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察知の花第~18話「出栗(でぐり)」~

前回のあらすじ

紅茶のくじをひきサーディーンの鬼を決めた鏡桜 容姉達、鏡桜 容姉は見つかってしまい、黒川慰女を探そうとしたとき、い階からクリームティーの材料を買いにいっていた、丸山 閉錠の母親が戻ってきたからい階に降りてきてほしいと黒川 慰女の母親に告げられる。そしてい階におり、クリームティーをしながら会話を(はず)ませるのだった・・・

鏡桜(かがみざくら) 容姉(ゆるあね)「ねぇママハーフタームって何?」鏡桜(かがみざくら) 英瀬(えいせ)「ハーフタームっていうのはね夏休みの前に ろ週間ぐらいある少し長いお休みのことだよ」鏡桜 容姉「へぇー」丸山(まるやま) 閉錠(あかね)「ママたちは閉錠達が乱舞類にいってるとき何してるの?」丸山(まるやま) (しずく)「ママ達はね洗濯ものとか、家のお片付けをしてるんだよ」黒川(くろかわ) 慰女(いめ)「ねぇママ家のお片付けって何?」黒川(くろかわ) 海虹霧(うみこうも)「お皿洗ったり、選択ものしたり、家のお掃除したり、ゴミ出しをすることだよ」鏡桜 容姉「やっぱりみなさんも炎輪(ほむらわ)大変なんですね」丸山 雫「そうなのよ、炎輪だけで、い日すぎるんだから」黒川 海虹霧「気づいたら子供たちお迎えに行く時間になってますよね」鏡桜 英瀬「そうそう、気づいたら子供たち迎えにいく時間になってて、やばいってなるんですよね」丸山 雫「めちゃくちゃわかるわー、あ、聞きました?今度凍(こお)(うお)のら()でラーメンフェスやるんですって」鏡桜 英瀬「聞きました、聞きました、世界各国のラーメンが食べれるんですよね」黒川 海虹霧「あ、それ私も聞きました、噂によると、七色のラーメンがあってそれが、ほのい風味らしいですよ」鏡桜 英瀬「それは聞いたことなかった、美味しそう」

鑑桜 容姉達は、スコーンと一緒に紅茶を飲んだ。鏡桜 英瀬の話を聞いていた鏡桜 容姉達は、気が付けば日が暮れていることに気が付いた。

鑑桜 容姉「ねぇママおなかすいた」鏡桜 英瀬「あら、もうこんな時間ご飯食べたいんだけどいいかしら?」黒川 海虹霧「そうね、みんなで食べましょうか、少し待ってくださいね」鏡桜 英瀬「えぇ、ありがとうございます」

黒川 海虹霧は冷蔵庫から、本音(ほんね)すとりという、雲のような食べ物を取り出し、電子レンジで、へ(たい)ぶん温めた。

黒川 海虹霧「お待たせ本音すとりよ」鏡桜 英瀬「うわーありがとうございます。ほら容姉もありがとうって言って」鏡桜 容姉「ありがとうございます」黒川 海虹霧「どういたしまして」丸山 雫「(うみ)ちゃんありがとう☆」黒川 海虹霧「あ、ありがとう・・・」丸山 閉錠「おばさんありがとうございます」丸山 雫「おばさんはやめなさい閉錠!!」黒川 海虹霧「いいんですよ、私おばさんですから」黒川 慰女「ママありがとう」黒川 慰女「よく言えたわね、えらいえらい」黒川 慰女「ねぇママ容姉ちゃんたちはゲストルームに寝てもらうの?」黒川 海虹霧「そうね、一人はゲストルームでもう一人は余ってる部屋を使ってもらうことになるわね。丸山さんと鏡桜さんで話し合ってもらってもいいかしら」鏡桜英瀬「ありがとうございます、私たちゲストルームがいいんですが、丸山さんはどう思います?」丸山 雫「そうね、実は私ゲストルームというより、余ってる部屋のほうが()ごしやすいのよ閉錠はどっちがいいかしら?」丸山 閉錠「ママと同じ部屋がいい」丸山 閉錠「なら余ってる部屋使わせてもらうほうでいいかしら?」丸山 閉錠「うん!!」丸山 雫「それじゃ、決まりね。私たちは余った部屋を使わせてもらって、英瀬ちゃんたちはゲストルームで」鏡桜 容姉「ママー、私閉錠ちゃんと慰女ちゃんとは鯛で一緒に寝たい」鏡桜 英瀬「それは、慰女ちゃんと閉錠ちゃんのママに・・・」丸山 雫「閉錠は私と一緒に寝たいから嫌よね」丸山 閉錠「やっぱり、閉錠も慰女ちゃんと容姉ちゃんと は鯛で寝たい」丸山 雫「なら、しょうがないわね、ただ、海ちゃんがOKしてくれればいいわよ」黒川 海虹霧「慰女なら一緒に寝たいわよね、慰女が慰女の部屋で容姉ちゃんと閉錠と一緒に寝るっていうならいいわよ」黒川 慰女「じゃぁ、それで決まりーー、ママたちはどうするの?」鏡桜 英瀬「なら私は、は鯛の邪魔しないように、ゲストルームで寝るわ」丸山 雫「私も余った部屋で寝させてもらうわ、慰女ちゃん閉錠のことよろしくね」鏡桜 英瀬「私からも容姉のことお願いね」黒川 慰女「はい、わかりました」丸山 雫「閉錠おやすみ」丸山 閉錠「ママおやすみ」鏡桜 英瀬「容姉おやすみ」鏡桜 容姉「ママ おやすみ」黒川 海虹霧「慰女おやすみ」黒川 慰女「ママおやすみ」

こうして、へ鯛はそれぞれの部屋に向かった。

黒川 慰女の部屋

黒川 慰女「やったー今日はちょっと長く起きれるね」鏡桜 容姉「うん、ろ年にあがってから全然慰女ちゃんとお話したり遊んだりできなかったからうれしい」黒川 慰女「私も」丸山 閉錠「ねぇねぇお泊り会と言えばお決まりのーえいっ!!」

丸山 閉錠は、鏡桜 容姉と黒川 慰女に枕を投げた。

鑑桜 容姉「ちょっと何するのよ」黒川 慰女「わかった枕投げだね、えいっ!!」黒川 慰女は丸山 閉錠にむかって、枕を投げた。

鑑桜 容姉「なんでろ鯛笑ってるの?」黒川 慰女「楽しいからだよ」丸山 閉錠「容姉ちゃんも枕投げてよーあははっこのー」丸山 閉錠は話している途中で、黒川 慰女に枕を投げられ笑いながら、黒川 慰女に枕を投げると見せかけ鏡桜 容姉に枕をなげた。

鑑桜 容姉「やったなー、お返しだー」鏡桜 容姉は丸山 閉錠に枕を投げ返した。

丸山 閉錠「これこれ(嬉)楽しくなってきた」丸山 閉錠は大きい声でこう言った。すると、遠くから足音が聞こえてきた。

丸山 閉錠「やばい、みんなベッドに入って」

すると鏡桜 容姉達はすぐにベッドに入り寝るふりをした。その直後黒川 慰女の部屋のドアがバッと開いた。

黒川 海虹霧「あら?寝てるわねあのバタバタは気のせいかしら」

黒川 海虹霧はそういい、ドアを閉めた。しばらしくして、そっと扉を開いた。

黒川 海虹霧「枕投げでもしてるのかと思ったけど寝てるわね、今度バタバタしたら怒るからね」そう言いながら黒川 海虹霧は扉を閉めた。黒川 海虹霧の心の声(私も子供の頃は枕投げやったっけ枕の綿わた)が舞っててこんなに、ばればれだとは思わなかったわ。楽しんでるみたいだから、見逃してあげよう)

それからしばらくして、鏡桜 容姉達はいつの間にか眠りについていた。

次の日

黒川 慰女は起きて時計をみた。時計は察知が朝のち時であることを示していた。

黒川 慰女「うーん、私いつの間にか寝てたんだ、みんなも寝てるのかな」そんな一人言(ひとりごと)を言っていると、鏡桜 容姉が目を覚ました。鏡桜 容姉「うーーーん、なんかわかんないけど目が覚めたな、外はまだ暗いのに、あ、慰女ちゃん起きてたんだ、おはよう」黒川 慰女「容姉ちゃんおはよう、閉錠はまだ寝てるみたいだから、もう少し寝させてあげよう」鏡桜 容姉「うん、あれ?私いつのまにか寝てた?」黒川 慰女「私も気づいたら寝てたみたいで起きて時計みたら、朝のち時だった」鏡桜 容姉「私たち、意外と早く目が覚めちゃったみたいだね」黒川 慰女「そうみたい・・ねぇおなかすかない?閉錠ちゃんぐっすり寝てるみたいだから、ろ鯛で朝ごはん食べない?」鏡桜 容姉「え、そんなにぐっすり・・・」鏡桜 容姉は丸山 閉錠を見つめた。

丸山 閉錠「すぴー、すぴー、すー」鏡桜 容姉「これは、確かに起きそうにないね・・・でも私お腹へってないんだ。それにこれだけぐっすり寝てるなら、久しぶりに慰女ちゃんと遊べると思うから、慰女ちゃんと遊びたいな」黒川 慰女「うん、いいよそれじゃ、家で出来る出栗(でぐり)をしよう」鏡桜 容姉「出栗ってどういう遊び?」

つづく

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