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ドラゴンの瞳

 無事にファンタジードラゴン号に戻ってきたキャプテン・ミルクと乗組員たち、&川本さすお、曲角ペペ、レッド明凜。キャプテン・ミルクは乗組員たちに新たな仲間について紹介することにした。

 

 「皆の衆、新たなメンバーを紹介しちゃう。ご存知の方もいると思うが、川本さすおさんだ。ファンタジードラゴン号の設計者であり製作者だ。続きまして、曲角ペペだ。『宇宙モッツァレラ・酸っぱい・スパイス・スパイ局 秘密特捜部第1エリートスパイ部』に勤めている優秀なスパイであり、趣味が講じてサイボーグも造るマニアックなあんちくしょうでもあるんだ。俺の幼なじみでもある。続いて紹介するのはレッド明凜だ。彼女はペペが造ったサイボーグだ。ペペの友達だと思ってくれたまえ」

 

 紹介された新たなメンバーは、ファンタジードラゴン号の乗組員たちに挨拶をすることになった。

 

 「川本さすおです。久しぶりのファンタジードラゴン号に胸がときめいてキュンキュンしています。決して恋ではありません。ただただ懐かしいという思いでのキュンキュンです」

 

 「曲角ペペです。初めてファンタジードラゴン号に乗りましたが、凄くデカイね。こんなにデカイ宇宙船だとは思いませんでした。しばらくお世話になります。皆さんの力になれるように頑張ります」

 

 「レッド明凜です」

 

 ファンタジードラゴン号の乗組員たちは「わーい、わーい。嬉しいな。楽しくなるぅ。仲良くしてね~」と喜びの声と盛大な拍手をして迎え入れた。

 

 「わーい新たな仲間だ。嬉しいな。よろしく頼むぜ」とモモヒキ聡は言ってレッド明凜にウインクをした。

 

 「『宇宙モッツァレラ・酸っぱい・スパイス・スパイ局 秘密特捜部第1エリートスパイ部』なんてさ、憧れの組織じゃん。スゲェ」とパステル純は言って曲角ペペにガッツポーズを見せた。

 

 「まさか川本さすおさんに会えるなんて、豆子、嬉しすぎるぅ!」と山胸豆子は言ってお辞儀をしてから手を合わせてジャンプをした。

 

 「素晴らしい。レッド明凜さんのたわわなお胸が弾けているような。ボインと跳ねているような。暴れ回っているようにも見えるのはナゼ?」とトムは言ってレッド明凜の豊満な硬いバストに夢中になっていた。

 

 「大歓迎さ。ワイワイ楽しくやりましょうよ。がはははは」と99歳の青空ウイングス子は笑顔で優しく迎え入れた。

 

 「宇宙では孤独になりやすいけれど、仲間がいれば救われることも多いのです。大歓迎です。仲良くしようね」と月山コリーは真面目に言った。

 

 「心強いです。私はファンタジードラゴン号のメカニック担当なんですが不安も多くて困っていました。色々と教えてくださいね」とシュガー桜子ちゃんはペコリンコチャンと可愛らしく頭を下げてモジモジした。乗組員たちは、皆、改めて盛大な拍手をして新しい仲間を優しく受け入れた。

 

 

 オープニングテーマソング

 

『最高にイカしたクールなハンサムマンのあんちくしょう☆キャプテン・ミルクの楽しい大冒険☆』

 

 作詞 蒼井真ノ介

 作曲 蒼井真ノ介

 編曲 蒼井真ノ介

 歌  えりかちゃん




宇宙に行こうよ 

宇宙の果てにはさ

光の壁があるって話よ

ツルッと光よりも輝く

あんちくしょうに夢中よ

あたい月よりアイツ好きさ 

あたい星よりアイツ好きさ

 

あたいナウい船長と

ナウい宇宙船の持ち主の

あんちくしょうがさ 

とぅきでぇ~す(好きで~す)

 

痒い背中に孫の手が欲しい

痛いお尻に座薬と塗り薬よ

朝から晩まで歌っている鳥

お願いシャラップだい!

 

好きなあいつに付きまとい

好きなあいつに睨まれて

好きなあいつにドキドキ

ラブレターをあげちゃった

偶然のフリして

無理矢理鉢合わせたのさ

 

恥ずかしいけどもさぁ

あたいのLIFEは色々と初体験の連続だい!

 

ファンタジードラゴン号『ワオッ』

ファンタジードラゴン号『ワオッ』

 

我らの我らの我らの我らの我らの我らの我らの我らのキャプテン・ミ・ル・ク~☆

 

 

 

 「皆の衆、極めて危険で深刻な話をしなければならない。ジャム惑星の頭がイカれた独裁者ことジャム将軍がだ、ラルルラボン祭りにいたとの目撃情報があった。俺もジャム将軍を目撃し至近距離での接点を持ってしまった。詳しい状況は話せない」キャプテン・ミルクはファンタジードラゴン号の操縦室空間、通称『ドラゴンの瞳』の床に体育座りで座って話を聞く乗組員たちに言った。

 

 「な、なんですって!」と山胸豆子は言って隣に座る青空ウイングス子の腕にしがみついた。

 

 「ジャム将軍……。私も噂では聞いておる。ジャム将軍は新たな未知の惑星を発見しては、まず『鼻クソ・唾っぴ・バビューン』というウイルス、病原菌を王様や国王の鼻や口の中に移植してから世間に撒き散らして、国々をロックダウンさせて人々の動きを弱体化させてから侵略するという、宇宙に迷惑ばかり掛けている厄介な存在じゃよ。自己中で傍若無人な勝手な振る舞い、宇宙で最も嫌われている不潔な男じゃ。仏説摩訶般若波羅蜜多心経。タテチラ・タテチラ・タテチラチイー」と青空ウイングス子さんは言って念仏と魔法使いの謎の呪文を唱え出した。

 

 「ジャム将軍はね、かなり悪い奴だ。幼い子供を見つけてはカツアゲすると聞く。僕の友達のあっちゃんは8才なんだけどもね、ジャム将軍から700ヘンドリモンドリもカツアゲされたんだとさ」と月山コリーは悔しそうに言った。子供と友達になれる大人、それが月山コリーだ。

 

 「川本さすおはジャム将軍一派に拉致同然な扱いとタダ働きをさせられて大変な目にあったのだ。曲角ペペの極秘情報によると近々、ジャム将軍がラルルラボン惑星を侵略するそうだ」

 

 「え~~~~~っ!?」乗組員たちは驚きの声を上げた。

 

 「2日後に曲角ペペの住むシャーベット惑星からシャーベット宇宙軍が来る」

 

 乗組員たちの顔が一気に緊張感を増して引き締まった。

 

 「我らファンタジードラゴン号の強さを見せつけるのと同時に、ラルルラボン惑星の平和守るために戦うことになる」キャプテン・ミルクは真面目に話していた。

 

 「ファンタジードラゴン号は平和の使者だ。無駄な争いや戦闘は大きな損失を招く結果になると理解している。正しい戦闘等と言うものは存在しないし有り得ないのだ。だが、状況が悪化したり酷くなるのを黙って見過ごすボンクラ野郎にはならない。俺は武力による争いや戦いで相手を制圧するのを好まない。唯一、戦う理由があるとするならばだ、『自由』を守るためだ。『自由』を守るために俺は戦う」キャプテン・ミルクはカッコいい。いつになくカッコいい。乗組員たちはキャプテン・ミルクの言葉を真剣に聞いていた。

 

 「俺の言葉は苦しいよ。凄く苦しい。苦しみの中から発している言葉だから紛れもない真実なんだ。『自由』を守るためにの名目の元で争いを仕掛けたり、戦闘を仕出かしたりする宇宙人たちもいるからだ。争うために人を鼓舞する言葉で煽るのは非常に危険な事なんだ。人をコントロールしようとする事に繋がるからね。俺も葛藤している。正しい戦闘など有り得ないと理解しているからだ」キャプテン・ミルクは声を震わせて乗組員たちに背を向けて話していた。

 

 乗組員たちは体育座りのまま床を見て、静かにキャプテン・ミルクの話を聞き入っていた。

 

 「だか、誰かがやらなけばならない。侵略されるのを黙って見ていることは出来ない。俺は立ち上がろうと思う。皆の衆、力を貸してくれ」とキャプテン・ミルクは振り返って言った。

 

 「キャプテン・ミルク、了解しました!」と乗組員たちは大声で答えた。

 

 

 

 ☆続いちゃう

 

 

 エンディングテーマソング

 

『恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに』

 

作詞 蒼井真ノ介

作曲 蒼井真ノ介

編曲 蒼井真ノ介

歌  えりかちゃん



気持ちを抑えて

貴方を見つめると

涙が溢れてたまらんわ

好きな気持ちを隠して

辛くてもう嫌になるわ

 

お月さん

お月さん

応答願います

お星さま

お星さま

寂しくて参っちゃってさ

ねぇねぇ

私の話を聞いてくれる?

お願いします 

 

やけ食いしたら負けよ

夜食を我慢して

ダイエットしようかな?

ダイエットしてさぁ

絶対に綺麗になるからね

綺麗になってウホホホホ

 

負けてたまるかやったるで

甘いお菓子なんかにさ

こっちからバイバイキーン

本当にバイバイキーン

バイバイキーンのバイバイキーン 

 

好きな人を想いたいの

毎日抱きしめていたいの

貴方の笑顔を守りたいの

私は貴方が好きなのよ

ねぇ本気になってよ

こんにくしょう

私に振り向け振り向け

こんにくしょう

 

夜更かしばかりして

本当に困っちゃう~

 

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

 

それがあたいよ

あたいの姿なのよ

 

好きでぇ~す

エヘヘヘヘ

好きでぇ~す

ウフフフフ

好きでぇ~す

"LOVe"

 

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに

恋したり愛したりキスしたりハートの赴くままに~

ありがとうございました!

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