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キャプテン・ミルクはハンサムボーイ

 挿絵(By みてみん)

 (作画 ひだまりのねこ様


 挿絵(By みてみん)

 (作画 七海 糸様)

 

 挿絵(By みてみん)

 (作画 茂木多弥様)







キャプテン・ミルクはファンタジー・ドラゴン号の操縦席、運転席にあるバカでかいテレビラリン・チュラララリンを消した。宇宙No.1の超スーパー・トップ・アイドルの愛星・サマー・えりかの失踪事件は全宇宙を大騒動の渦に巻き込み誰も彼もが、えりかちゃんの捜索に夢中になりまくっていた。


キャプテン・ミルクは世間一般の宇宙の騒ぎに全く動じていなかった。愛星・サマー・えりかちゃんを保護しつつも解放に向けての準備も密かに計画的で進行中だったのだった。もちのろんだ、愛星・サマー・えりかちゃんとも何度かトップシークレットでテレパシーでそのことも打ち明けて極秘に話し合いを進めているのだが、えりかちゃん本人によると「もう少し考えたいのです。やっぱり、私の人気がめちゃめちゃ凄すぎて、何だか自分じゃないみたいに思うんです。ちょっと自分を保つのに精一杯だし、気持ちがついていかない感じです。今すぐ動くとなると微妙にムズいかな。やはり、もう少しだけ考えたい」との事だった。


えりかちゃんも何やら葛藤しているようだった。必要以上に心に深入りするのは良くないのでキャプテン・ミルクは何も言わずにいたのであった。


キャプテン・ミルクは乗組員たちに向き直った。


「皆の衆、いよいよだ。いよいよジャム将軍を消す時が直ぐそこまで来ちゃってる。早めにジャム将軍を消しちゃって次の世界に進めたいのだい。次は平和な世界だ。永遠に続く愛と平和な世界さ。俺が直接、ジャム将軍を消しちゃうからね。そこんとこヨロピク」


キャプテン・ミルクを慕う乗組員たちは大きな衝撃を受けていた。我らのキャプテン・ミルクが、ボスが、リーダーが、偉大なるカリスマ野郎が、自ら敵の大将の首を取りに行くと断言しちゃっているのだから。


モモヒキ聡、


パステル純、


トム、


月山コリー、


青空ウイングス子、


工藤・サンセット・まなみ、


ブルーバードAYA、


椎名・ミッシェル・ローズ・ユズキ、


川本さすお、

 

ピンク・ゆきあかり@温泉・夢子、


Sugar桜子ちゃん、


曲角ペペ、


山胸豆子、


レッド明凜は涙ぐんでいた。キャプテン・ミルクは独りで悪に立ち向かっているのだ。


「キャプテン・ミルク、貴方を独りにはさせないよう!」モモヒキ聡はキャプテン・ミルクの胸ぐらを掴んで激しく揺さぶった。

 

「キャプテン・ミルク、水臭いじゃないですか! 僕たちは乗組員なんですよ! 正義の乗組員なんです! なかなかタフな乗組員で、皆して魔法だってなかなかのもんですよ!」とパステル純はキャプテン・ミルクの頭を掴んで揺さぶりながら言った。


「俺たちはキャプテン・ミルクのためなら何でもする! 力になりたい!」トムはキャプテン・ミルクを抱きしめながら言った。


「そろそろ俺の力を発揮させたい! キャプテン・ミルク、俺がジャム将軍をボコボコにします!」乗組員の中で1番危険な男と言われている月山コリーはキャプテン・ミルクに土下座しながら言った。


キャプテン・ミルクは月山コリーを無理やり立たせた。


「おい、月山コリー、土下座なんてみっともない真似をするな!」


「キャプテン・ミルク、分かってます! 分かってますが、連載開始から全く俺が活躍していません! 俺って、結構、我慢強い男なんですが、なんにも力になれず悔しさで胸が苦しいんですよ! お願いします! 俺に命令してください!」そうであった。月山コリーは危険な男と言われて今日まで何もせずに来ちゃってた。月山コリーは危険な男と言う設定なので作者である蒼井真之介さんも、あまり関わりたくなくてウヤムヤにしてしまったようだ。だがしかしだ、蒼井真之介さんは月山コリーを最強の秘密兵器にしたいという強い願望があったのは間違いないのだ。月山コリーよ、もう少し、辛抱してくれまいか? 正直に言う。月山コリーよ、君は君であれ!


「蒼井さん、困りますよ! 1回も活躍がないんですよ! もう俺は焦ってばかりで、我慢はしたくないんです!」月山コリーは蒼井真之介に心の底から訴えた。


よし、分かった。月山コリーよ、もう少しだ。もう少し待て!


「蒼井さん、わ、分かりました」と月山コリーは言ってションボリすると体育座りをして体を揺らし始めた。


「月山コリーよ、大丈夫だよ。皆、月山コリーを心の支えとしているんじゃよ」と青空ウイング子は言って優しく月山コリーの頭を撫でて慰めた。





  ☆続いちゃう☆





 挿絵(By みてみん)

 (作画 七海 糸様)


月山コリーよ、君は君でいてくれ!✨

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