関わるな
(作画 ひだまりのねこ様
(作画 七海 糸様)
(作画 茂木多弥様)
ホワイトチョコレートマンは殺し屋ヨラン・パスタの首を宙に投げると「消えろ」と呟いて目から黒いレーザービームを出しヨラン・パスタの首を完全に破壊した。
首を切り離されたヨラン・パスタの胴体にも黒いレーザービームを当てて跡形もなく破壊した。
ホワイトチョコレートマンは辺りをウロチョロしているサカリマクリン星人のチンチロウくんに話し掛けた。
「チンチロウくんよ、どんな気分だ?」
「あ、あんた、誰よ? 何か体が軽いんだけど、何故だろう?!」
「そりゃそうさ、チンチロウくんは死んだんだからな」
チンチロウくんはキョトンとしてホワイトチョコレートマンを見て笑い出した。
「ははははは。あんた、何を言ってんのよ? 俺が死ぬはずないじゃん!」
「チンチロウくんよ、そこに横たわっているのは誰だと思う?」とホワイトチョコレートマンは言って、うつ伏せに倒れているチンチロウくんの亡骸に指を差した。
「あーっ!! 俺が血まみれになって死んでるぅ!! ウッソ〜?! ワオッ!!」とチンチロウくんは叫んで自分の亡骸の周りをウロチョロしながら手を合わせた。
「可哀想にな。ナンマイダ、ナンマイダ。何で俺は死んだのよ? 今の俺は霊魂なのか?」とチンチロウくんは言って首を傾げて頭をかいた。
「そうだ。霊魂だ。突然死さ。変態に後ろから撃たれたんだ。覚えてはいまい」とホワイトチョコレートマンは言ってチンチロウくんの側で仰向けで倒れている雪代朝立知ちゃんに指を向けた。
「あっ、雪代! 雪代も死んじゃった? 死んだの?」とチンチロウくんは言って雪代朝立知ちゃんを見て少し怯んだ。
「あれ、雪代の霊魂がいない。という事は生きているのか?! 雪代の霊魂は?!」とチンチロウくんは言って雪代が自分と同じ霊魂になっていると思い辺りを探した。
「雪代朝立知ちゃんは意識不明の重体だがギリギリ生きている。死にはしない。しばらくすれば意識は戻る。タフな女だから命の心配はない」
「とりあえず雪代が無事なら良いけど。俺はあの世に行くんだろ?」
「まあね、と言いたいところだが半々だな。あまりにも納得がいかない死に方だから復活させようかなと少し考えてはいるが、期待しないでくれ」
「ありがたい!! それは助かる。是非、生き返らせてくれ!!」
「あっ、チンチロウくんよ、ちょいと待ってくれ」とホワイトチョコレートマンは言って携帯黒電話を取った。
「もしもし? ホワイトチョコレートマンです」
「もしもし? 閻魔大王です」
「あー、これはこれは閻魔さん、お久しぶりです」
「殺し屋のフリした死神ことホワイトチョコレートマンさん、お久しぶりです」
「閻魔さん、どうしました?」
「あのね、サカリマクリン星人のチンチロウくんなんだけどもね、あっさり地獄行きだから。がぁっ」と閻魔大王はのんびりした口調で言うとゲップをした。
「あっ、なるほどなるほど。はいはい、そうですか。チンチロウくんは、どういった感じですかね?」
「サカリマクリン星人のチンチロウくんは極度の詐欺罪、偽証罪でね、地獄行きだから。チンチロウくんは『毎日アソコが盛りまくりだぜ!』と言っているけどもね、アレ、嘘っぱちで全然違うから。チンチロウくんは毎朝アソコがビンビンにならなくてね、悩んだ挙げ句に通販で買い溜めした絶倫ワクチンHくんを6000個も買ったみたいでさ、チンチロウくんは絶倫ワクチンHくんを続け様に、バカスカ、バカスカと頭に1000個も打ちまくったけどもね、全く効果がなくてさ、かえってアソコが役立たずになって悪化してね、アソコがビンビンにならず、四六時中、アソコが体育座りをしていて、アソコが縮こまっていてね、いつもアソコが悲しそうに黄昏れてションボリした状態のままなんだってさ。絶倫ワクチンHくんの副作用で、ほぼ永遠にアソコが不能状態みたいなんだよねぇ〜。チンチロウくんはバカだよなー。その効果のない絶倫ワクチンHくんの中身や添加物を調べてみたらさ、中にはさ、なんとビックリ、お茶、鼻毛に、脇毛に、そこのけそこのけアソコの毛に、木炭紙に、まんじゅう、ちくわ、白滝、オブラート、マシュマロ、赤貝、砂糖、乳首の毛、羊の乳首の毛だけしか入っていなかったのよ。全く効果がない絶倫ワクチンHくんなのにさ、『効果バツのグンだぜよ!』とチンチロウくんは知人に言いくるめてさ、無理矢理、知人に絶倫ワクチンHくんを買わせたんだわ。チンチロウくんの知人5人にね。1人あたり1000個も絶倫ワクチンHくんを買わせてさ、5人のうち、絶倫ワクチンHくんの副作用で4人のアソコが同じ様に全くの役立たずになってよ、3年近くも、アソコがうんともすんともいわなくてさ、アソコがビンビンにならなくてね、アソコをつねったり、ひっぱたいたり、優しく話し掛けたり、温かく語り掛けてみたり、泣き落としをしてみてもアソコが全然ダメでさ、もうね、てんやわんやみたいなんだよね。騙されてバカみたいに絶倫ワクチンHくんなんかを、バカスカ、バカスカ頭に打つからだよなー。あんなもん、ゴミ以下なのにね。全く、愚かな話だよな。バカスカ、バカスカと絶倫ワクチンHくんなんかクソみたいなもの打ちやがってよう、更に頭がバカになっちまってよ。バカだよなー。あははははは。はぁー。まったく。本当に騙されっぱなしのバカは面倒くさいわ。もうね、閻魔大王の私でもね、本気でバカとは関わり合いたくないんだわ!! イラつくから。チンチロウくんの知人5人がチンチロウくんを告訴するとのことだからさ、チンチロウくんを生かした場合は、即日、懲役620年の有罪判決になると思う。それならばと、いっそのこと閻魔大王としは一気にチンチロウくんを地獄に落としたい!! こういう輩は面倒くさいからね。ちなみにサカリマクリン星人は、残り2人しかいないみたいだよ。もう少しで滅びそうだよ」と閻魔大王は言った。あの閻魔大王が困り果てているなんて珍しい話だった。
久しぶりに説明しよう! ふはははん。あはははん。チンチロウくんは全く効果のない絶倫ワクチンHくんなんかをバカスカ、バカスカと直に頭に打って、副作用で結局アソコが完璧に不能になっただなんてね、馬鹿だよな! ふははははん。騙されたチンチロウくんの知人が5人のうち4人も同類だけどさ、奴らも同じくアソコが役立たずになっただなんてさ、馬鹿だよな! でもさ、ちょっぴり悲しい話しだよな。男にはさ、絶対に女には分からない事があるものなのよ。
やっぱりね、自分の脳みそで物事を見極めたり判断しないとダメなんだよね。人の言いなりになったり、人の言うことなんかに惑わされて、騙されたら思う壺出しさ、大体ね、人の言うことなんか当てにならないし、対して役に立たないからね。ではではまたな!
「なるほど、分かりました。閻魔大王、いつもいつも本当にお仕事お疲れ様です」とホワイトチョコレートマンは閻魔大王を労ってあげた。
「ホワイトチョコレートマン、じゃあ、携帯黒電話を切るから」と閻魔大王は言った。
「はい、分かりました。わざわざどうもありがとうございました」とホワイトチョコレートマンは頭を下げながら携帯黒電話を切ってチンチロウくんを睨んだ。
☆続いちゃう☆
(作画 七海 糸様)
下ネタに走りすぎているだって? うん、そうだよ(笑)。あはははは。下ネタは、ある意味、高度な技術を必要とするのだ。あはははは。
色々とあるけどもさ、
結局は自分の頭で考えないとね。




