サウナで叫んだ
https://31064.mitemin.net/i781956/(作画 茂木多弥様)
(作画 ひだまりのねこ様)
(作画 七海 糸様)
「ジャム将軍」
「なんだ?」
「あのう、あ、あ、改めて、お、お願いがあります」
「何だ?」
「ジャム将軍の影武者になりたいです! 1軍の影武者として働きたい。これほど瓜二つなら世間を騙せます。お願いです。影武者らせて! 頑張りますから!! 影武者らせて、影武者らせて、影武者らせてぇ〜!」
「ダメだ!!」
「な、な、な、何でですか? こんなに瓜二つなのに何でですか!!」
「まずな、背が高すぎるし乳首の色と形が違いすぎるからだ。ワテはヒヤシンスみたいなナイーブな色した可愛いピンク色の乳首だが、カラマリヤスイ・チンゲイル川上はバッテラみたいな色だろう? ワテはバッテラが大嫌いなんだ!! 1番の問題は乳首の形だ。右の乳首が陥没しているだろうが。ワテの乳首は陥没乳首じゃない。乳首の形が違うし色彩が違う。バッテラとヒヤシンスの色彩は対極的な色だ。えっ?! あらららら?」
「ど、どうしました? ジャム将軍?」
「なんかデジャブしてる」
「ジ、ジャム将軍、なにがですか?」
「なんか今ね凄くデジャブっぽい」
「き、気のせいですよ」
「いやいや、気のせいじゃないね。まさに今はデジャブだわ。同じ会話を何処かでした」
その時だったのだったのでした。
「ジャム将軍、ちょいとお話があるんですよね。こちらへ来てください」と家来のチンチロユランがサウナ室の扉を開けて顔だけ出して言った。
「分かった。ちょっと外す」とジャム将軍はカラマリヤスイ・チンゲイル川上に言うとジャム将軍はサウナ室から出てきた。
「話って?」
「実はですね、先ほど、大浴場に設置されている防犯カメラの『密やかミカちゃんでちゅ。ヨロチクね』を見たんですよ」
「それで?」
「ヤバイです」
「何が?」
「カラマリヤスイ・チンゲイル川上の奴がですよ!」
「何で?」
「ちょっと、監視カメラ室に来てくださいよ」
『わたち、ミカちゃん。今から映像を流すぞっ。わたちの全てをじっくり見てね。ウフフフフ』と防犯カメラの『密やかミカちゃんでちゅ。ヨロチクね』は言った。
ジャム将軍は腕組みしながら防犯カメラの映像を見ていた。
映像はカラマリヤスイ・チンゲイル川上に激しく暴行されているジャム将軍の痛ましい姿がハッキリとモザイク無しで無修正で見えていた。
「ねっ、酷いでしょ?」とチンチロユランは言った。
「確かに酷いけど暴行された記憶がない」
「ジャム将軍、そりゃそうですよー! 頭を蹴られたら誰でも記憶が飛びますよ!」
「うーん」
ジャム将軍は神妙な顔をして唸った。
「うーん。補欠の影武者クセに生意気だな。よし、チンチロユランよ。奴を殺せ。お前に任せたぞ」とジャム将軍は言って紫色のバスローブを着ると鼻の穴から大根ジュースを出して飲み干した後に鼻の穴から大根パイを取り出して食べ終えると鼻の穴から大根せんべいを出して食べた後に鼻の穴から大根ショートケーキを出して食べた後に鼻の穴から普通の大根を出して食べた。ジャム将軍は大根が好きだった。ストレスを感じたら大根を食べるのがジャム将軍の癖だった。ジャム将軍は満足して監視カメラ室から出ていき自室に向かった。
「分かりました。お任せを」とチンチロユランは扉に向かって言うと割り箸を手にしてサウナ室へと向かった。
カラマリヤスイ・チンゲイル川上はサウナ室でグッタリしていた。既に40分間もサウナ室にいるのだった。
「おい」とチンチロユランは言ってサウナ室に入ってきた。
「なんだよ、おいって! おいじゃないだろう! ちゃんと挨拶しろ!」とカラマリヤスイ・チンゲイル川上は言って立ち上がった。
「死ね!!」チンチロユランは割り箸でカラマリヤスイ・チンゲイル川上の乳首をつまんだ。
「はあうっ!!」とカラマリヤスイ・チンゲイル川上は叫ぶと倒れてしまった。チンチロユランは割り箸で強く乳首をつまみ続けた。
カラマリヤスイ・チンゲイル川上は意識を失ってしまったようだ。
「死んだかな?」とチンチロユランは言ってカラマリヤスイ・チンゲイル川上の口元に耳を当てたが呼吸はなかった。
カラマリヤスイ・チンゲイル川上はカッと大きく目を見開くとチンチロユランから割り箸を奪い取ってチンチロユランの乳首をつまんだ。
「死ね! チンチロユラン!」
「あうっ!」とチンチロユランは言って床に寝そべった。
「このカラマリヤスイ・チンゲイル川上を倒すなんて11ヶ月早いわ!! 11ヶ月後に来やがれ!!」とカラマリヤスイ・チンゲイル川上は叫ぶと割り箸の力をめちゃめちゃ強めた。
「ああん!! 痛い!!」とチンチロユランは言って泣き出してしまった。
☆続いちゃう☆
(作画 七海 糸様)
ありがとうございました!