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きっと大丈夫さ

 空気がないし暗黒すぎて不安を掻き立てる大宇宙を、神話になりつつある伝説的な宇宙一最強で最高峰の戦士であり魔法使いでもあるラクトン・BLUE・龍神・メロンクリームソーダ・ミルクが、朝の7時20分にオールディーズ並みにノスタルジックなピンク色した愛宇宙船、ファンタジー・ドラゴン号を1人気ままに操縦しちゃってる。(説明しよう。目的地はラルルラボン惑星から3500万キロ(正確には3587万キロなのだ)離れた『混浴温泉惑星』だ。ファンタジー・ドラゴン号なら30分、いや、20分、いや待てよ、15分くらいで着いちゃう近距離感満載の位置に混浴温泉惑星があるので楽しく標準を定めちゃって移動しているのだ。余裕の要因でね。あはっ、余裕のよっちゃんでね。

 

 読者の皆、以前にさ、「ワープブルー」というワープでファンタジー・ドラゴン号は宇宙空間を自由自在に移動していたんだけどね、操縦の上手さのお陰もあり、約7777サスランポンチ巣も余っていたのを覚えてるかい?

 

 実は「ワープブルー」よりも『とある高性能なワープ機能』を使えばさ、ビックらこくぜ。更に大幅にサスランポンチ巣が減ってしまうけども、そうだなぁ、大体ね、たぶん5000サスランポンチ巣くらいにまでは減少するけど、確実に『混浴温泉惑星』に短時間で行けるのだよ。噂だけど約7、8分くらいで3500万キロを完全走破して、あっさり到着するみたいなんだわ。あはははは。凄くてビビったべ? 早いからビビったべ? 皆、ビビんなや~、ビビんなってば。 

  

 果たして『とある高性能ワープ機能』の名前とは一体何なのか? 

 

 あらかじめファンタジー・ドラゴン号には『とある高性能ワープ機能』は装備されているのだろうか?

 

 キャプテン・ミルクは49世紀に流行ったシャンソン歌手の脱水佳奈(だっすいかな)さんがヒットさせた懐メロのシャンソン・ソング『私のことをさ、サクランボよりストロベリーと呼んでよ。ふざけて私を沢庵(たくわん)って呼んだらさ、あんたの事をさ、薄らハゲって呼んじゃうからね』の鼻歌を歌いながら優雅にファンタジー・ドラゴン号を操縦している。

 

 利便性を考慮して、そろそろ『とある高性能ワープ機能』があれば果たして使うのだろうか? 

 

 キャプテン・ミルクの部屋に宇宙一の美少女、美しい女である人気No.1のスーパー・トップ・アイドル、愛星・サマー・えりかちゃんと、そのマネージャーさんの彩月(さつき)をラルルラボン惑星から、一旦、引き離す形でも大丈夫なのかな? 

 

 キャプテン・ミルクは勝手に操縦しているように見えるが絶対的にファンタジードラゴン号の持ち主だから操縦が許されちゃっているのだ。

 

 実はキャプテン・ミルクはめちゃめちゃ宇宙船の運転が上手い。キャプテン・ミルクは、昔、おっと、待ってくれ。この話はいずれね)

 

 キャプテン・ミルクの免許証について話さねばならない。実はキャプテン・ミルクが持っている宇宙船の免許証の期限は無限だったりもするのだった。

 

 宇宙警察署に行って免許証の更新は一切する必要はなし。視力検査も、なぜかいつも無愛想で無表情に写される免許証の写真撮影も宇宙警察署でしなくていい。

 

 交通マナーのビデオ(説明しよう。あえて宇宙警察署ではビデオテープによっての講習があり基本的なマナーとなっているのだ。つまり温故知新なのだ。今後、再びビデオテープがムーブメントを起こすか? と言われたら、起こらないと断言しちゃう。にゃはははは)を1時間、違反なしの優良なら30分も黙ってビデオで特訓する。

 

 もちろん、キャプテン・ミルクはビデオで特訓したりの講習もなし。マジで宇宙船の免許証は有効期限が無限。

 

 「さてスピードアップしちゃおうかな~?」とキャプテン・ミルクは言って『メロンアイスバー』を食べた。(説明しよう。最近、宇宙ではメロンアイスが流行っている)

 

♪ピップィプィー♪

♪ピップィプィー♪

 

 突然、対向宇宙船がファンタジー・ドラゴン号とすれ違う時にライトを点滅させながらクラクション・ハクション・コンチクションを鳴らした。(説明しよう。『クラクション・ハクション・コンチクション』とは宇宙船に付いている警告音だ。21世紀の車にあったクラクションをイメージしたら分かりやすいと思う)

 

 キャプテン・ミルクは対向宇宙船の操縦者に向かって『通話式型通りテレパシー』を送った。

 

 『誰だ? なんだ? どうした?』とキャプテン・ミルクは言った。

 

 『あれま、その声はやっぱりキャプテン・ミルクでないかい? 俺だよう。チチポレショだびよ。懸玉(けんたま)チチポレショだびよ』とダミ声のおっさんは言った。

 

 『えっ!? 懸玉か? マジで懸玉チチポレショか? いやぁ~、久しぶりだな』(説明しよう。懸玉チチポレショはトマトチャン惑星に住む農業をしている気のいいおっちゃんのことだ。無農薬野菜を作り続けて10年。今から2年前、キャプテン・ミルクは、たまたま立ち寄ったトマトチャン惑星の野菜市場にて出会ったそうだ。何でまた野菜市場に行ったのかはシチュエーションを知らないため不明である)

 

 『キャプテン・ミルク、久しぶりだびな。偶然だびよ~』

 

 『本当だな。こんなバカでかい宇宙で会うなんてな。驚いたよ。懸玉よ、農業の仕事の方は上手くいっているのかい?』

 

 『順調だびよ。最近、なすびとキャベツが美味しいだびよ。さつまいもや白菜、ニンジンも育って美味しいだびよ』

 

 『後で野菜を買うからファンタジー・ドラゴン号に届けてよ』

 

 『分かったびよ。キャプテン・ミルクよ、何が欲しいんだい?』

 

 『キャベツとほうれん草と、ブルーベリーはあるかな?』

 

 『あちゃちゃちゃちゃ~。キャベツとほうれん草はあるけんどもよ、ブルーベリーは切らしてる』

 

 『あらま。じゃあ、夏だからさスイカは?』

 

 『あちゃちゃちゃちゃちゃちゃ。あちゃちゃちゃちゃ~。切らしてるぅー。ごめんご。売れちゃったわ』

 

 『メロンは?』

 

 『あるよ。メロンは大量に育ちまくった。需要供給がバカデカイからね』 

 

 『懸玉よ、じゃあ懸玉メロンの方を50個買うよ』

   

 『毎度あり~。ありがとうございます。キャプテン・ミルクよ、おでが作った懸玉メロンはオリジナルのブランドだびよ。懸玉メロンの宣伝を更に広めたい。たくさんの宇宙人たちやHUMANたちに懸玉メロンを食して欲しいんだびよ。懸玉メロンのテーマソングも作ったからね、近々売り込んでCMにも出たいだびよ。懸玉メロン、懸玉メロンを1つよろしくだびよ。キャプテン・ミルク、後でファンタジー・ドラゴン号へ懸玉メロンを50個、いやオマケをしちゃうよ~、懸玉メロンを60個持ってきちゃう。値段は友達価格で安くするだびよ。後で抜群に美味しい懸玉メロンを持ってくるわ』

 

 『懸玉よ、ありがとう』

 

 『いいって、いいって。偶然に感謝だびよ。あっ、そうだびよ。クラクション・ハクション・コンチクションを鳴らしたのはよう、「この先でな、検問があるから気をつけろ」と知らせた合図なんだわ』と懸玉チチポレショは言った。

 

 『検問?』

 

 『この先、100キロ行った辺りでな、盛大な検問をやっている』

 

 『何でまた?』

 

 『キャプテン・ミルク、たぶん、アレじゃないのかな?』

 

 『アレって?』

 

 

 

 

 オープニングテーマソング

 

『最高にイカしたクールなハンサムマンのあんちくしょう☆キャプテン・ミルクの楽しい大冒険☆』

 

 作詞 蒼井真ノ介

 作曲 蒼井真ノ介

 編曲 蒼井真ノ介

 歌  えりかちゃん




宇宙に行こうよ 

宇宙の果てにはさ

光の壁があるって話よ

ツルッと光よりも輝く

あんちくしょうに夢中よ

あたい月よりアイツ好きさ 

あたい星よりアイツ好きさ

 

あたいナウい船長と

ナウい宇宙船の持ち主の

あんちくしょうがさ 

とぅきでぇ~す(好きで~す)

 

痒い背中に孫の手が欲しい

痛いお尻に座薬と塗り薬よ

朝から晩まで歌っている鳥

お願いシャラップだい!

 

好きなあいつに付きまとい

好きなあいつに睨まれて

好きなあいつにドキドキ

ラブレターをあげちゃった

偶然のフリして

無理矢理鉢合わせたのさ

 

恥ずかしいけどもさぁ

あたいのLIFEは色々と初体験の連続だい!

 

ファンタジードラゴン号『ワオッ』

ファンタジードラゴン号『ワオッ』

 

我らの我らの我らの我らの我らの我らの我らの我らのキャプテン・ミ・ル・ク~☆

 

 

 

 『アレはな、なんだか、黄色いヘルメットを被った全裸のおっさんがよう、どっかの誰かの自家用宇宙船を盗んでヤンチャな暴走をしているみたいなんだわ。相手に見境なくよう、スピード競争を吹っ掛けてヘンドリモンドリを巻き上げてるみたいだびよ』と懸玉チチポレショは言った。

 

 『懸玉よ、何故、夏になるとバカと不審者が出るのか知っているか?』

 

 『キャプテン・ミルクよ、それは知らな~い』

 

 『俺も知らな~い』

 

 『じゃあ何で聞いたのよ?』

 

 『懸玉なら知っているかも、と思っただけさ』とキャプテン・ミルクは言ってニカッと笑ったがテレパシーなので顔は見えていない。

 

 『キャプテン・ミルクよ、これから何処さ行くだびよ?』

 

 『混浴温泉惑星だ』

 

 『えー、いいな、いいな、行きたいなぁ。仕事、サボろうかな?』

 

 『懸玉よ、バカを言うなってよ』

 

 『そうだな、腹を空かしたカミさんと子供5人が待っているからな』

 

 『懸玉よ、すごい数の子供さんたちだよな?』

 

 『キャプテン・ミルク、初めて出来た子供がおでが69歳の時だったからな、今、おでは79歳だべ? 急激にポンポンポンポン子供を生むカミさんにかなりビビっているんだわ。どわ、どわ、どわっはははは』

 

 『あははははは。めでたいじゃんかよ。懸玉よ、それもこれも懸玉メロンのお陰かもな。懸玉メロンには子供を授かる力があるかもわからないな』

 

 『嬉しい言葉だね。泣けちゃうよ』

 

 『じゃあ、懸玉チチポレショよ、後で会おう』

 

 『キャプテン・ミルク、引き留めちゃってスマンね』

 

 『構わんさ。懸玉よ、もし、ヘルメットだけ被った全裸のおっさんに会ったら懸玉チチポレショがヨロシクとだけ言っていたよと伝えておくよ』

 

 『どわっはははは。懸玉メロンを食べて賢くなれと伝えておいてよ』

 

 『了解』

 

 『キャプテン・ミルク、それとさ』

 

 『うん?』

 

 『愛星・サマー・えりかちゃんが所在不明というかさ、行方が分からなくなっちまったらしいんだよ』

 

 『ふ~ん』

 

 『変なプロデューサーが原因らしいよ。確かね、不履空羽とか言ったかな、懲役3500年だとさ』

 

 『ふ~ん』

 

 『まあ、キャプテン・ミルクはあんまりアイドルには興味がないでしょ?』

 

 『そんなことはないさ。俺も愛星・サマー・えりかは知っているよ』

 

 『大人気ですもんね』

 

 『懸玉よ、きっと大丈夫さ。愛星・サマー・えりかは無事だ。安全な場所にいる』

 

 『そうだと良いんですが』

 

 『それじゃ懸玉、後でな』

 

 『はい、よろしくお願いいたします』

 

 キャプテン・ミルクは冷や汗が出ていた。まさか近くに愛星・サマー・えりかがいるとは知らずに話す懸玉チチポレショの話に戸惑っていた。

 

 「検問か。黄色いヘルメットだけ被った全裸のバカ野郎には関わりたくないな」とキャプテン・ミルクは言ってファンタジー・ドラゴン号をブッ飛ばした。

 

 

 

 

 ☆続いちゃう

 

 

 エンディングテーマソング

 

『恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに』

 

作詞 蒼井真ノ介

作曲 蒼井真ノ介

編曲 蒼井真ノ介

歌  えりかちゃん



気持ちを抑えて

貴方を見つめると

涙が溢れてたまらんわ

好きな気持ちを隠して

辛くてもう嫌になるわ

 

お月さん

お月さん

応答願います

お星さま

お星さま

寂しくて参っちゃってさ

ねぇねぇ

私の話を聞いてくれる?

お願いします 

 

やけ食いしたら負けよ

夜食を我慢して

ダイエットしようかな?

ダイエットしてさぁ

絶対に綺麗になるからね

綺麗になってウホホホホ

 

負けてたまるかやったるで

甘いお菓子なんかにさ

こっちからバイバイキーン

本当にバイバイキーン

バイバイキーンのバイバイキーン 

 

好きな人を想いたいの

毎日抱きしめていたいの

貴方の笑顔を守りたいの

私は貴方が好きなのよ

ねぇ本気になってよ

こんにくしょう

私に振り向け振り向け

こんにくしょう

 

夜更かしばかりして

本当に困っちゃう~

 

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

 

それがあたいよ

あたいの姿なのよ

 

好きでぇ~す

エヘヘヘヘ

好きでぇ~す

ウフフフフ

好きでぇ~す

"LOVe"

 

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに~

 


いつもありがとうございます!

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― 新着の感想 ―
[一言] じつは☆続いちゃうも好きだけど(説明しょう…)も好きなのです!
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