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それぞれの思いを繋ぐ静寂の夜

 静寂の夜に高まる鼓動が煩わしい。遠足前のドッキンドッキンみたいな感じでキャプテン・ミルクはベッドの上に横たわっていた。

 

 ファンタジードラゴン号の夜間担当は月山コリーとトムと青空ウイングス子の3人に任せていた。

 

 キャプテン・ミルクは寝付かれないまま、ジャム惑星の独裁者、暴君、イカれたウンコ野郎、ジャム将軍のことについて考えを巡らせていた。噂ではジャム将軍の宇宙船はムササビジュニア号という戦闘力の高い宇宙船とのことだ。

 

 『ジャム将軍め、ムササビジュニア号だとぉ!? ふん、どれほど実力があるのかは分からないが俺のファンタジードラゴン号の方が間違いなくナウい。遥かにカッコいい。めちゃくちゃ強い。まあね、フフン、アレを使えば一瞬でムササビジュニア号を撃破することが出来るが、あまりにもアレなので、アレになると困るからアレを使うのは躊躇いがちになっちゃうよ。アレを使うべきかアレを使わないべきか、それがアレだから難題だ。なんてさ。アレを無闇に使うのはアレだしアレを誇示するために、アレを見せ付けるために、アレを使うのはアレだから、アレゆえに気が引けてしまう。アレこれ迷うよりも、アレをあれっ? って気楽な気持ちで使うのも悪くないかなとは思うさ。思うけどもさ、アレだからなぁ~、アレを使うのはアレたがら迷う』とキャプテン・ミルクはあれこれ考えてパンツ一丁の姿で『常に乳まみれたい』を飲んだ。

 

 ファンタジードラゴン号の個室の部屋に曲角ペペは宿泊した。『先ほど『宇宙モッツァレラ・酸っぱい・スパイス・スパイ局 秘密特捜部第1エリートスパイ部』の第一本部長チンチコ・ペン氏からテレパシーが届いた。シャーベット軍がラルルラボン惑星の近くで攻撃態勢万端で待機準備をしているとのことだ。いつでも攻撃できるから早く退避せよ、との命令だった。僕は『キャプテン・ミルクに会い、ファンタジードラゴン号に乗船していること』を伝えたら、『ペペ、なんだって!? あの伝説の宇宙戦士、キャプテン・ミルクに会っただと!? おまけに宇宙史上最高、最強の宇宙船、ファンタジードラゴン号にいるだと!? ウソをこくな!! ウソをこくなってよ!!』とチンチコ・ペン氏は怒鳴ってきやがった。『キャプテン・ミルクとは幼なじみなんです』と正直に言ったら『ペペ、ウソをついたら泥棒の始まりなんだぞ。ウソをこくな! ウソをこくなってよ!!』と全く信じちゃくれなかった。チンチコ・ペンめ。偉そうなブタ野郎め。とにかく、キャプテン・ミルクにこの事を話さなければならない』と曲角ペペは思いながらパンツ一丁の姿でスクワットをした後に、キャプテン・ミルクと会って全てを伝えた。

 

 『サイボーグだって人を好きになる権利があるわ。キャプテン・ミルク、イカす。凄くイカすman。私の物にしたい』とレッド明凜は考えながら曲角ペペの傍で充電していた。

 

 『ウフッ。愛星・サマー・えりかちゃんが近くにいると考えただけでも幸せよ。お仕事の邪魔はしないから、えりかちゃんに一目会って感謝を伝えたいな』と同じく別の個室の部屋で愛星・サマー・えりかちゃんの写真を見つめながら椎名ユズキは思った。

 

 『久しぶりの再会だけど、まだ僕には気付いていないみたいだな。愛星・サマー・えりかちゃんのNo.1会員証が欲しいな。椎名ユズキめ、羨ましい』とパステル純は考えながらトレーニング室でランニングマシンを走っていた。

 

 

 

 オープニングテーマソング

 

『最高にイカしたクールなハンサムマンのあんちくしょう☆キャプテン・ミルクの楽しい大冒険☆』

 

 作詞 蒼井真ノ介

 作曲 蒼井真ノ介

 編曲 蒼井真ノ介

 歌  えりかちゃん




宇宙に行こうよ 

宇宙の果てにはさ

光の壁があるって話よ

ツルッと光よりも輝く

あんちくしょうに夢中よ

あたい月よりアイツ好きさ 

あたい星よりアイツ好きさ

 

あたいナウい船長と

ナウい宇宙船の持ち主の

あんちくしょうがさ 

とぅきでぇ~す(好きで~す)

 

痒い背中に孫の手が欲しい

痛いお尻に座薬と塗り薬よ

朝から晩まで歌っている鳥

お願いシャラップだい!

 

好きなあいつに付きまとい

好きなあいつに睨まれて

好きなあいつにドキドキ

ラブレターをあげちゃった

偶然のフリして

無理矢理鉢合わせたのさ

 

恥ずかしいけどもさぁ

あたいのLIFEは色々と初体験の連続だい!

 

ファンタジードラゴン号『ワオッ』

ファンタジードラゴン号『ワオッ』

 

我らの我らの我らの我らの我らの我らの我らの我らのキャプテン・ミ・ル・ク~☆

 

 

 

 ラルルラボン惑星にある国の1つ『オッパリン国』の首都『オペペン市』から南東20キロ離れた砂漠地帯の場所にある巨石や岩石の狭間に巨大な洞窟があった。ジャム将軍が乗るムササビジュニア号は洞窟内に隠れていた。

 

 「ラルルラボン惑星か。フハハハハ。過ごしやすい惑星だな。別荘みたいな惑星にしちゃおう。フハハハハハ」ジャム将軍はチラミテュ(説明しよう。かつてジャパンゴールデンウィークでブームになったティラミスの姉だ。正確には義理の姉だ。仲は良いらしいから一安心だ)を食べながら寛いでいた。

 

 「ジャム将軍、失礼しても良いですか?」ムササビジュニア号のレーダー担当のキュウリヅケンが言った。

 

 「キュウリヅケン、なんだ?」ジャム将軍はチラミテュの御代わりを召し使いの田和部ウメ子に頼んだ。

 

 ジャム将軍、キュウリヅケン、田和部ウメ子。この3人しかムササビジュニア号に乗船していなかった。

 

 約30万人の兵士がいると言われているジャム将軍の組織にしては実に寂しい数だった。

 

 「ジャム惑星から兵士が乗った宇宙船が間もなく到着予定です」キュウリヅケンは両手を横に開いて話した。この妙なスタイルはジャム将軍に対しての敬礼だった。

 

 「そうか。キュウリヅケンよ、今回は簡単な任務だから約5000人の兵士が来る手筈だよな?」ジャム将軍は田和部ウメ子の持ってきたチラミテュを受け取ると、にこやかに食べはじめた。

 

 「それが、そのう、今回は急な話でしたので準備が行き届かず、すみません、20人しか乗っていません」キュウリヅケンは怯えながら言った。

 

 「少な!! キュウリヅケンよ、お前のせいだぞ!! お前が悪い!! ナメるな!! 死刑だ!!」とジャム将軍は叫んでキュウリヅケンにレーザービーム銃を撃った。

 

 キュウリヅケンはお腹を押さえて倒れてしまった。

 

 キュウリヅケンは既に息絶えていた。

 

 

 

☆続いちゃう

 

 

 エンディングテーマソング

 

『恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに』

 

作詞 蒼井真ノ介

作曲 蒼井真ノ介

編曲 蒼井真ノ介

歌  えりかちゃん



気持ちを抑えて

貴方を見つめると

涙が溢れてたまらんわ

好きな気持ちを隠して

辛くてもう嫌になるわ

 

お月さん

お月さん

応答願います

お星さま

お星さま

寂しくて参っちゃってさ

ねぇねぇ

私の話を聞いてくれる?

お願いします 

 

やけ食いしたら負けよ

夜食を我慢して

ダイエットしようかな?

ダイエットしてさぁ

絶対に綺麗になるからね

綺麗になってウホホホホ

 

負けてたまるかやったるで

甘いお菓子なんかにさ

こっちからバイバイキーン

本当にバイバイキーン

バイバイキーンのバイバイキーン 

 

好きな人を想いたいの

毎日抱きしめていたいの

貴方の笑顔を守りたいの

私は貴方が好きなのよ

ねぇ本気になってよ

こんにくしょう

私に振り向け振り向け

こんにくしょう

 

夜更かしばかりして

本当に困っちゃう~

 

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

 

それがあたいよ

あたいの姿なのよ

 

好きでぇ~す

エヘヘヘヘ

好きでぇ~す

ウフフフフ

好きでぇ~す

"LOVe"

 

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに~

 

いつでどうもありがとうございます。励みになります。これからも応援を宜しくお願いします。また次回お会いしましょう!

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