シビアなキャプテン・ミルク
「なるほど。ジャム将軍はバカを極めているんだな。もう1つ聞きたい。ジャム将軍の軍隊は何人いるんだい?」
「尖鋭部隊の兵士が、現在、約100人です」
「えーっ!? それは本当かい? ずいぶんと少ないんだねぇ。まあ俺のチームはもっと少ないけどもさ。驚いたな。聞いた話じゃ何百万人もいるとか。300万人くらいはいるぞと聞いたことがあったよ」キャプテン・ミルクはジャム将軍の軍隊の少なさにかなり驚いていた。一説には500万人クラスの兵士、軍人がいると言われていたジャム将軍の専属巨大軍隊と言われていたはずなのに。
「正直に言うと、実際には50万人くらいはいたんですよ。いたんですけどもね、脱走しまくられて急激に減っていってしまったんです。気付いたら哀れにも100人くらいになっちゃってて……」来季は怒りを込めての内部事情を公開して満足そうに微笑んだ。
「本当に噂話は当てにならないもんだなぁ」キャプテン・ミルクは、長年、ベールに包まれていたジャム将軍の姿が見えてきた事に興奮を覚えた。
「キャプテン・ミルクさん、ジャム将軍の御抱え軍隊100人の兵士、軍人たちは選ばれたバカだと思ってくださいね。実際にバカですから」と来季は皮肉めいて言うと「ジャム将軍消えろ、早く消えろ」と小さく呟いてニヤニヤした。
「バカはバカに追従する、か。よし、わかった。用は済んだから、とっとと帰ってくれ」とキャプテン・ミルクは冷静シビアに言いました。
「えっ? ちょちょちょちょちょ、ちょっと。嘘でしょ? えっ?」と皮余りん太と来季は言って激しく狼狽えながら苦笑いを浮かべて小刻みに足を震わせると、額に冷や汗が吹き出た後に唇が紫色になって乳首が張ってきたかと思うと極端に痛くなり、頭痛と肩こりも出てきたので、安らぎと癒しのゆきあかり@温泉旅館に宿泊したいなぁって思ってきたみたい。
「キャプテン・ミルクさん、殺生ですよ。止めてくださいよ。冗談ですよね?」と皮余りん太は泣き声になりながら言って愛嬌を見せた。
「冗談じゃないよ。本当に帰ってくれ」とキャプテン・ミルクは冷たくシビアに言いました。
「どこに帰れっていうんですか! ジャム将軍から謀反したくて、その辺をウロウロしていたのに!」と皮余りん太は青筋を立てながら言った後に乳首が痛くなり胸を擦った。
「とにかく帰ってくれ。もう話すこともないから」
「キャプテン・ミルクさん、仲間に入れてください! informationヤッタリヤス隊は本日を持って解散します。そんでもってキャプテン・ミルクさんに忠誠を誓いたいです!」皮余りん太は懇願した。
「ダメだ! 仲間を募集していないから帰って」
「お願いいたします! 一緒にジャム将軍を木っ端微塵にヤッタリヤスよ!」と来季は揉み手をしながら言った。
「ダメだ。帰って」
「お願いいたします! お願いいたします! 必死に働きます!」と皮余りん太は言って乳首の張りが強いので吐き気が出始めた。ちなみに皮余りん太はManだ。
「ダメだダメだ。帰って」
「お願い」
「ダメだダメだ。用済みなんだから帰ってよ」
「お願いいたします」
「もう一度言うよ。もう君たちは自由の身なんだから好きな場所に逃げたり旅立ったりすればいいじゃないのかな? 関わりたくないんだ。君達が嫌だから。初対面なのに馴れ馴れしい態度も失礼だと思う。要するに気に食わないし気に入らないし嫌いだから関わりたくないんだよ。帰って」
「あ~ん。キャプテン・ミルクって冷たい! 冷たすぎるぅ!」と皮余りん太は泣き声になりながら言って乳首の痛みを堪えた。
「帰って」
「憧れのキャプテン・ミルクに冷たくされたショックがデカイので落ち込んでいます!」と来季は揉み手をしながら言って、揉み手をしながら泣いた。
「キャプテン・ミルクさん、仲間になれなくても力になりたいんです! 何かあったらキャプテン・ミルクに情報を提供するスパイみたいな立場ならいかがですか?」と皮余りん太は言って乳首がもげそうなほど痒くなったから掻いてみたら、痒みが止まらなくなったので余計に乳首の張りが強まり痛みが増した。
「そうだな。それは良いかもな。では、俺の仲間には入れないが情報屋としての関わりなら持っても良い。安全な場所に退避してくれよ。君たちのことはジャム将軍には決して言わないから」キャプテン・ミルクは少しばかりの方向転換をした。
「ありがとうございます! ではでは、拙者、皮余りん太と部下の来季はトンズラします。さよならキャプテン・ミルク」と皮余りん太は言って来季と共に外へ出ると闇の中へと消えていった。
☆続いちゃう☆
ひだまりのねこ様のイラストを初掲載しました!ありがとう、ひだまりのねこ様。




