再びの2人の諍い
(作画 ひだまりのねこ様
(作画 七海 糸様)
(作画 茂木多弥様)
「チンチロウくんよ。ズバリ聞くがね、毎朝、アソコがビンビンになって目覚めているという話は本当か?」
「そそそそそそそりゃ、毎朝、毎朝、ビンビンのビンビンによるビンビンのためのビンビンによってね、猛烈にビンビンだし、極端にそそり立つアソコが本気でビンビンなんだわいな。にゃはははは」
「チンチロウくんよ、絶倫ワクチンHくんって、知ってるか?」
「えっ?! な、な、な、な、な、何だって?! し、し、しししし知ってる、知ってる。めちゃめちゃ絶倫になるよ。ワシの愛用品だからね。効果がバツのグンなんだわ。飲んで1秒でビンビンになるよ」
「待てやい、待てやい、待てやーい。嘘っぱちだろうがよ? お前は嘘っぱちのチンチクリンだい!!」
「嘘じゃないよ! 嘘でない!!」
「いや、嘘っぱちのチンチクリンだ!! チンチクリンだろうがよ!! テメェはアソコが役立たずのチンチクリンだ!! チンチクリンめ! ずんくりむっくりのチンチクリンだい!!」
「しょ、証拠があるのかよ?」
「うるせぇ、チンチクリンめ!」
「そんなにムキになるなよな!」
「黙れ、詐欺師め! コノヤロウ! チンチクリンめ! チンチクリンのクセによ! お前はこうしてやるぜ! 『スグニイキカエルンダッペペンペリリリリン』」
「あらららら。生き返った、生き返った! ラッキー、ありがとうございます!」とチンチロウくんは言って独りでキンタマコン・夫婦ダンスを踊った。
キンタマコン・夫婦ダンスとは、20世紀にキンタマコン林川ちゃんという日本人の女の子が作ったダンスの事だ。
キンタマコン林川ちゃんは林川達昭さんと金星人のカスチン・よね子さんのバカ娘で、そのバカ娘が作り上げた夫婦漫才風の夫婦ダンスのことである。あのマイケルがマスターしたがっていたダンスでもある。マイケルと言っても、佐々木マイケルの事だ。佐々木マイケルは無名のダンサーである。佐々木マイケルのダンスの師匠は日系二世のナイテル・ジャクションさんである。これまたナイテル・ジャクションさんも無名のダンサーだが指導力のある無名のダンサーだったそうだよ。
ホワイトチョコレートマンは生き返らせる魔法の呪文を唱えてしまいましたので、ちょいと非常にマズイのです。閻魔大王は「チンチロウよ、地獄で待っているぜ!」と言ってホワイトチョコレートマンにチンチロウくんの命を寄こせと言うとった。それを断って生き返らせてしまったのだ。
案の定、
ホワイトチョコレートマンに携帯黒電話が掛かってきた。
「ホワイトチョコレートマンだ。誰? そこにいるのは誰?」
「閻魔大王です。チンチロウを生き返らせた?」
「生き返ったよ」
「え〜っ。勝手に困るよ」
「任せたまえ、閻魔大王くんよ、俺に任せ給えよ」
「チェッ、わかったよ。じゃあな、ホワイトチョコレートマン、バイバイキーン」
「バイナラ」とホワイトチョコレートマンは言って携帯黒電話を切った。
その時だった!
雪代朝立知の意識が戻ったのだ!
「あっ、雪代!」
「あら、チンチロウくん、どうしたの? 青ざめた顔をして?」
「ちょっと死んでた」
「死んでた?」
「うん、死んでた」
「チンチロウ、あなたね、また1から話すけどね、人を馬鹿にしないで!」
「馬鹿にしてない。とにかく、別れよう。なっ、別れよう」
「いや、別れへん」
「雪代、別れてくれないなら、もう一度、死んでやるぞ」
「勝手に死ねば?」
「引き留めたら、別れを撤回しようとしたのに。残念です。非常に残念です。雪代、さよなら」とチンチロウは言って北へ走って逃げた。
「チンチロウくん、あたいから逃げれるとでも思ってんのかよ」
チンチロウは、追い掛けてきた雪代朝立知に捕まると引き戻された。
「チンチロウよ、あんたね、足が遅すぎる!」
「足が遅いのが俺の欠点さ。雪代、足が遅いのに逃げようする俺の心理を考えてみたまえよ! 本当に嫌だから逃げたんだ! 別れてくれ!!」
「いやよ!! 絶対に絶対に別れへん!!」
「雪代が嫌いなんだ! 俺は愛人を作りたい! 今から直ぐに愛人を作ってやる!」とチンチロウは言って携帯黒電話を出すと、出会い系の電話にかけた。
「もしもし、はじめまして。俺はチンチロウです」
「あたす、リカです。円原屋リカです」と出会い系の電話相手は答えた。
雪代朝立知はチンチロウを睨んでいた。
「リカちゃん、どんなパンツ履いてるの?」
「木綿のパンツだす」
「木綿のパンツは良いよね〜」
「木綿のパンツは健康に言いっすよ。チンチロウくんのパンツは?」
「Tバックです」
「Tバックのパンツなんて珍しいっすね!」
「まあね、インキンには良いからね」
「チンチロウくんはインキン持ちなんだすか?」
「インキン持ちの金持ちです」
「凄い! チンチロウくん、わたすは淋病持ちの貴婦人に憧れています」
「へぇ〜、シビアだね」
「チンチロウくんの夢は何? わたすは歌手になって宇宙を飛び回りたいです」
「良いね! 僕はね、愛人を作って駆け落ちしたいね」
「バカみたいな夢ですね」
「はははは。失礼だな、円原屋リカちゃんは田舎もんの女だな」
「さようなら、チンチロウくん」と円原屋リカちゃんは言って携帯黒電話を切った。
「チッ、ブスめ」とチンチロウくんは言って2回目の出会い系に携帯黒電話を掛けた。
「もしもし? はじめまして。俺はチンチロウです」
「はじめまして。私は会田裕香です」
「裕香ちゃん、凄く可愛い声だね」
「嬉ピーです」
「裕香ちゃんは、どんなパンツを履いてるの?」
「ノーパンです。チンチロウくんはノーパンしゃぶしゃぶって知ってますかぁ?」
「しらないです」
「ノーパンしゃぶしゃぶとは、汗臭い夕方にノーパンになって、アルカリイオン水で、パンツをしゃぶしゃぶっと綺麗に浸すように洗濯することをノーパンしゃぶしゃぶって言います」
「へぇ〜、凄いね。知らなかったです」
「チンチロウくん、ノーパン喫茶って知ってますかぁ?」
「それも知らないです」
「チンチロウくん、ノーパン喫茶とはですね、午前中に自室でノーパンになって、自室の固定電話から喫茶店に電話を掛けまして、喫茶店のマスターに繋がったら簡単な自己紹介をして、マスターに「喫茶店でアルバイトを募集していますかぁ?」と確認することをノーパン喫茶と言います」と会田裕香は言った。
「へぇ〜凄い……」
☆続いちゃう☆
(作画 七海 糸様)
久しぶりです。本当は1万字も書いたのですが、ほとんど下ネタのオンパレードだったので、削りに削って2800文字にしました。よろしくです✨