ブルーパンツ乙女組の超美人! 早乙女紫ちゃんの登場
(作画 ひだまりのねこ様)
(作画 七海 糸様)
(作画 茂木多弥様)
いよいよキャプテン・ミルク&仲間たちとファンタジー・ドラゴン号はジャム将軍が隠れている辛気臭い洞窟近くまで辿り着いた。
キャプテン・ミルクは宇宙・モツァレラ・すっぱい・スパイス・スパイ局の大御所、またはドン、または権力者、またはリーダーの理由なき反骨さんが率いる宇宙船、10万人を乗せた巨大宇宙戦艦『誰に対しても毅然としたい号』が既に待機している事に気付いてニヤリと笑った。
早速、キャプテン・ミルクは理由なき反骨さんにテレパシーを送った。
『やあ! 理由なき反骨さん。お疲れ様です。キャプテン・ミルク参上!』
『おおーっ! 嬉しい! 待っていたよ! キャプテン・ミルク、先客がいたよ』
『先客? 理由なき反骨さん、一体何のことだい?』
『ブルーパンツ乙女組さ。わたしが呼んだんだよ』
『ブボッ! な、な、グヘッ、なにっ!? ブ、ブ、ブルーパンツ乙女組だって!? 毎年楽しみな、先日も開催されたばっかりの、あの「第743回 ワオッ! 真夏だわ! 宇宙のド真ん中にて美女だらけの水泳なんだわ大会」でボーボーにワキ毛や、すね毛をフルに生やした男勝りのブルーパンツ乙女組の女たちが7人体制の騎馬戦に参加して常に見えそうで見えないオッパイを隠しながらもだよ、血走った目で荒れ狂ったお転婆たちの暴れまくる格闘にて連戦連勝を重ねて、3年間1位の無敗のアマゾネス軍団、ブルーパンツ乙女組がかい!? 騎馬戦の印象が強くて本来の組織全体の能力がイマイチ掴めてはいないがね。強力な女だらけの軍団が何故なんだい?』
『あのなぁ、キャプテン・ミルク。わたしの姪っ子のね、17歳の理由なき沈タマ子ちゃんがね、今年からブルーパンツ乙女組に入部しているんだよ』
『へー、知らなかったよ。理由なき反骨さんに姪っ子がいたなんて初耳だい』
『実はいたんだよねぇ。それで繋がりが出来たので、沈タマ子ちゃんからブルーパンツ乙女組の超美人の女番長、いや、女リーダーの早乙女紫ちゃんにコンタクトが出来てね、「一緒にジャム将軍を木っ端微塵にしませんか? ジャムの奴、独りでバカやって焦って追い込まれているからさ。独裁者の最後を見届けようぜっ! いつだって独裁者は自滅する運命にあってダサいからね。特にジャム将軍は本気のバカだから。バカの最後を見ませんか?」と声を掛けたわけなんだよ。「面白い話だわさ。分かったべよ。見に行くっぺよ。大体な、いつだってよ、独裁者ってバカスカチンのウンコだっぺよ。独裁者って、固い鼻くそみたいな存在だっぺよ」と早乙女紫ちゃんは言ったよ』
『ふーん。なるほどね。了解。早乙女紫ちゃんに宜しく伝えてくれよ』
『あっ、キャプテン・ミルク。早乙女紫ちゃんからテレパシーが来ました。一旦、保留します。失礼しますよ』
『了解です』
理由なき反骨さんはテレパシーを保留すると、突然、保留音の歌声、メロディーが流れてきた。
※理由なき反骨さんのテレパシーの保留の歌詞とメロディー。
↓
云われー、チョッチ♪
云われー、チョッチ♪
云われー、チョッチ♪
云われらー♪、
ラーメたあップ♪、
♪
ア・タペピー♪
て・まんて・まん♪
て・まんて・まん・て♪
ラメチョプ♪
て・まんて・まん♪
て・まんて・まん・て♪
ラメチョプ♪
て・まんて・まん♪
て・まんて・まん・て♪
ラメチョプ♪
て・まんて・まん♪
て・まんて・まん・て♪
ラメチョプ♪
て・まんて・まん♪
て・まんて・まん・て♪
ラメチョプ♪
て・まんて・まん♪
て・まんて・まん・て♪
ラメチョプ♪
て・まんて・まん♪
て・まんて・まん・て♪
ラメチョプ♪
て・まんて・まん♪
て・まんて・まん・て♪
ラメチョプ♪
(20世紀、1985年に制作された、とある映画の中で、エジプト絡みの儀式のシーンで流れてくる怪しい音楽からのメロディーを拝借した保留音であった。この映画と映画のシーンについて、誰か分かるかな? フフフ。分かった方にはもれなく「あんたは凄いじゃん!」と折り返しコメント致しますう。歌詞は蒼井が幼い頃に聞こえたまんまを掲載しています。本当の歌詞だと権利のアレだからアレに引っ掛かったらアレだからね。載せれないよね)
『もしもし。理由なき反骨だ』
『わたすだよ。早乙女紫だっぺ。今な、私の宇宙船「貴方に食って欲しい 焼き芋&さつまいも号」の窓からファンタジー・ドラゴン号が見えたっぺよ。つーことはよう、キャプテン・ミルクが来たんだべ?』
『そうだ。今ね、丁度ね、キャプテン・ミルクとテレパシーをしているのだ』
『あんらやんだぁ~。それはそれは邪魔して悪いっぺな。おい、コラッ! ごんぼほるなっていったべさ! 向こうさ行けってばよ! すまんね~、ペットの犬のサーベルタイガーが足元に来てね邪魔してね。えっ? 犬の名前が「サーベルタイガー」って言うんだわさ。サーベルタイガー、お座り! 大人しくしてけれよ。よーしよし』
『ずいぶんと変な名前の犬ですな。可愛らしい』
『ありがとうございます。理由なき反骨さん、私のペットの犬であるサーベルタイガーって名前がお気に召しました?』
『いやいや、それについてはノーコメントですな。早乙女紫ちゃんよ、キャプテン・ミルクとテレパシーをしますか?』
『理由なき反骨さん、わたすは、恥ずかしがり屋のわんぱく娘だよ。憧れの人と話すには化粧をし直さないとさ。いやんだわ。照れるわよん。いやんだわ。いやんだわ。いやんだわ。照れるわよん。ウフフ』
『早乙女紫ちゃんよ、テレパシーなら顔が見えないから話せるのではなかろうか?』
『いやんだわ。いやんだわ。恥ずかしい~』
『早乙女紫ちゃん、大変、聞きにくいけれども、今、脇毛と脛毛はどうしてるの?』
『エステティックサロンで剃っていますよう』
『早乙女紫ちゃんはいくつだったけ?』
『あと2日で16歳だっぺよ』
『ふーん。うちの姪っ子の沈タマ子よりもヤングなんだねぇ』
『いやんだわ。いやんだわ。恥ずかしい~。あたす、気が強いから。若気の至りだから。若いうちに突っ走りたいから』
☆続いちゃう☆
(作画 七海 糸様)




