悲しい、嫌な思い出、エトセトラ
https://31064.mitemin.net/i781956/(作画 茂木多弥様)
(作画 七海 糸様)
(作画 茂木多弥様)
「それでね、変なおっさんから仕方なく青い飴玉を手渡されてね……、それでよ」と父煮・チチチチチッ言った。
◇回想2始めるよん◇
「ほら。早くこの青い飴玉を食って味噌って」
「嫌ですよ。もの凄く青すぎます。合成着色料なんでしょ? 何なんですかこの飴は!」
「男のくせに飴玉も食えないとは情けない。それでも男かよ! ハハン」
「男だとか関係ないですよ」
「飴玉にビビってんのかよ。ダッセ」
「いやいや、おっさん、何言ってんの?」
「飴玉をナメんなよな! ハハン。飴玉を侮辱しやがってよ。ナメんな」
「じゃあそうします。舐めません」
「いや意味が違う。飴玉は舐めろや。だが飴玉をナメたらダメという話だし侮辱するなって話なのよ」
「じゃあね、変なおっさん」
「待てコラ! 逃げるのかよ! 飴玉を侮辱するなって!! 飴玉を舐めないで逃げるのかよ! 男のクセに飴玉にビビってやんのぉ! ダッセー奴! 飴玉を侮辱しやがってよ、さっきから侮辱しやがってよ。飴玉に謝れよな! 飴玉が可愛そうじゃないかよ! 飴玉に謝ってよう!」
「侮辱してないしビビってないし!」
「ビビってるべや!! 合成着色料の貧血気味な飴玉にさ、ひたすらビビってるべや!! ダッセー奴!! ハハン! ハハン! 侮辱ばっかりしやがってよ! 早く飴玉に謝れって!! 可哀相じゃないかよ! 飴玉がお兄さんに対して怯え始めているじゃないかよう!! よしよし大丈夫でちゅからね」と変なおっさんは言って青すぎる飴玉をあやし始めた。
「わ、わ、分かりましたよ! とりあえず、飴玉さん、ご、ごめんなさい。いただきます」
◇回想2おしまい◇
「と言ってしまい、青すぎる飴玉をなめちゃったんですよね」と父煮・チチチチチッは悔しそうに言ってちゃぶ台を叩いた。
「で、どうなったのさ?」とキャプテン・ミルクは新鮮で大きな鼻クソ取り出すとちゃぶ台の上に置いた。
◇回想3始まるよ◇
「酸っぱい飴玉ですね。しかもマズい」
「なんだとこの野郎めが! お前さっきから飴玉に対して侮辱ばっかりだな! いよいよムカついてきたわ! 小さい飴玉が一生懸命にさ『ナメてよ、早く私のアソコをナメてぇ。もう私のアソコ、こんなにベトベトになってるわ。早く私をナメてよ』と言って頑張っているのによう!」
「変なおっさんよ、何でそこまでムキなるのかわからないんだけど。あららら?! 何だか口の中の酸っぱさが全く取れないな?! ずっと、まだ酸っぱいんだけど?」
「もう一回、味を言ってみろ」
「めちゃくちゃ酸っぱい」
「やったねお兄さん、おめでとうございます。合格です。お兄さんは今日からスパイになりました。良かったね、お兄さん」と変なおっさんが言ったあと、突然、後ろからガタイのいい宇宙人3人が現れて、羽交い締めされて拉致されると気絶してしまったのです」と父煮・チチチチチッは言って泣き崩れた。
◇回想3終わりだよん◇
「つまり、父煮・チチチチチッは合宿免許を取りに行ったのに変なおっさんに騙されて拉致されてスパイになったということか?」とキャプテン・ミルクは言うと、ちゃぶ台の上にあるデカイ鼻クソを指でデコピンした。鼻クソは父煮・チチチチチッの黄色のフルフェイスヘルメットの横の部分に付着したが父煮・チチチチチッは気付いていなかった。
「その通りです」
「ふむー」
「しばらくして目覚めると僕は驚愕しました」と父煮・チチチチチッは静かな声で言った。
「どうしたんだ?」キャプテン・ミルクは言った。
☆続いちゃう☆
(作画 七海 糸様)




