アンコールに答えたキャプテン・ミルクです✨
https://31064.mitemin.net/i781956/(作画 茂木多弥様)
(作画 ひだまりのねこ様)
(作画 七海 糸様)
(作画 茂木多弥様)
「わあーい! キャプテン・ミルクは歌声も素晴らしいですじゃん! 素敵な歌詞が胸に響いて胸に残っているんです! 素晴らしいですじゃん!」ポップスメロン子は割れんばかりの盛大な拍手をした。
「あはははは。なんのこれしき。お粗末様でした。あはははは」キャプテン・ミルクは照れた。普通に照れた。
「お粗末様じゃないですよ! 素晴らしかったもん。決してお粗末様じゃないです。久しぶりにジャパン・ゴールデンウィークの文化に触れました。ありがとうございました」ポップスメロン子は優しく言った。優しいぞ、ポップスメロン子ちゃん!
「こちらこそありがとう。嬉ちー!」
「どうしようかな……。うーん」ポップスメロン子は何やら迷っていたし悩んだ。
「うん? どうしましたか?」
「えっ? い、いや、大丈夫です。うーん。どうしよっかなー」
「?」
「後々です」
「?」
「あのう、キャプテン・ミルク、他にも何かありますか?」
「あるさ。たんまりとあるよ。溢れるぐらいにあるしさ、もう食べれないよという腹いっぱいの感覚で、あるさ!」
「是非、聞かせてくださいな!」
「喜んで! エレベーターアクションという伝説のスパイゲームを御存知ですか?」
「知らないですぅ〜」
「イーサン・ハントが1番尊敬していると言われている腕利きのスパイが活躍するアクションゲームなんですよ」
「クソゲーですか?」
「いい質問だい! 微妙なところだが、決して情けないゲームではないのだ。俺が子供の頃に生協の2階にあるゲーム売り場で買ったゲームでもある思い出深きゲームなのだ。クソゲーという言葉では片付けられないくらいに、優しい思い出に浸れるゲームなのさ。つまり愛すべきゲームなんだい」
「是非、エレベーターアクションの歌を聞かせてくださいな!!」
「喜んで!! エレベーターアクションのメインテーマ曲に俺がオリジナルの歌詞を付けました。タイトルは『それは内緒の話だけれども(機密書類が欲しくって)』です! 10番まであります! では歌います!!」
○『それは内緒の話だけれども(機密書類が欲しくって)』
キャプテン・ミルクが、つまりは蒼井真之介が作詞した。
1
寝静まった丑三つ時
ずっと気持ちは張り詰めていた
頼まれたからやるしかない
本当はやりたくないんだけど
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
2
寝静まった丑三つ時
局地的に火花が散る
赤い閃光が辺りに舞う
躊躇うことは許されない
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
3
急に彼女に会いたくなる
孤独な心に灯りがつく
この仕事が上手くいけば
彼女を何処に連れていこう
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
4
傷だらけでも立ち向かうさ
きっと必ずやり遂げるさ
震える体をさすりながら
闇にうごめく奴等を撃つ
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
5
寝静まった丑三つ時
ずっと気持ちは張り詰めていた
頼まれたからやるしかない
本当はやりたくないんだけど
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
ギターソロを口で歌うキャプテン・ミルク 。
キュイン、キュイン、キュキュキュキュ、キュイン
キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュイン
6
寝静まった丑三つ時
ずっと気持ちは張り詰めていた
頼まれたけど迷っていた
本当は断るつもりでいた
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
キュイーンキュイーンキュイーンキュイーンキュイーン
7
寝静まった丑三つ時
何処かで誰かが寝ているのさ
僕は最近寝不足気味
頭を振ってやり過ごすさ
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
8
寝静まった丑三つ時
母の歌声が聞こえてきた
思わず母の面影を見た
あれから何年経ったのかな
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
9
寝静まった丑三つ時
今の自分を考えてみた
今さら因果は断ち切れない
運命に抗う事は無理さ
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
10
迷いを捨てろ自分を持て
自分を信じていくしかない
誰も悲しませたはくはない
孤独な男が夢見るのさ
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
サビの繰り返し
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
それは内緒の話だけれども
僕はかなり優秀な名のあるスパイ
「聞いてくれてThank you、ありがとう」とキャプテン・ミルクはウインクしながら言うとお辞儀をした。
「キャプテンミルク、あんたは歌の才能と作詞能力がある! どう? 私と組まない?」とポップスメロン子は自信有り気に言うとキャプテン・ミルクの手を取り大きく握手をした。
「はい?」何がなんだか分からないキャプテン・ミルクは、とりあえず、笑顔を浮かべた。
☆続いちゃう☆
(作画 七海 糸様)
歌詞は先ほど蒼井が3分で作ったよ。あはははは。懐かしいよね、エレベーターアクションはさ。いつもありがとうございます!




