「ねぇねぇ絵たくさんかいて、閉錠ちゃん驚かせようよ」鏡桜 容姉「いい考えだね、それじゃ私おはようって文字かく、慰女ちゃんは何かくの?」黒川 慰女「私はね紅茶をかく」鏡桜 容姉「私、おはようのまえにあかねちゃんってかくから、慰女ちゃんは何か絵かいて」黒川 慰女「いいよ」

こうして、あかねちゃんおはようの文字の周りに紅茶とイングリッシュブルーベルと蜜柑の絵をかいた。その絵をちょうど書きおわったとき。

丸山 閉錠「うーん、おはよう」

丸山 閉錠は目をこすった。

丸山 閉錠「あれ、なんで返事ないの?」鏡桜 容姉「うふふっ」黒川 慰女「えへへっ」丸山 閉錠「なんで二人ともくすくすしてるの?」丸山 閉錠の心の声(あれ?閉錠なんでいつもと違うとこにいるんだろう、えっと昨日・・・あ、そっか慰女ちゃんの部屋にお泊りしてたんだ)

丸山 閉錠は頭が回り始め目の前を見ると鏡桜 容姉と黒川慰女が書いたおはようの文字と絵がくっきりと見えるようになった。

丸山 閉錠「閉錠ちゃんおはよう、うわー!!すごーい!!これ私のために!?」鏡桜 容姉、黒川  慰女「じゃーんサプラーイズ」丸山 閉錠「ありがとうー」鏡桜 容姉「サプライズ成功だね♪慰女ちゃん」黒川 慰女「うん♪」黒川 慰女「みんな起きたし下に朝ごはん食べに行こうよ」鏡桜 容姉「それいいね」丸山 閉錠「私まだお腹減ってないからいいかな」黒川 慰女「そっか、それじゃみんなでお話しよう」丸山 閉錠「うん」

鑑桜 容姉達は、黒川家のい階に降りた。

黒川 慰女「容姉ちゃん何にする?」鏡桜 容姉「うわー、いっぱい朝ごはんある、うーんどれにしようかな」丸山 閉錠「何々?閉錠も朝ごはんどんなのがあるかみていい?」黒川 慰女「うん、いいよー、えっとねこれが馬民家(ばみんか)で、これが(へび)で、これが()るだよ」鏡桜容姉「馬民家、蛇、来るってどういう食べ物なの?、馬民家はパンみたいだけど」丸山 閉錠「馬民家はねはちみつパンみたいな感じ、蛇はね花の蜜に紅茶の葉を混ぜたものだよ、ママから聞いた、来るは何かわかんない」丸山 雫「あら、容姉ちゃん、慰女ちゃんおはよう」鏡桜 容姉、黒川 慰女「おはようございます」丸山 雫「閉錠おはよう」丸山 閉錠「おはよ」丸山 雫「あらー来るじゃない、これもらっていい?」黒川 慰女「容姉ちゃんに朝ごはんどうするっていって、選んでもらおうと思ってたので容姉ちゃんがいらないっていうならいいですよ」丸山 雫「容姉ちゃんもらっていいかしら?」鏡桜 容姉「まだ、迷ってるんです、馬民家と蛇がどういうものか教えてもらったけど、来るがどういうのかおしえてもらってなくて、それから決めます」丸山 雫「あらー、そうなの☆雫ちゃんが教えてあげるね♪」丸山 閉錠「始まった・・・、なんか、ごめんね、容姉ちゃん、慰女ちゃん」黒川 慰女「なんか、閉錠ちゃんも大変だね」

丸山 雫「来るはね、ものすごく素敵な食べ物でね雲のような冷たい煙のようなものの中にほのいがあるの、ほのいの周りのこの雲のような煙がものすごく美味しいの」鏡桜 容姉「なにそれ、楽しくて美味しそう、私食べたい」丸山 雫「あら、こんなこといっちゃったら、そりゃ食べたいわよね」黒川(くろかわ) 海虹霧(うみこうも)「おはようございまーす」丸山 雫「あら、海ちゃんおは☆」丸山 閉錠の心の(そのテンションやめてくれないかな)黒川 海虹霧「容姉ちゃん、閉錠ちゃん、慰女おはよう」鏡桜 容姉、丸山 閉錠「おはようございます」黒川 慰女「おはよう」黒川 海虹霧「ところで、みんな集まってどうしたの?」鏡桜 容姉「来るっていう食べ物、食べてみたいんです」黒川 慰女「それで、閉錠のママが食べたいのとかぶっちゃったの」黒川 海虹霧「あぁそれなら、(ばい)すぎちゃってぬ鯛あるから食べたいの食べていいよ」黒川 海虹霧「そうなんだ、それじゃありがたくいただきまーす」鏡桜 容姉「慰女のママさん、ありがとう」黒川 海虹霧「あら、ちゃんとお礼言えてえらいわね」丸山 閉錠「そんな話聞いてたら閉錠もお腹減って来た、閉錠もこれにしよう」丸山 閉錠はそういいながら、来るを手に取った。

黒川 慰女「うわ、ほんとだ、こんなに大量にある」鏡桜 英瀬「丸山さん、黒川さんおはようございます」丸山 雫「英ちゃんおはよ☆」黒川 海虹霧「おはようございます」鏡桜 英瀬「容姉、慰女ちゃん、閉錠ちゃんおはよう」鏡桜 容姉「ママおはよう」丸山 閉錠「おはようございます、ママがごめんなさい」鏡桜 英瀬「気にしないで」黒川 慰女「おはようございます」黒川 海虹霧「みんなと朝ごはんどれにしようかなって悩んでたんです」鏡桜 英瀬「あ、そうなんですね、それじゃ私は馬民家が好きなのでこれもらいますね」黒川 海虹霧「どうぞ」鏡桜 容姉「私も来るもらいます!!」黒川 海虹霧「どうぞ」黒川 慰女「私何にしようかな、これにしよ」

そういいながら黒川 慰女は蛇を手に取った。

黒川 海虹霧「私どうしようかなーこれにしよう」黒川 海虹霧はウッズという妖精の世界にしか存在しない浮かんでいる滝のような食べものを手に取った。

丸山 雫「そ、それはウッズじゃないですか、そんなに高級な食べ物があったなんて」鏡桜 容姉「う、うっず、じゅるり」鏡桜 英瀬「ウ、ウッズ・・・」鏡桜 英瀬は気絶した。黒川 慰女「え、ウッズってそんなにすごい食べ物なの?」丸山 閉錠「え!!慰女ちゃん知らないの!?」丸山 雫「私が教えてあげるわ、人間の世界には世界三大珍味と言われてるものがあるんだけど、ウッズは世界三大高級食で有名なのよ☆お金が高いだけじゃなくて、その味もとても美味しいって有名なのよ☆想像しただけで、離住(りす)む」黒川 慰女「そんなに、美味しいんだ、ママ今度倍お願い」黒川 海虹霧「さっき丸山さんからきいたでしょ高級だからなかなか(おと)倍」黒川 慰女「うえーーん(泣)」黒川 海虹霧「泣きたいのはこっちよ・・」丸山 閉錠、丸山 雫「いーけないんだーーいーけないんだー、いーめちゃんなーかしたー♪」黒川 海虹霧「閉錠ちゃんが言うのはわかるけど、なんで丸山さんまで、歌うんですか?」丸山 雫「良いのかなー、いいつけちゃうぞー、黒川パパに、慰女ちゃんが」鏡桜 英瀬「なんだか、黒川さんご苦労様です」黒川 海虹霧「私の理解者は鏡桜さんだけよ」鏡桜 英瀬「とりあえず、テーブルに移動しましょうか」黒川 海虹霧「そうね」黒川 慰女「私、ママがウッズくれないと、テーブル行かない」丸山 閉錠「慰女ちゃん、閉錠がお祭りに連れて行ってあげるから」黒川 慰女「・・・うん、ぐすっ、わかった、テーブル行く」

こうして、鏡桜 容姉達は、テーブルに座った。

鑑桜 英瀬「慰女ちゃんは普段どんな生活送ってるの?」黒川 慰女「普段はね出栗とか、ジルーノーダーキングとか、かな」丸山 雫「英ちゃん考えてみてよ、乱舞類から帰ってきたらそんなに、遊ぶ察知なくて、すぐに寝なきゃ次の日遅刻するじゃない?」鏡桜 英瀬「それもそうですね」黒川 海虹霧「そんなことより、良かったら冬休みにこのへ鯛でどこかに旅行に行きませんか?」丸山 閉錠「それ、いいアイデア閉錠もみんなでいきたーい」鏡桜 英瀬「容姉と一緒に旅行しようかなと思ってるんです」黒川 海虹霧「なら、そこにみんなで行きましょうよ、進級テスト頑張ったお祝い()ねて」丸山 雫「それいいわね」黒川 慰女「それいいね、私目途(めど)(とん)にある西城(さいじょう)に行きたいなっておもってるの」鏡桜 英瀬「あら、なんて偶然かしら旅行先がまさにそこにいこうとしてたの」黒川 海虹霧「それじゃ、決まりですね、少ない人数より大人数で行ったほうが楽しいですし、何よりろ年のときに友達と一緒に出掛(でか)けれるなんてそうそうありませんから」

鑑桜 容姉達は朝ご飯を食べ終わった。

鑑桜 容姉「ねぇこのへ鯛でヘープやらない?」

ヘープとは愛英の人気スポーツの一種のことである。

丸山 閉錠「いいね、私もやりたい」丸山 雫「賛成ー、ヘープ楽しいもの」

つづく

あとがき

休載のお知らせ

再来週から2週間に渡って休載させていただきます。ご愛読いただいている方に大変ご迷惑をおかけいたしますことをお詫び申し上げます。少しリラックスする時間をください。

連載の再開は7月14日になります。

話は変わりまして、察知の花第10話~「風呂渡(ふろと)」~まで誤字、脱字、の修正および本来の物語から著しく変わってしまう文章について改変を行いました。

創種 夕沙

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ