察知の花~第118話「ハルキャット対ンルブニー(グランデ)」~
前回のあらすじ
凍る魚にある、パブ「テムスティア」に行きヘープを観戦しようとすると、そこには無を知る梅乱舞類の同級生や鏡桜 容姉の友達が集まっていた。そこで鏡桜 容姉達は彼女の友達と話し一緒に損具でヘープの試合を見ることになり、ハルキャットの特徴を解説の江櫛 波風が説明するのだった
実 況「なるほど、露山選手はそれに気づいたのか技を出しましたね」露山 原薔薇「アウスィッキ!!」実 況「露山選手がアウスィッキというと、薔薇の香りが周りに広がり、薔薇の香を嗅いだ妖精たちは動きが鈍くなっています」江櫛 波風「スピードが特徴のハルキャットに対してはこれ以上ない、良い技ですね。ハルキャットの一部の選手の動きが遅くなるだけでもンルブニーの選手がいくらか有利に働きますね」実 況「ここでハルキャットのイープスがンルブニーの多治 母名島選手をタッチしました。それをやばいと感じたのがハルキャットの選手も技を出すようです」江櫛 波風「当然ですね、技には技が聞きますから」ジーメック「モフトンプ!!」江櫛 波風「強風がヘープのグラウンド内に吹き荒れます、これはハルキャットのジーメック選手の仕業で、モフトンプは強風を起こす技です」実 況「強風によってハルキャットの選手の動きもンルブニーの選手の動きも風に流されて早くなっています、この風を利用してンルブニーの株村 茄子吉選手が、ヘープの汽車に一気に近づきました。当然ハルキャットの選手も強風に流されていますので、ハルキャットの選手のスピードも速くなります。ヘープの汽車に一気に近づいたンルブニーの株村 茄子吉選手ですが、ハルキャットのダウノ選手にタッチされました。これに続いてンルブニーの番和選手、露山選手、リーマ選手が、ハルキャットのイーブス選手、ニーング選手、スタローン選手にタッチされました」江櫛 波風「一気にンルブニーの選手が動けなくなりましたね、今ンルブニーで動ける選手は、へレイヨード選手ただ いです。ンルブニー側はエースの露山選手と、リーマ選手が動けなくなったのは相当な痛手ですね。それにへレイヨード選手は犬の妖精ですからね、ここからどう挽回するんでしょう」へレイヨード「プルボーン!!」実 況「どうやら技を出した用ですね、突如としてへレイヨード選手の周りに子犬が現れました、これには私実 況も心が洗われます」江櫛 波風「なるほどプルボーンは子犬を誕生させる技です、へレイヨード選手の周りに子犬を誕生させることで、タッチされるまでの察知を稼ぐようです」実 況「おっと私としたことが実況を忘れていました、それでは実況を続けます。おっとこの時点でヘープの汽車の音が鳴ったようです」江櫛 波風「もうそんなに察知が進んでいたんですね、面白いヘープだと本当に察知が短く感じます」実 況「それでは ほ分後お会いしましょう」鏡桜 容姉「慰女ちゃん、閉錠ちゃん、心美ちゃん、前半あっという間だったね」紅茶 心美「うん、すごい攻防だったね」黒川 慰女「私思ったのがさ、私たちだったらあんな、すごいヘープできないよね」丸山 閉錠、紅茶 心美、鏡桜 容姉「わかるー」丸山 雫「そうようね☆」丸山 閉錠「ママ(怒)」丸山 雫「はいはい、ごめんなさい」鏡桜 容姉「みんなはどの選手が好きー」実 況「もまもなく後半が始まります」黒川 慰女「容姉ちゃん、もうすぐ後半始まるって」鏡桜 容姉「あー、聞けなかったー」実 況「前半ンルブニーは い点も点を取れませんでした」江櫛 波風「どうなんでしょうね、ンルブニーは守備が固いチームで有名です、もしかしたら引き分けるかもしれません、ンルブニーの守りが勝つか、ハルキャットのスピードが勝つかこの試合は見どころが多くなりそうです」実 況「ヘープの汽車の汽笛が鳴ったため、ンルブニー対ハルキャット後半の開始です!!いきなり、ハルキャットのスタローン選手が、ヘープの汽車をタッチしそうです」江櫛 波風「当然ンルブニーは い点も取らせられないので技が出るでしょう」ンルブニー「ンルブニー!!」実 況「おっといつのまに、ンルブニーの選手が集まっていたのでしょうか、ここでチーム技です」江櫛 波風「なるほど、確かに守りのチームと言われるゆえんの技ですね、ンルブニーのチーム技は空間を入れ替える技です」実 況「空間を入れ替える?」江櫛 波風「つまりは土の場所と芝の場所があった場合に土の場所と芝の場所を入れ替え土を芝に、芝を土にする能力です」実 況「なるほど、どうやらヘープの汽車の場所ごとグラウンドの外の近くに移動していますね、これでは意味がないのでは」江櫛 波風「おそらく考えがあってのことでしょう」リーマ「某望遠!!」実 況「なるほど狙いはこれでしたか、リーマ選手の某望遠によって、ハルキャットの選手が、グラウンドの真ん中に移動しハルキャットの選手はヘープの汽車から遠ざけられました」スタローン「くっそーーー!!!」実 況「スタローン選手はヘープの汽車にタッチするまであと いミリだったので悔しがっているようです」江櫛 波風「当然ですね、このぎりぎりの戦いがヘープの魅力でもあります」実 況「さすがハルキャットのエースです、アシェ選手がいつの間にかヘープの汽車にタッチしようとしています。しかし、守りの固いンルブニー、ンルブニーのエース露山選手はそれを読んでいました」アシェ「グアラーデ!!」江櫛 波風「アシェ選手はスピードの妖精です。グアラーデは、一時的に妖精の動きを素早くする能力です」露山 原薔薇「アウスウィッキ!!」江櫛 波風「でましたね本日 ろ鯛の技です」イープス「グランデ!!」江櫛 波風「イープス選手は星の妖精で、グランデは星座をつなぐことで、それぞれの星座に対応した魔法を使える能力です、今回はいて座の星座を結んだようです、いて座の星座を結ぶと物や妖精を引き付ける魔法が使えます、今回の対象はヘープの汽車のようです」実 況「ここでハルキャットのエース、アシェ選手がヘープの汽車にタッチしたためハルキャットの勝利だー」ハルキャットのファン「わぁぁぁーーー」実 況「ハルキャットのファンの歓声があがります」




