内部の争い
(作画 ひだまりのねこ様)
(作画 七海 糸様)
(作画 茂木多弥様)
「でねでね、私、ちゃんと宇宙の皆に謝ったからさぁ、許してちょん。許してちょんちょん。キャハ。私ね、スーパースターのスーパー・アイドルだお。私ってスーパー・アイドルになれちゃったんだお。キャハハハ」と愛星・サマー・えりかが勝手に話し出した後、アンダーグラウンド種本新社長が陰毛ヘアスタイルを隠しながら必死に暴れ馬の記者、木訥麺汁記者のスクープ並な激写に耐えかねて謝罪会見の会場から走って外へ逃げ出してしまった。
暴れ馬の木訥麺汁記者がヒステリックな笑い声をあげながら、お風呂上がりの陰毛みたいなヘアスタイルのアンダーグラウンド種本新社長の後を追い掛けて行った。
「すいません、えりかちゃん。質問してもいいですかねぇ?」厳しい質問を投げ掛けるやり手の芸能記者、要塞ダッセンスさんは言った。要塞ダッセンスさんは一匹狼のニヒルな、あん畜生な男なのだ。
「うん、いいよーん。ウフッ」と愛星・サマー・えりかと思われる人物は全く反省のない声音で軽く答えた。
「えりかちゃん、今まで何処にいたの?」要塞ダッセンスさんは巨大スクリーンに向かって薮睨みをした。
「私はスーパースターのスーパーアイドルだからね、プライバシーについては御断り、ウフッ」磨りガラス越しにモザイクまみれの完全防御態勢な愛星・サマー・えりかは言った。
「大変だったのは分かりますが教えてくださいよ。悪いようにはしませんから」要塞ダッセンスは顔を綻ばせて人懐っこい笑顔を浮かべた。
「無理でぇ~すぅ。キャハ。でも楽しかったなぁ。ウフッ」
「1番楽しかったのはなんですかね?」要塞ダッセンスはまた元の厳しい薮睨みで巨大スクリーンを見上げた。
「秘密だっぴょーん。キャハ」
「ばばばばばは、あんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあんあん、あんた、なめてんのかいな? 婆さん!」またしてもだ、記者歴300年の老舗な記者、仮面乱視漏さんが巨大スクリーンに向かって鉛筆を投げたが全然届かなかったのだ。
「婆さんじゃないもーん。えりかだもーん。キャハ」
「なめて、よして、しつこくなめて、なめてなめてなめてなめてなめてなめてなめてなめてなめてなめてなめてなめて、なめて、かじって、ときどき愛でてやろうかい? 婆さん!」と、またまた記者歴300年の老舗な記者、仮面乱視漏さんが怒鳴り散らして鼻水を垂らすと巨大スクリーンに向かって3回目になるけどもね鉛筆を投げたが届かなかった。
「婆さんって言わないで。私はえりかよ」
「だまらっしゃい!」やり手の芸能記者、要塞ダッセンスは巨大スクリーンの愛星・サマー・えりかに向かってかなりデカイ声で怒鳴った。
「お前もうるさい!」記者歴300年の老舗な記者、仮面乱視漏が要塞ダッセンスの肩を小突いて言った。
「せっかく、あんたを仕方なくフォローしてやったのによ! 糞じじい! だまらっしゃい!」要塞ダッセンスは仮面乱視漏の頭を叩いた。
「年上の頭を叩くとは何事じゃいな! なめて、かじって、ときどき愛でてやろうか?」仮面乱視漏は要塞ダッセンスの胸を殴った。
「痛っ!! だまらっしゃい! だまらっしゃい! だまらっしゃい!」要塞ダッセンスは仮面乱視漏のカツラを剥ぎ取るとカツラの中に唾を吐いて床に叩きつけた。
「この野郎! 要塞ダッセンス! かさぶたを剥ぎ取るぞ! かさぶたを剥ぎ取って欲しいのかい?」
「だまらっしゃい!」
「要塞ダッセンスよ、お前をなめてから褒めて極めて辱しめてやるぞ!」
「だまらっしゃい!」
「要塞ダッセンス、それしか言えんのか! カツラの弁償をしろよ!」
「だまらっしゃい!」
「他に言葉を知らないのか? 要塞ダッセンスの乳首を崩壊させてやるぞ!」
「乳首を崩壊???」
「そうだ、乳首を崩壊」
「あっ、そうかい?」
「うん。必ず要塞ダッセンスの乳首を崩壊させてやるぞ!」
「どうやって乳首を崩壊させるんだ? 仮面乱視漏さんよ?」
「要塞ダッセンスの乳首をひねる!」
「ふははははは、バカなじじいだな!」
「要塞ダッセンスの乳首と仲良く語らう!」
「ふははははは、バカなじじい! だまらっしゃい!」
「若造、なめやがって。乳首を見せてみろ!!」
「嫌だね! 仮面乱視漏よ、そろそろ引退しろ! いつまで記者するの?」
「わしの勝手じゃい!」
「仮面乱視漏よ、目障りなんだよ、糞ジジイ!」
「乳首を崩壊させる!! 絶対に要塞ダッセンスの乳首を崩壊させるから!! ライフワークにする!!」
「やれるもんからやってみろよ!!」と要塞ダッセンスは言ってシャツを脱ぎ捨て乳首を露にした。
「キョエーイ!!」と仮面乱視漏がジャンプをして要塞ダッセンスに襲い掛かった。
☆つづいちゃう☆
(作画 七海 糸様)