察知の花〜第101話「雲スープ」〜
前回のあらすじ
鏡桜 容姉達は前回西城に来た時に出会った憧れのお姉さんがいた、西城の入口近くのケーキ屋さんに行った。その後、鏡桜 容姉はもう少し黒川 尉女と一緒にいたいとわがままを言いパイナップルが気になる光景を見るのだった。
鏡桜 容姉「尉女ちゃん見てー、パイナップルが木に変わっていくー」黒川 尉女「本当だー不思議ー」鏡桜 容姉「こっちに本が木に変わる不思議なものもあるよー」黒川 尉女「なにそれー、あ、こっちにも電車が木に変わっていくー」鏡桜 容姉「すごいすごーい、色んなものが木に変わっていくー」ここは様々なものが木に変わっていくツリーアイランド。
鏡桜 英瀬「すごーい、西城にこんなところがあったなんて」黒川 海虹霧「まったくです」ツリーアイランドの老婆「ほっほっほっお気に召したかなここは、ツリーアイランド」鏡桜 英瀬「ツリーアイランド?」ツリーアイランドの老婆「そうじゃ、ここはのうはるかさんざん年の昔からあるお店なんじゃよ」黒川 海虹霧「さんざん年も前から!?」ツリーアイランドの老婆「そうじゃ、じゃがな西城はこのお店が出来てから出来たんじゃよ」鏡桜 英瀬「そんなことって、まさか」鏡桜 容姉、黒川 尉女「ママ、なんでそんなに驚いてるの?」ツリーアイランドの老婆「そりゃ驚くじゃろうな見ての通り西城は海の上に出来ておる、じゃが出来る前となるとこのお店は誰にも知られず、さんざんねんここに存在することになるんじゃ」鏡桜 英瀬「私聞いたことあるわ西城には子供達に楽しいものを見せて子供達の魂を奪っていくお店があるって」黒川 海虹霧「私もその話を聞いたことがあります。もしかしたらこの老婆」ツリーアイランドの老婆「ほっほっほっばれてしまっては仕方がないお主らも魂になってもらおうかのう」赤ちゃん「そうはさせるか」黒川 海虹霧、鏡桜 英瀬「えー(驚)赤ちゃんが老婆を殴ったー(驚)」ツリーアイランドの老婆「お、お前さんは正義の妖精、赤ん坊になってもそこまでの力を持っておるとは」鏡桜 英瀬、鏡桜 容姉「正義の」黒川 海虹霧、黒川 尉女「妖精?」赤ちゃん「わしから説明しよう、わしの持つ能力の い は魔法使いの能力を半減させる能力じゃ」ツリーアイランドの老婆「ほっほっほっこの地に足を踏み入れたが最後誰も逃さんよ」鏡桜 英瀬「尉女ちゃん、容姉ちゃん逃げて!この人絵本に出てくる空に住む悪い魔法使いよ」鏡桜 容姉「え、悪い魔法使い?尉女ちゃん一緒に逃げよう」黒川 尉女「うん!」
鏡桜 容姉達は鏡桜 英瀬の言う通り全力で逃げた。
赤ちゃん「あやつは、わしをこんな姿にした悪者じゃ」鏡桜 英瀬「今気づいたけどなんで い の赤ちゃんが喋れるの?」赤ちゃん「そんなこと今は気にしておるべきではない、あの魔女の能力が半減しておるうちにさっさと逃げるぞ」鏡桜 英瀬「それに今こんな姿にって」赤ちゃん「とにかく逃げんとお主らもわしと同じ目におうてしまう」黒川 海虹霧「ここは喋る赤ちゃんの言う通りにしましょう」鏡桜 英瀬「そうですね、とにかく逃げましょう」赤ちゃん「あやつの魔力の範囲はツリーアイランドの中だけじゃそこさえ抜けてしまえば」鏡桜 英瀬「それはいいけどなんか、立体迷路になってない?」赤ちゃん「そりゃそうじゃあの魔女は子供の魂を奪って若さを保っておるんじゃからのう」鏡桜 英瀬「あなたってもしかして、本当はおじいちゃん?」赤ちゃん「勘が鋭くて助かるわいそういうことじゃ」黒川 海虹霧「うそ!?そんなことできるのは老人の妖精くらいじゃ」赤ちゃん「あやつは魔女じゃ妖精ではない、故に全ての妖精の能力を持っておると考えたほうがいい」黒川 海虹霧「なにそれ、そんなの逃げきりようがないじゃない」赤ちゃん「じゃからわしがおるんじゃ、わしは正義の妖精でもあり魔法使いじゃからな、とにかくわしがあの魔女を魔法で止めている間に逃げるんじゃ」鏡桜 英瀬「やっぱりあなた空の上の木の実の絵本に出てくるもとごえくんね」赤ちゃん「やはり勘づいておったか、そうじゃわしはもと見習い魔法使いのもとごえじゃ」ツリーアイランドの老婆「逃がすか(魔法の技名)」もとごえ「させぬわリフレクト」ツリーアイランドの老婆「なにわしの魔法が跳ね返された」もとごえ「今のうちにお主らある程度飛べるか?出口は西城の橋の入口じゃ」鏡桜 英瀬「私達は大丈夫、ただ霊古土達が」もとごえ「まぁ気合いでなんとかすることじゃ」
こうして、なんとかツリーアイランドの巨大な立体迷路を抜けた鏡桜 容姉達は西城の駐車場に戻ってきた。
鏡桜 容姉「よかったー、乱舞類で飛ぶ練習してたおかげで橋渡れた」黒川 尉女「うん、乱舞類って大事だね」
鏡桜 容姉達の車の中
鏡桜 容姉「ねぇ、ママ絵本の中の妖精って本当にいるものなの?」鏡桜 英瀬「えぇ、私も驚きよ」黒川 尉女「あの妖精達って何者なの?」鏡桜 英瀬「私も現実にいるのは驚きだったけど空の上の木の実に出てくるみならい魔法使いよ」鏡桜 容姉「私ママにそのえほんのお話聞かせてもらったけど途中で寝ちゃったから分かんない」鏡桜 英瀬「私も途中までしか読んでないの」黒川 尉女「私何回もママにそのえほん読んでもらったから分かるよ、最後にね木の実さんは悪い魔法使いに死の魔法をかけられてたことが分かるんだ、そのあと悪い魔法使いともとごえくんがどうなったか分かる妖精はいないんだって」鏡桜 英瀬「まさか、あのえほんが実話だったなんてね」
凍る魚 鏡桜家の家の前
黒川 海虹霧「ここまで尉女をありがとうございました」黒川 尉女「私容姉ちゃんの家に泊まりたいー」黒川 海虹霧「ということなので今度……」黒川 尉女「嫌だー、今日がいい」鏡桜 英瀬「それなら、お互いにやりたいことがあると思うのでヘープが始まるときに一緒に損具でヘープの観戦しませんか?」黒川 海虹霧「尉女それでいい?」黒川 尉女「うん!!」
こうして黒川 尉女達は一度自分の家に帰った。
鏡桜 容姉「ねぇ、ママ」鏡桜 英瀬「なーに?」鏡桜 容姉「今日のお昼何?」鏡桜 英瀬「そうねー、容姉も今日のお昼一緒に作る?」鏡桜 容姉「うん」鏡桜 英瀬「今日はふんかふんすいと雲スープを作るわよ、作り方は簡単よ西宮に琴牙を塗るだけやってみて」鏡桜 容姉「うん!!」鏡桜 容姉が西宮に琴牙を塗るともくもくと雲スープができあがった。
鏡桜 容姉「わー、すごいすごーい、あっというまに出来たー」鏡桜 英瀬「簡単でしょ」鏡桜 容姉「うん!!」鏡桜 英瀬「それじゃ今度はふんかふんすいを作ってみましょうか、ふんかふんすいは三水の宮にこの調味料を塗るの塗ってみて容姉」鏡桜 容姉「うん!!」鏡桜 英瀬「次にこうやって切り込みを入れる、そして、容姉三水の宮を叩いてみて」鏡桜 容姉「うん!!」鏡桜 容姉が三水の宮を叩くと三水の宮が膨らんだ。
鏡桜 容姉「うわー、すごいすごーい」
つづく




