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 「フハハハハハ、キュウリヅケンめ。毎回、毎回、適当に仕事をしやがって。何度も、何度も、ワシの命令を適当に流しやがって。お前の代わりはいくらでもいるんだ。フハハハハハ。所詮は単なるジャム軍団の下っ端の歯車にすぎない。フハハハハハ。ワシをナメるからこうなるんだ。フハッ、フハッ、フハッ、フハハハハハ。ウメ子、キュウリヅケンを処分せよ」狂気の笑いを見せたジャム将軍はチラミテュを食べながら嬉しそうにセリフを言った。

 

 「は、はい」ウメ子はキュウリヅケンの体を引きずっていった。

 

 「はーい、カット! キュウリヅケン、ウメ子、戻れ。お疲れ様。明日から次の撮影に入るぞ。キュウリヅケン、オモチャのレーザービーム銃、痛かったか?」

 

 「もちろん凄く痛いッスよ! 最近のオモチャって無茶な代物ばかりでマジで痛いんですよ! 勘弁してください。ジャム将軍、足を狙う約束でしょう? なんでお腹を狙うのよ?」

 

 「フハハハハハ、すまんすまん。暇だからよう、3人で映画を撮って遊んでいるけれどもよ。完成させたら本格的な映画館で公開しようぜ」

 

 「誰も見ないッスよ! こんな三流映画なんて」

 

 「凄く失礼な言い方だけども、それもそうだな。フハッ、フハッ、フハッ、フハハハハハ」ジャム将軍は楽しそうにオモチャのレーザービーム銃をキュウリヅケンに向けると撃ちまくった。

 

 「痛いってば! 止めてジャム将軍! 本当にジャム将軍ってさ恐ろしい男だなぁ」キュウリヅケンは逃げ回ったが、ジャム将軍は追いかけまくった。

 

 「食らえ! フハッ、フハッ、フハッ、フハハハハハハ」とジャム将軍は言って愉快に走り回りながらキュウリヅケンのお尻をカンチョーしまくった。

 

 「痛いってよ! 痛いってば! 痔なんです! 痔なんですってば! 痔が悪化する! 痔が悪化する! ジャム将軍、痔なんです!」とキュウリヅケンは言ってお尻をガードしながら逃げ回った。

 

 「あのう、私はウンコしてきます。ジャム将軍、まだトイレットペーパーはありますかね?」とウメ子は言ってトイレに行こうとした。

 

 キュウリヅケンを追いかけ回すのを止めたジャム将軍は「買い置きしたトイレットペーパーがある」と言って洗面所に行くと棚からトイレットペーパーを2個持ってきてウメ子に渡した。

 

 「御世話様です。ジャム将軍ありがとうございます」とウメ子は言ってトイレに行った。

 

 「そういえば、ジャム将軍、ラルルラボン祭りでトイレットペーパーが売っていましたが激安でしたよ」とキュウリヅケンは言った。

 

 「いくら?」

 

 「180ヘンドリモンドリでした」

 

 「安っ!!」

 

 「ねっ、安いでしょ?」

 

 「安いわ。ところでキュウリヅケン、ラルルラボン祭りはどうだった?」

 

 「いやぁ、可愛い宇宙人をナンパしようと思ったんですが、全然タイプがいないんで止めときました。ジャム将軍はどうでしたか?」

 

 「変な若造と揉めた」

 

 「どんな奴ですか?」

 

 「妙に気迫のある若造だったな。生意気な奴だった」

 

 「ジャム将軍、最近は無礼な若者が増えていますからね。気にする必要はないですよ」

 

 「それもそうだな。フハッ、フハッ、フハッ、フハハハハハ。もう2度と会うこともないし。ワシが誰だか知ったらマジでぶっ飛んで驚くべな。フハッ、フハッ、フハッ、フハハハハハハ」

 

 「そうですね。にょほほほほ、にょほほほほ」

 

 「あの若造、2度と会いたくないけどもね、また会ったらギャフンと言わせてやろうかな? フハハハハハハ、フハハハハハハ」

 

 「言わせてあげてくださいな。にょほほほほ、にょほほほほ」

 

 「あの若造め、ワシが宇宙一強いジャム将軍だって気付かずによ、ずいぶんとナメた真似しやがってよ。同じことを言うけど、ワシが誰だか知ったら本当に本当にぶっ飛ぶべな。フハハハハハハ、フハハハハハハ」

 

 「ジャム将軍、確実にそのバカ者は、ぶっ飛びますよ。まさにその通りですよ。にょほほほほ、にょほほほほ」

 

 「そうだよな? フハッ、フハッ、フハハハハハハ。ワシは宇宙一の悪い奴だからな。宇宙一の暴君、宇宙一の悪魔、宇宙一の悪党、宇宙一のワル、宇宙一の不良、宇宙一のツッパリ、宇宙一の大王だからな。フハハハハハハ」

 

 「そうですよ。にょほほほほ、にょほほほほ」

 

 「さてさて今何時だろうかな? 深夜2時を回ったところか。キュウリヅケン、ウメ子のウンコが終わったら、一旦、ジャム惑星に帰るぞ。『暗黒ワープ道』を使って帰るからな」とジャム将軍は言った。

 

 「ジャム将軍、わかりました」キュウリヅケン両腕を真横に開いて言った。

 

 あららら。ラルルラボン惑星を侵略しに来たという話は噂だったのか? それとも嘘だったのだろうか? とりあえず、ジャム将軍は『一旦帰る』と言ったので、また戻ってくる可能性が高いが、しかし。

 

 

 

オープニングテーマソング

 

『最高にイカしたクールなハンサムマンのあんちくしょう☆キャプテン・ミルクの楽しい大冒険☆』

 

 作詞 蒼井真ノ介

 作曲 蒼井真ノ介

 編曲 蒼井真ノ介

 歌  えりかちゃん




宇宙に行こうよ 

宇宙の果てにはさ

光の壁があるって話よ

ツルッと光よりも輝く

あんちくしょうに夢中よ

あたい月よりアイツ好きさ 

あたい星よりアイツ好きさ

 

あたいナウい船長と

ナウい宇宙船の持ち主の

あんちくしょうがさ 

とぅきでぇ~す(好きで~す)

 

痒い背中に孫の手が欲しい

痛いお尻に座薬と塗り薬よ

朝から晩まで歌っている鳥

お願いシャラップだい!

 

好きなあいつに付きまとい

好きなあいつに睨まれて

好きなあいつにドキドキ

ラブレターをあげちゃった

偶然のフリして

無理矢理鉢合わせたのさ

 

恥ずかしいけどもさぁ

あたいのLIFEは色々と初体験の連続だい!

 

ファンタジードラゴン号『ワオッ』

ファンタジードラゴン号『ワオッ』

 

我らの我らの我らの我らの我らの我らの我らの我らのキャプテン・ミ・ル・ク~☆

 

 

 

 ウンコを終えて戻ってきたウメ子はウンコした時の疲労感でグッタリしてしまいソファーに横たわった。

 

 「ウメ子、休みたまえ。結構、ウンコすると疲れるからな。よし、キュウリヅケン、ジャム惑星に帰るぞ」ジャム将軍は操縦席に座った。

 

 「ジャム将軍、了解しました! 『暗黒ワープ道』使用許可をお願い致します」

 

 「うむ。許可する。ボタン壊れたら困るから優しく押すんだそ。強く押したり16連射とか真似て押すなよ。分かったな?」

 

「はい、わかりました。ムササビジュニア号、『暗黒ワープ道』使用許可が入りました。発進!」とキュウリヅケンは言って赤いボタンを押した。

 

 

 

☆続いちゃう

 

 

 エンディングテーマソング

 

『恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに』

 

作詞 蒼井真ノ介

作曲 蒼井真ノ介

編曲 蒼井真ノ介

歌  えりかちゃん



気持ちを抑えて

貴方を見つめると

涙が溢れてたまらんわ

好きな気持ちを隠して

辛くてもう嫌になるわ

 

お月さん

お月さん

応答願います

お星さま

お星さま

寂しくて参っちゃってさ

ねぇねぇ

私の話を聞いてくれる?

お願いします 

 

やけ食いしたら負けよ

夜食を我慢して

ダイエットしようかな?

ダイエットしてさぁ

絶対に綺麗になるからね

綺麗になってウホホホホ

 

負けてたまるかやったるで

甘いお菓子なんかにさ

こっちからバイバイキーン

本当にバイバイキーン

バイバイキーンのバイバイキーン 

 

好きな人を想いたいの

毎日抱きしめていたいの

貴方の笑顔を守りたいの

私は貴方が好きなのよ

ねぇ本気になってよ

こんにくしょう

私に振り向け振り向け

こんにくしょう

 

夜更かしばかりして

本当に困っちゃう~

 

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

 

それがあたいよ

あたいの姿なのよ

 

好きでぇ~す

エヘヘヘヘ

好きでぇ~す

ウフフフフ

好きでぇ~す

"LOVe"

 

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに~


 

いつもありがとうございます。励みになります。これからもよろしくお願いします。また読みに来てくださいね!

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