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夜中に口笛は吹くなよな。ヨロシクな。

 挿絵(By みてみん)

https://31064.mitemin.net/i781956/(作画 茂木多弥様)


 挿絵(By みてみん)

 (作画 ひだまりのねこ様

 

 挿絵(By みてみん)

 (作画 七海 糸様)

 

 挿絵(By みてみん)

 (作画 茂木多弥様)



マラカス貴子は手を上げた。


「すみません。口笛吹いて空き地へ行ったら知らない人がいると?」


「イマス」


「別に仲良くしてもいいんじゃないかしら?」


「オネエサン、オナマエハ?」


「マラカス貴子です」


「ワレワレハ『ヤミノカリウド』ダ。ウチュウジンダ。ワタシノナマエハ、『ラプソディー・アマカラ』ダ」


「宜しくね」


「マラカスタカコサン、シラナイヒトニハヨウチュウイデス」


「まあ、そうかもね」


「シラナイヒトハエテコウノカノウセイガタカイ」


「考え過ぎじゃないのかしらね?」


「シラナイヒトニナレナレシクサレタラキモチガワルイデショ? タマタマクチブエフイテアキチヘイッタラシラナイヒトニハナシカケラレテカツアゲサレタコトガアリマスカ? ワタシハハッサイノトキニアリマシタ。ソレガクヤシクテクヤシクテワタシハカナラズソイツヲミツケダシテフクシュウシテヤルトチカッタンデス。センジツソイツヲミツケダシテメデタクキョセイシタンデスヨ。ワタシノキモチハハレマシタ」


「ふーん」


「ソレハトモカクソコノエテコウシネ!!!!」




☆これにてマラカス貴子の回想を終わりやす☆


「えりかちゃん、米珍遅漏プロデューサーは、その場で去勢されました。去勢ビームというビームが『ヤミノカリウド』の宇宙船から放たれて米珍遅漏プロデューサーは心臓をくり抜かれて心臓の代わりにデジタル心臓機器というものを埋め込まれました。オスからメスに去勢され、心臓からデジタル心臓機器へと去勢され、感情を失くした米珍遅漏プロデューサーは完全なるブリキロボット化になり、そのまま尼寺に3泊4日だけしか出家が認めらず、後に80兆ヘンドリモンドリを被害者に支払うためにヌード系のストリッパーになって日夜踊りの舞台稽古に励んでいるそうです」


「そうですか……。そんな事件があったんですね。大変でしたね」と愛星・サマー・えりかは言った。


「えりかちゃん、私は約50人の変質者をブチのめしてきました。つまり50勝無敗の戦歴を残しています。そんな私でも共演したいと思われますか? 私は勝ち気で気が強く、本物のじゃじゃ馬なんです。じゃじゃ馬な私ですが、大丈夫なんでしょうか?」


「大丈夫です。女は基本的にじゃじゃ馬です。女は気が強くて逞しくてワンパクさんなんです。だからこそ、女は男よりも遥かに強いのです。私も気が強いです。もの凄く気が強いのです。私も何度もセクシャルハラスメントをされましたが、ここじゃ言えない形でボコボコにしてきました」


「確か、えりかちゃんも悪徳プロデューサーにセクハラされて大問題になりましたよね?」


「はい。お陰様で、その悪徳プロデューサーは踊り続けるという魔法を掛けられまして、ブタ箱でずっと踊りまくっているそうですよ」


「それは良かった」


「マラカス貴子さん、いつか、是非とも共演しましょうね。それでは失礼します」


「あーっ、えりかちゃん、待って待って待って!」


「マラカス貴子さん、何ですか?」


「えりかちゃん、今、何処にいるの? 皆、凄く心配しているよ」


「大丈夫です。安全な場所にいますよ」


「教えてくれませんか? 何処にいるの?」


「言えません。ゴメンね、マラカス貴子さん」


「そうですか。わかりました」


「ではバイバイ、マラカス貴子さん」


「えりかちゃん、バイバイ」





  ☆続いちゃう☆





 挿絵(By みてみん)

 (作画 七海 糸様)


ありがとうございます。

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