表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

250/306

宇宙ジャック

 挿絵(By みてみん)

https://31064.mitemin.net/i781956/(作画 茂木多弥様)


 挿絵(By みてみん)(作画 ひだまりのねこ様)


 挿絵(By みてみん)

 (作画 七海 糸様)


 挿絵(By みてみん)(作画 茂木多弥様)





只今、ムササビ・ジュニア号内にある用務員室にいるキャプテン・ミルクなのであります。遂にですけれどね、勝手に敵の本拠地に忍び込んで寛ぎに近い状態での追い込みぶりを発揮させておりましてね。かなりジャム将軍に迫っているんですよ。あのバカな独裁者、ジャム将軍にね。バカ丸出しの愚かな鼻クソ野郎。通称鼻クソ大統領、いや鼻クソ将軍かな。まあ鼻クソ大統領の方が合っているんだけどもさ。宇宙の独裁者ってね、基本的にウンコなんです。


『宇宙ジャック、宇宙ジャック。我は宇宙ジャック。こちら宇宙ジャック。あっ、あっ。マイクのテスト、「あはーん、うふーん」よし。マイクはOK。我は宇宙ジャックだ! 勝手に物語に忍び込んで話を逸らす男、ハマライ・アブラミだ! あだ名は宇宙ジャックです。本名のハマライ・アブラミで呼ばないでね。ダサいから。宇宙ジャックは蒼井真之介の小説をだ、novelジャックした。まはははは。まはははは。まーはははは! おい、タバコってね成分の中にウンコと全く同じ物質が入っているんですよ。本当に本当の話なんです。だからタバコを吸う愛煙家は口がもの凄く臭いんです。そこの君! 寢れないなら夜ふかしせよ。夜ふかしして色々と一人遊びをせよ。夜の街に飛び出して闇に紛れながら赤いネオンライトに顔を染めろ。それは血が通う夜更けさ。闇の孤独に命を見出すのさ。夜は形を複雑からシンプルに突き抜ける。誰もいない道で闇を切り裂くんだ。闇に紛れて立ち小便する勇気があるかないかを問いたまえ。ま〜っはっはっはっはっはぁ! ま〜っはっはっはっはっはぁ!』


さてさてさて。キャプテン・ミルクは自分の顔にかけた変装用の魔法のせいで顔全体がいずくて嫌になっちゃっていた。いずいのは辛い。いずくて、いずくて、ため息ばかりついちゃっていたのです。(説明すべす。ちゃんと説明すべす。あのー、いつも説明すている方はですねぇ、かかりつけのヤブ医者に行った所っすね、「ふーむ。見たこところ。あんたね、たぶん、股間のいんきんたむしだわ。たぶんだけどもね。よ〜し、ビデオで特訓、特訓ビデオ。今からね、緊急の脳神経外科的な手術します。やろうぜ手術! なぁ、やろうぜ! 脳外科の手術をすれば股間の痒みは治まるからさ! たぶんだけどもね。私はメスを持つオスになりたい」とヤブ医者に的確に誤診されてしまいましてね、めちゃめちゃ腹立ってしまい、ヤブ医者をボコボコに殴りつけてしまいましてね、ブタ箱に入居しているために、しばし、お休み頂いておりまっす。『あのヤブ医者め! 単なる扁桃腺の腫れの具合いを見てもらいに来たのにさ、いんきんたむしと誤診された挙げ句、何で脳外科の手術を勧めてくるのか分からない。私は潔白だ! 皆、すまぬ』と謝っていましたよ。


はい、ではね、『いずい』とはね、方言の言葉なんだべす。いずいはジャパン・ゴールデンウィークにある『デッカイ大ツイ』というデッカイ土地にあるナウい方言だべす。かつて『デッカイ大ツイ』は別の呼び方があったそうだべす。だけど50世紀の現在、記録に残っていないために、かつての呼び名は忘れ去られてしまったんだべす。ちなみに、私は、ちなみです。カサンドラ・ちなみ・V2です。バツ7の普通の元・主婦です。蒼井さんに頼まれたので仕方なく説明をしに来ました。でね、いずいの意味はっすね、『気分悪い』とか『嫌な感じ』とか『不快だな』という意味なんだべす)


『NEWオパイ−002143』


宇宙で軽トラックに乗って物干し竿を売りさばく黄色いフルフェイスヘルメットの男の指輪に刻まれた言葉が意味する事とはなんだろうか?


キャプテン・ミルクはへの字口で『NEWオパイ−00213』を見ていた。


「兄さんよ、さっき言ってたJAZZをどこで聞いたんだい?」と黄色のフルフェイスヘルメットの男はキャプテン・ミルクに脅すような口調で言った。


「お前よ、物干し竿を売るのはカモフラージュだろ?」とキャプテン・ミルクは無表情で鼻くそをほじりながら言った。キャプテン・ミルクは鼻くそを取るとちゃぶ台の足に付けた。


「お、お前。貴様は一体何だよ? 誰だ?」


「俺は正体を明かさない。明かすつもりはないと言っておく」とキャプテン・ミルクは鼻くそをほじりながら言った。


「人と話すときは鼻くそをほじらないでほしい」と黄色のフルフェイスヘルメットの男は控えめに注意した。


「こりゃ失敬。でもな、俺は鼻くそをほじりながら話すよ。鼻をほじるのを止めるつもりはない」


「チッ、生意気な奴だ。勝手にしろよ!」


「お前の名前は?」


父煮ちちに・チチチチチッだ」


「やはりそうか。お前が父煮・チチチチチッか?」


「ぼ、僕を知ってるの?」


「スパイだろう? 宇宙・モツァレラ・酸っぱい・スパイス・スパイ局の父煮・チチチチチッだろう? 聞いたことがあるから知っているよ」


「フルフェイスヘルメットなのに何故分かる?」


「小指の指輪の『NEWオパイ−002143』は秘密のコードだろう? 自分で彫らないといけない秘密の極秘コード。本当は『NEWスパイ−002143』のはず。自分で間違って『オパイ』と彫ったんだろう?」とキャプテン・ミルクは指を鳴らしながら言った。


「そうなんだよ。僕のミスさ」と父煮・チチチチチッはうつむいて言った。


「なんでミスったの?」


「彫っている時にさ、愛星・サマー・えりかちゃんのオッパイについて考えていたんだよ。えりかちゃんってね、めちゃめちゃ綺麗な形のオッパイなんだよね〜。えりかちゃんのオッパイ、オッパイって呟きながらね。『いやいや待てよ。スパイだろうが! 僕はスパイだろうが!』と何度も自分に厳しく言い聞かせながら結局はオパイと彫ってしまってた」と父煮・チチチチチッは悔しそうに言った。


「上官に『ミスったので指輪を交換してください』と頼んだけども断られた。『貴様なんぞはオパイで十分だ!! 煩悩野郎め!』とバカにされてしまったんだ。グスン」と父煮・チチチチチッは泣きそうになりながら言った。


「なるほどね。そして、JAZZだね」とキャプテン・ミルクは左肩を擦りながら言った。


「お、おい、待てよ。君は何者だ? な、なんで、JAZZを知っているのか聞きたい! 何故、そこまで知っているんだよ? 誰だよ!」


「言ったはずだ。正体不明として話をさせて頂いている」とキャプテン・ミルクは鼻クソを飛ばしながら言った。





 ☆続いちゃう☆





 挿絵(By みてみん)

 (作画 七海 糸様)

突然、宇宙ジャックされちゃったけど大丈夫です✨御心配おかけしちゃって。色々とあるけど時代は変わっていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ