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泣いてません。もう涙は枯れ果てましたし

独占スクープ!!!!


地理丘乳首大学乳首山乳首校長先生乳首披露事件を乳首山乳首校長先生が自ら乳首を披露した理由を黒電話で本音で語る


文 フリージャーナリスト 柑橘漏らん


「300年もある伝統の地理丘乳首大学で校長先生自ら乳首をさらけ出すという事件が起こりましたが、今のお気持ちは?」柑橘漏らんは言った。


「好きで緑色の強力タイプの洗濯バサミを、自分のね、か弱くて、かりんとうよりも黒ずんた乳首に挟んでグランドを走り回ったんじゃないんですよ。勘違いしないでくださいね。仕方なく、無理やり、我慢して走り回ったんです。なぜかって? 地理丘乳首大学と可愛い生徒たちを守るためですよ!」と乳首山乳首は言った。


「何か理由があったんですか?」と柑橘漏らんは言った。


「3日前にね、幼なじみである親友の三半規管ジローくんと久しぶりに居酒屋でね、飲んだくれたんですよ。彼はね、教育思想委員会会長であり、マエバリ大学の校長先生でもあるんです。宴はさ、色んな話をしたんです。最初は楽しく話していたけど夜が深くなり酔いも深くなった丑三つ時辺りにね、ちょっとした諍いから大喧嘩に発展しちゃってね、まあまあの危険な夜になりましてね」乳首山乳首は言った。




  挿絵(By みてみん)

https://31064.mitemin.net/i781956/(作画 茂木多弥様)


  挿絵(By みてみん)

(作画 ひだまりのねこ様)


  挿絵(By みてみん)

 (作画 七海 糸様)


  挿絵(By みてみん)

 (作画 茂木多弥様)





◇回想 3日前の居酒屋『ここにいる奴らは屁こきだらけ』にて





「おい、乳首。ワシはね、ちみにアドバイスする。地理丘乳首大学なんてヤメてよ、地理丘ハイレグ大学に改名しろよ。ハイレグはいいぞ〜。涼しいカッコだぞ。男女共にハイレグでなければならない」三半規管ジローは言った。


「絶対にイヤだね」乳首山乳首は言った。


「イヤだねじゃねーよ。改名しろってよ」三半規管ジローは言った。


「ハイレグ大学なんてダサい。お前の大学に相応しいじゃないか。お前こそマエバリ大学からハイレグ大学に変えろ」乳首山乳首は言った。


「ワシはね、マエバリ大学から『泣いてません。もう涙は枯れ果てましたし大学』に改名するつもりだ」三半規管ジローは言った。


「な、な、なんだって?! もう1回言ってくれよ。なんだってえ?」乳首山乳首は言った。


「『泣いてません。もう涙は枯れ果てましたし大学』」三半規管ジローは言った。


「ようよう、麺。へい、麺。よう、麺。よーっ、麺。いい名前の大学だな! それよこせよ!」乳首山乳首は言った。


「ダメだ」三半規管ジローは言った。


「正直、地理丘乳首大学という学校名にも飽きてきたんだ。よこせ。その名前なら変えてやるから」乳首山乳首は言った。


「ダメなんだ。もう看板もできてるもん。教育思想委員会に届け出も出したし。再来週には認可されて改名を許可される見通しなんだ。これからは新しく『泣いてません。もう涙は枯れ果てましたし大学』として頑張りますから。正直ね、ずっとマエバリって名前の大学は辛かったんだ。全生徒がマエバリをして登校しなければならない校則が不憫でね。もっと生徒たちの背中を力強く押してあげたい」三半規管ジローは言った。


「具体的に、どんなマエバリなの?」乳首山乳首は言った。


「勘違いするなよ。マエバリって言ってもな、アダルトビデオの男優が股間に当てるようなマエバリのことじゃないからな。おでこにね、『頼むから勉強をヤラせてヤラせて。1回だけヤラせて。痛くしないから。あと1回だけ、最後に1回だけ7の段の掛け算をヤラせてヤラせて』というシールを4年間、おでこに貼る事をマエバリってな言うのさ」三半規管ジローは言った。


「うーん。実にいい言葉だな」乳首山乳首は言った。


「1回だけヤラせて。これは凄く力強い言葉だし、生徒の意識を改革する言葉だと思う」三半規管ジローは言った。


「『1回だけヤラせて。頼むからヤラせてヤラせて。凄くアソコが濡れてるよ。感じてるのかい? 入れていい? 頭に知識を入れても良いかい?』にしたほうがいいんじゃないのか?」乳首山乳首は言った。


「悪くないね」三半規管ジローは言った。


「『揉んでもいい? 柔らかいねっていわれるくらいに強く先っぽまで揉んでもいい? 痛くしないから。揉ませてよ。腱鞘炎にはさせたくないんだ』というシールも必要なんじゃないのか?」乳首山乳首は言った。


「それも良いねぇ」三半規管ジローは言った。


「『しゃぶってよ。唾液が出るまで激しくしゃぶってよ。オレンジ味のアメちゃんを舐めてエネルギーの補給だ』も良いかもな」乳首山乳首は言った。


「それも素晴らしいな。勉強すると頭のエネルギー消費が激しいからな」三半規管ジローは言った。


「うちの地理丘乳首大学もマエバリを校則に入れようかな〜?」乳首山乳首は言った。


「パクるな!!」


「わかったわかった」


「パクるなよ!!」


「わかったって」


「パクろうとしているな?」


「しないって」


「パクるんだろう? この泥棒!!」


「しないって!」


「決めた。地理丘乳首大学を廃校にする!!」三半規管ジローは言った。


「な、な、な、な、なんだって?!」乳首山乳首は言った。


「決めた。廃校にする。今まで、本当にお疲れ様でしたし、ご苦労さまでした。お前がパクるからいけないんだぞ」三半規管ジローは言った。


「パクってない! お前さん、酔っ払いすぎだよ!」乳首山乳首は言った。


「ワインのボトル2本、ビール8本、テキーラの瓶を2本、梅酒を5本飲んだだけで酔うわけないじゃろが!! オエッ」三半規管ジローは言った。


「ふざけんな!!」乳首山乳首は言った。


「そこまで言うならな、乳首を攻めに攻めて地理丘乳首大学のグランドを2時間走ったら廃校はしないでやる。お前は自分自身のよ、親からもらった乳首を攻めれるか? オエッ」三半規管ジローは言った。


「攻めれる! 俺は地理丘乳首大学の校長先生なんだぞ!! 俺の乳首は一流なんだ!! かりんとうよりも黒いけど一流なんだ!!」乳首山乳首は言った。


「よし、わかった。頑張れよ! オエッ」三半規管ジローは言った。


「ありがとう! 頑張るさ!! 走り通すからな! あはは。 廃校なんか大嫌いさ!」と乳首山乳首は言った。





    ◇回想終了◇





「生徒を守る! 絶対に廃校にしてたまるか! という思いで2時間もグランドを走ったんです。乳首は頑張ってくれました。僕の乳首は強いんです。とても負けず嫌いな乳首なんです」と乳首山乳首は言った。


インタビュアーのフリージャーナリスト、柑橘漏らんは泣いていた。



 

  

  ☆続いちゃう☆



   


  挿絵(By みてみん)

 (作画 七海 糸様)

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