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キャプテン・ミルクは素晴らしいリーダーさ!

早くも第3話を投稿しました。書いていて凄く楽しいです!『君が恋しくて-ラブソングを聞きながら君の姿を描きたい-』が終わってボンヤリしていましたが(笑)何だか明るい陽射しが来たような気がします。

 「おい! モモヒキ、モモヒキ、おい! 起きろよ!」キャプテン・ミルクは『スターレボリューション』という魔法を使って浴室に瞬間移動をした(説明しよう。『スターレボリューション』とはキャプテン・ミルクだけが使う事ができる最高級の魔法の事だ。あらゆる想念、思考、想像力、創造性、イマジネーションの厳選によって生み出すことを可能にした唯一無二の魔法なのだ。キャプテン・ミルクだけしかマスターしていないのだ)。

 

 湯船の中で寝ていたモモヒキ(さとし)は慌てて起きた。

 

 「キャプテン・ミルク、ちゃんと綺麗に肛門も洗いました」とモモヒキ聡は敬礼して言った。

 

 「わかった。モモヒキ、あと2分でラルルラボン惑星に着陸するぞ! 直ぐに服を着ろ! 着陸準備態勢をせよ!」

 

 「了解。あのう、キャプテン・ミルク?」

 

 「なんだ?」

 

 「ウンコまみれのパンツ1枚しか持参していなくて。替えがないんです」

 

 「なんだって!?」

 

 「すみません、キャプテン・ミルク……」

 

 「モモヒキ、あれほど言っただろうが! 『必ずパンツは1人5枚は持参せよ』とな!」

 

 「すみません」

 

 「モモヒキ、パンツを洗濯して乾燥機に入れたら早いだろうがよ?」

 

 「すみません、キャプテン・ミルク。あの洗濯機の調子が悪いところに物凄く硬いウンコが詰まって動かなくなりました。あとね、ニンジンとジャガイモが消化されてなくて、そのまま出ちゃって」

 

 「なに!? モモヒキ、あの洗濯機は俺の洗濯機だぞ! ウンコまみれだと!?」

 

 「すみません、キャプテン・ミルク。洗濯機を掃除したいけどウンコを触りたくないんです」

 

 「モモヒキよ、自分のウンコだろ? 自分のウンコなら大丈夫だから。自分のウンコなんだから、ちゃんとウンコの責任を持てよ!」

 

 「了解なり!」

 

 「早く、服を着ろ。パンツの替えは俺の替えで良いな?」

 

 「ちゃんと洗った綺麗なパンツなんですか?」

 

 「新品だ」

 

 「キャプテン・ミルク、ありがとうございます」

 

 

 

 オープニングテーマソング

 

『最高にイカしたクールなハンサムマンのあんちくしょう☆キャプテン・ミルクの楽しい大冒険☆』

 

 作詞 蒼井真ノ介

 作曲 蒼井真ノ介

 編曲 蒼井真ノ介

 歌  えりかちゃん




宇宙に行こうよ 

宇宙の果てにはさ

光の壁があるって話よ

ツルッと光よりも輝く

あんちくしょうに夢中よ

あたい月よりアイツ好きさ 

あたい星よりアイツ好きさ

 

あたいナウい船長と

ナウい宇宙船の持ち主の

あんちくしょうがさ 

とぅきでぇ~す(好きで~す)

 

痒い背中に孫の手が欲しい

痛いお尻に座薬と塗り薬よ

朝から晩まで歌っている鳥

お願いシャラップだい!

 

好きなあいつに付きまとい

好きなあいつに睨まれて

好きなあいつにドキドキ

ラブレターをあげちゃった

偶然のフリして

無理矢理鉢合わせたのさ

 

恥ずかしいけどもさぁ

あたいのLIFEは色々と初体験の連続だい!

 

ファンタジードラゴン号『ワオッ』

ファンタジードラゴン号『ワオッ』

 

我らの我らの我らの我らの我らの我らの我らの我らのキャプテン・ミ・ル・ク~☆




 キャプテン・ミルクはモモヒキ聡の肩を掴むと『スターレボリューション!』と叫んだ。キャプテン・ミルクとモモヒキ聡の体が白い輝きに包まれて目も眩む光の中に消えた。

 

 「皆の衆、無事にモモヒキ聡は生還したぞ。これで一安心だ。あはははは」とキャプテン・ミルクはモモヒキ聡を着陸準備態勢をする椅子に座らせて言った。

 

 「わ~い、さすが我らのリーダーでありハンサムボーイのキャプテン・ミルクだ!」と安堵した胸山豆子(むねやままめこ)が拍手して言った。

 

 「おい、モモヒキ、もう2度とウンコなんか漏らすなよ」とパステル純はガッツポーズの拳を見せて言った。

 

 「危機一髪ってところだったな。まったく、モモヒキの野郎はよ」とトムは胸を擦りながら顔をしかめて言った。

 

 「ウンコを漏らしたからってな、人を避けたり、卑屈になったらいけないよ」と青空ウイングス子さんはピースを見せて言った。

 

 「フフフフ。今度からは気をつけてね」とファンタジードラゴン号のアイドル顔負けの美少女、Sugar桜子ちゃんは微笑んた。Sugar桜子ちゃんはファンタジードラゴン号のメカニック整備士だ。

 

 「キャプテン・ミルク、そろそろ着陸します。椅子にお座り下さい」とファンタジードラゴン号の戦術・防災・武器担当責任者の月山コリーは言った。

 

 「よし、ありがとう。皆の衆、あと30秒でラルルラボン惑星に到着する! 気を付けろよ!」キャプテン・ミルクは椅子に座ると目を閉じた。

 

 ファンタジードラゴン号は多少の揺れはあったが、故障も損傷もなく無事にラルルラボン惑星の上空に浮かぶ形で到着した。

 

 ラルルラボン惑星は今から10年前に発見された新しい惑星だ。昔、人間は火星に移り住み地球と似た環境整備を繰り返して、火星を第2の地球として繁栄させた。ラルルラボン惑星は火星に似ていた。

 

 最初にラルルラボン惑星を発見した川島夢子(かわしまゆめこ)教授はここに住んでいるらしい。発見した当時の川島教授のインタビューによると「惑星の移住は人類にとっては単なる引っ越しと同じだ。より良い環境を求めて移住するのは人類の進歩に繋がる」と言っていた。キャプテン・ミルクはラルルラボン惑星の移住計画も極秘に進めていた。だが、何かが引っ掛かってもいた。

 

 ファンタジードラゴン号は静かにラルルラボン惑星の地面に着陸した。

 

「皆の衆、到着したぞ。地上に降りたら『(あたま)スカイ』を被れよ」(説明しよう。『頭スカイ』とは、自由に空を飛ぶことが出来るポピュラーな移動装置のことだ。厚みのある毛糸の帽子の形をしているのだ。ポピュラーゆえに値段も安い。もちろん、高いのもある。安いのは、大体、5000ヘンドリマンドリする。21世紀の日本円にすると5000円だ。50世紀の文明は素晴らしいなぁ)

 

 

☆続いちゃう

 

 

 

 エンディングテーマソング

 

『ララバイなんていやよ、私のあんたでいてよ』

 

作詞 蒼井真ノ介

作曲 蒼井真ノ介

編曲 蒼井真ノ介

歌  えりかちゃん

 

 

 

私の気持ちを知っていて

知らんぷりなんて酷いわ

私の愛はとてつもないのよ

脱臼だって 

痔だって 

骨折だって

胃痛だって

記憶喪失だって 

頭痛だって

1発でさ

治っちゃうんだから

 

ララバイなんていやよ、

私のあんたでいてよ

ララバイなんていやよ、

私の婚約者になってよね

プンスカプリリン

プンスカプリリン

 

せつなすぎるわよ

私の鯉

せつなすぎるのよ

私の故意

せつない胸が痛い

私の恋

 

ララバイなんていやよ、

私のあんたでいてよ

ララバイなんていやよ、

私の旦那になってよね


私の好きな人はあんただけ

あんたを好いとるのよ

好きなんだってばさ

好きなんだってばさ

本当にごめん

好きなんだってばさ

好きなんだってばさ

本当にLOVE

好きなんだってばさ

好きなんだってばさ

好きなんだってばさ~

 

 

 

☆速報☆

 

オープニングテーマソングの『最高にイカしたクールなハンサムマンのあんちくしょう☆キャプテン・ミルクの楽しい大冒険☆』とエンディングテーマソングの『ララバイなんていやよ、私のあんたでいてよ』が「歌好きランキング10」で1位になりました。この曲は、まだ発売されていませんが、凄まじい人気にトップアイドルの歌い手、えりかちゃんが驚いています。えりかちゃんからのコメントが届きました。

 

 

 「私、困っちゃう。たははは。信じられないけども信じちゃう。信じて良いのか分からなくなる怖さはあるけども、思いきって信じちゃう。1位になれて、とっても嬉しいです。発売されたら全国を回ってライヴしま~す。どうもありがと~う!」

ありがとうございました!

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― 新着の感想 ―
[良い点] くそう、くそうっ。いちいちしょうもない(褒め言葉)。モモヒキ、名前と思っていたらモモヒキ聡……うべしっ、やられたっ。なんだろうこの感じ。誰一人として名前にはツッコまず、淡々と織りなす展開が…
2022/03/25 16:01 退会済み
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