察知の花〜第100話「パイナップルが木に変わっていく」〜
前回のあらすじ
鏡桜 英瀬は黒川家といっしょに西城に泊まることになった経緯を回想したのだった
翌日
鏡桜 容姉「うーーーん」鏡桜 容姉は伸びをして起きた。黒川 慰女「容姉ちゃんおはよう」鏡桜 容姉「慰女ちゃんおはようーーー、今日ケーキ屋さん行きたいんだー」黒川 尉女「私もそこ行きたーい、容姉ちゃんのママなら良いよーって言ってくれるんじゃないかな」鏡桜 容姉「そうだね」
そういう話をしていると、黒川 海虹霧と鏡桜 英瀬が起きてきた。
鏡桜 英瀬「おはよう、容姉、尉女ちゃん」黒川 尉女「おはようございます。あの」鏡桜 容姉「ママー今日ケーキ屋さん行きたい」鏡桜 英瀬「それいいわね」黒川 海虹霧「あら、おはよう」鏡桜 鏡桜 容姉「おはようございます」黒川 尉女「ママおはよう」鏡桜 英瀬「おはようございます」黒川 海虹霧「おはようございますー」鏡桜 英瀬「寝起きで悪いんですけど容姉たちがケーキ屋さんに行きたいって言ってて付き合っていただけますか?」黒川 海虹霧「もちろんです!!私も行きたいですもん」
こうして、鏡桜 容姉達は西城の入口近くにあるケーキ屋さんへとやってきた。
西城の入口近くにあるケーキ屋さん
黒川 尉女「すごい、すごーいケーキが亡くなったり、増えたりしてるー」鏡桜 容姉「ここはね、私の憧れの人と話した場所なんだ」黒川 尉女「あこがれ?」鏡桜 容姉「うん!!」黒川 尉女「どんな人が憧れなの?」鏡桜 容姉「私の憧れの人は泣いてる子を助けて、周りを見れる人、その人とここで会ったんだ。ものすごく優しくて、綺麗で、かっこよかった」黒川 尉女「いつか私も会いたいよ」鏡桜 容姉「きっと会えるよ」黒川 海虹霧「そろそろお開きにしましょうか」鏡桜 英瀬「そうですね」鏡桜 容姉「いやだー、もう少し尉女ちゃんと回りたいー!!」鏡桜 英瀬「うーん、それじゃあ尉女ちゃんに私達の車に乗ってもらう?」鏡桜 容姉「うん!!」黒川 海虹霧「私 い ですか?寂しいんですけど」鏡桜 英瀬の心の声 (一緒にと思ったけど私達の車みんな乗れないわよね。どうしようかしら)黒川 海虹霧「それじゃあ、もうすこし尉女達に付き合いましょうか」鏡桜 英瀬「そうですね」鏡桜 容姉「やったー、尉女ちゃん行きたいとこある?」黒川 尉女「私の行きたいところかー、ここ回りたいかも」鏡桜 容姉「うん、回ろう」
鏡桜 容姉達はフェリーの上にあるような所狭しと並ぶ商業施設を回った。
鏡桜 容姉「尉女ちゃん見てー、パイナップルが木に変わっていくー」黒川 尉女「本当だー不思議ー」鏡桜 容姉「こっちに……」
つづく




