父煮・チチチチチッの回想1
https://31064.mitemin.net/i781956/(作画 茂木多弥様)
(作画 ひだまりのねこ様
(作画 七海 糸様)
(作画 茂木多弥様)
「あれは僕が地理丘乳首大学3年生の夏の頃だった。僕は夏休みにスペース・ロケットバス・春風号に乗って蜜豆乳首銀河にある栄乳首惑星の栄乳首国に滞在していた。高校の修学旅行で栄乳首惑星の栄乳首国には行っていたので馴染みはあったんだ。ちなみに高校は樽山乳首高校だ。栄乳首惑星に滞在した理由は車の合宿免許に行くためだった。栄乳首国、栄乳首市にある老舗の紫乳首旅館に合宿していた。実は当時、車の免許がないのに先にバイトで貯めたヘンドリモンドリで車を買ってしまっていたんだ。早く免許を取りたくてプレッシャーを自分に与えたくてね。買った車はね、中古のアンティーク、クラッシック・カー、ジャパン・ゴールデンウィーク製の白のミニカエコノという車だ。値段は10万ヘンドリモンドリだったかな。いや8万ヘンドリモンドリだったかも。僕は標識の勉強をするために教習本を持って栄乳首国にある桜餅乳首公園で休憩していたんだ。自動販売機で最新作のジュース「桜色乳首ジュース」を買ってね、あまりの快晴にさにクラクラしつつ、「桜色乳首ジュース」を飲みながら芝生の上でウトウトしていてさ、晴れやかでね、夏の太陽がいっぱいでね、嬉しくて嬉しくてね。しばらく目を閉じて水着姿のお姉さんたちを脳裏に浮かべてエロティックな想像をしていたら突然視界が暗くなったんだよ。僕の前に人が立っていたからなんだ」と父煮・チチチチチッは言って一息ついた。
「いつだって若者は馬鹿者だらけで溢れている。若者というのはいつの時代も馬鹿で愚かなんだ。お前さんのことだよ。どうだい? 賢くなりたくないかい? 殺意に満ちたパン屋さんになりたくはないかい?」と変なおっさんが僕に言ってきたから驚いたよ。
「はっ? なんだって?」と僕は聞き返したさ。
「殺意に満ちたパン屋さん」と変なおっさんは言った。
「なんですかソレ?」
「嫌なら危険な香りがするマッチ売りの青年なんてのもある」と変なおっさんは言って上着のポケットから『Hotel チクビ』と印刷された小さなマッチ箱を取り出した。
「マッチいかがですか? マッチいかがですか? ほら、こんな風にして仕事をするんだよ」と変なおっさんは言って芝居がかった動きをした。
「やりませんよ」と僕は言って立ち上がると、その場を去ろうとした。
「待てよ。人が話しているときに無視するなんて失礼にも程がある。お前は生意気だな」と変なおっさんは言ってポケットから青い飴玉みたいなものを取り出した。
「これを食べて口をすぼめたら合格とみなす。君にできるかい?」と変なおっさんは言って青い飴玉を僕に手渡してきたんだ。
☆続いちゃう☆
(作画 七海 糸様)




