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察知の花~第111話「優雅(ゆうが)」~

前回のあらすじ

数学の授業が終わった後、音楽室でちくわについて学び、ちくわを演奏する練習をするために、妖密庭園に移動する鏡桜 容姉達だった。

音好(おとよし) 多師(おおし)がちくわの一番左のボタンを押すと妖密庭園(ようびつていえん)に い のガーデンライトが現れそれが赤色に光りドラゴンのようなそうじゃないようなギャォーという音が鳴った。

音好 多師「そして左から ろ鯛のボタン」音好 多師が左から ろ鯛のボタンを押すと同じように音が い 高く鳴りライトの色も透明になった

音好 多師「ここから低い順にピンク、紅茶、蜜柑(みかん)の色になります。それではみなさんも一番低い赤色の音から弾いてみてください」鏡桜(かがみざくら) 容姉(ゆるあね)「楽しそう―、ねぇねぇ心美(ここみ)ちゃん達も一緒に弾こうよ」紅茶(こうちゃ) 心美、丸山(まるやま) 閉錠(あかね)「うん」

鏡桜 容姉達はまずはじめちくわの一番左のボタンを押したするとドラゴンのようなそうじゃないような低いギャオーという音が鳴るとともに妖密庭園にある一部のガーデンライトが赤色に光った。

丸山 閉錠「わぁ、すごいすごーい本当に音が鳴ったー」紅茶 心美「次は私も」紅茶 心美はちくわの一番左からろ鯛のボタンを押した。するとさっきより一段階高い音が鳴り、同じように光は透明色に光った。

紅茶 心美「すごい・・です」丸山 閉錠「こんどは閉錠が弾いてみる」丸山 閉錠がちくわの一番左からは鯛のボタンを押すとさっきより一段階高い音が鳴り、妖密庭園の いのガーデンライトがピンク色に光った。丸山 閉錠「わぁ、すごいすごーい閉錠にも弾けたー」蓬クラスの い「せんせーい ちくわってみんなで弾けるんですかー」音好 多師「もちろんです」蓬クラス「やったー」紅茶 心美「今度はみんなで弾こうー」鏡桜 容姉、丸山 閉錠「うん」鏡桜 容姉達はちくわの一番右からろ鯛のボタンを押した。するとさっきより い 高い音が鳴り妖密庭園の い のガーデンライトが紅茶色に光った。

鏡桜 容姉「最後は蜜柑色♪」鏡桜 容姉がちくわの一番右のボタンを押すと、妖密庭園の い のガーデンライトがさっきより い 高い音と共に蜜柑色に光った。鏡桜 容姉「わーいわーい、私にも弾けたー」

音好 多師「それでは蓬クラスのみなさんには い 通り音程を引いてもらったので簡単な演奏をしてもらいます。まずは聞いてもらいましょう」

妖密庭園のガーデンライトの光が赤色とピンク色が ろ鯛、紅茶色、その次にまた赤色とピンクがろ鯛、透明、赤色、蜜柑色、連続でピンク色、紅茶色、ピンク色の順番、また連続で紅茶、ピンク、透明、ピンク色、連続で蜜柑色、また連続でピンク、透明、赤、次に赤、透明、ピンクの順、次にろ鯛蜜柑色、次に連続でピンク、透明、ピンク、紅茶、次に蜜柑、赤、次に連続でピンク、赤の順がろ鯛、次に紅茶、最後に連続でピンク、赤の順が続いた後ピンクと赤が同時に光りながらそれぞれに対応する音が鳴った。

鏡桜 容姉「なんか乱舞類のチャイムに似てない?」紅茶 心美、丸山 閉錠「確かに―」音好 多師「鏡桜さん良いところに気が付きましたね、そうです、これは()()(ばい)乱舞類のチャイムにもなっている優雅(ゆうが)という曲です。次回はこれを途中まで引いてもらいます。ちくわのライトをもう一度妖密庭園に照らすともとの庭園に戻ります。それではみなさんちくわの音を鳴らす上のボタンをおしてください、これが庭園を楽器にしたり、戻したりするボタンです」

蓬クラスは音好 多師のいう通り、妖密庭園を照らしもとの庭園に戻した。

音好 多師「これで、演奏したボタンを押してみてくださいすると何も起きないはずです」

蓬クラス全員が演奏するボタンを押しても何もお起きなかった。

音好 多師「それではちくわを回収します」音好 多師はちくわを回収した。

音好 多師「これで い 時間目の授業は終わりです、次の蓬クラスの授業は、理科です」

休み時間及び教室の移動時間

鏡桜 容姉「さっきの音楽の授業楽しかったねー」紅茶 心美「うん」丸山 閉錠「まさかちくわで乱舞類のチャイムが聞けると思ってなかったよー」

理科室

雛菊(ひなぎく) 理香(りか)「今日は木が動く現象について学んでもらいたいと思います。それではまず緑板(りょくばん)をご覧ください」

緑板が映像に変わり木が勝手に動く現象(げんしょう)が映った。

雛菊 理香「この現象は・・・」

つづく

あとがき

思いの他、音楽の授業の話に力が入りすぎて、このくらいしか書けませんでした。もうまもなくいつもみてくださっている方に向けて期間限定初期の構想を見せれる範囲で公開しようと思っています。続報を活動報告含めてお待ちください(><)

創種 夕沙

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