お風呂大好きっ娘
(作画 ひだまりのねこ様
(作画 七海 糸様)
(作画 茂木多弥様)
マラカス貴子はジャパン・ゴールデンウィーク製のソーセージを食べて御満悦だった。
マラカス貴子はクラリネット茜と一緒にお風呂に入ることにした。姉妹仲良くお風呂に入るなんて素敵な時間だよな。仲良しこよしは素晴らしいよな。姉妹揃って可愛子ちゃん。
マラカス貴子は湯船に入浴剤を入れた。ジャパン・ゴールデンウィークの温泉シリーズの入浴剤を入れた。
「クラリネット茜、入浴剤が溶けるまで何か語るか?」
「お姉ちゃん、お姉ちゃん。お姉ちゃんの部屋の黒電話が鳴ってるよ」
「嘘?!」とマラカス貴子は言ってスッポンポンのまま自分の部屋に行った。
マラカス貴子は黒電話を見た。
黒電話は鳴り響いていた。
マラカス貴子は、何回、黒電話のベルが鳴るかを数えることにした。
なんと52回目で黒電話のベルが切れた。なぜ出ないのよ? マラカス貴子よ?! マラカス貴子よ、黒電話に出なちゃいよ!
マラカス貴子は黒電話を睨んだ後にスッポンポンのお腹を叩きながら風呂に浴場に戻った。
マラカス貴子はクラリネット茜と一緒に湯船に浸かった。
「ぐわ〜っ、熱つつつつ。体に染み渡るわー」とマラカス貴子は言って頭にタオルを巻いた。
「お姉ちゃん、黒電話、誰だった?」
「途中で切れた」
「ふ〜ん。てか、お姉ちゃん、乳首、めちゃめちゃキレイじゃん。優しいピンク色の乳首だなんて羨ましい」
「売れないアイドルをナメたらあかんぜ。お姉ちゃん、60キロだけどさ、乳首だけは大事にエンジョイしてるんだわ。美に対しては積極的にいくから。クラリネット茜の乳首もやるじゃん。まだウブな薄いピンク色じゃん。めっちゃキレイじゃんかよう」
「お姉ちゃん、ありがとうございます。えへへへ」
「前にさ、先輩ずらした嫌なアイドルがいてさ、温泉ロケで着替えた時にね、たまたま胸が見えたんだよ。そしたらさ、その嫌なアイドルの奴、チョコミント色の乳首だったわ。性格が悪いと乳首の色も悪いと言うのが分かったよ」
「お姉ちゃん、私もね、数学旅行でね(久方ぶりに説明しよう。数学旅行とは2泊3日の旅行だ。九九をしながら出掛ける学校行事のことだ。数学旅行は1年に280回もある楽しい学校行事なんだよ。皆の衆、ほぼ、未来の学校行事は、毎日、修学旅行だと思ってくれたらいい。勉強よりも旅が大事なんだよ。そう、旅が大事になってくる。それが未来だ)、意地悪なクラスメートの山嵐紋子っていう女がいてさ、お風呂の時間に一緒に入る事になったんだ。山嵐紋子の胸を見てみたらさ、お姉ちゃん、紋子の乳首、黄色だったんだよ」
「黄色はヤバいわ。クラリネット茜よ、大体、黄色の乳首は悪い奴が凄く多い」
「分かる気がする」
「クラリネット茜よ、人を知るには相手のルックスと着ている服装、話し言葉、それに乳首の色だよ」
「うん、お姉ちゃん、分かった」
「クラリネット茜よ、ゼブラ模様の乳首もあるから要注意だよ」
「うん、分かったよ」
「クラリネット茜よ、乳首をナメたらあかんよ」
「うん」
「乳首を追いつめてもいけない」
「うん、うん」
「無理に大人ぶるなよ」
「うん」
「人より優れた色の乳首でも威張るなよ」
「うん、お姉ちゃん」
「乳首を大事に大事にしなさいよ」
「うん、お姉ちゃん」
その時、マラカス貴子の部屋にある黒電話が鳴り響いた。
☆続きまっす☆
(作画 七海 糸様)
風呂はロマンだ!




