一物一芸助隊長と7転び7飛び・セブン・しち・なな七不思議・なな不思議・NANAビジュアル副隊長とのテレパシー
「Sugar桜子ちゃん、引き続いちゃう。仲間を聞きたいかい?」
「キャプテン・ミルク、是非、聞きたいです。ぐすんぐすん」
「ちょっと、テレパシー代わります」キャプテン・ミルクは手招きをして、ある人物を呼び寄せた。ある人物はキャプテン・ミルクのテレパシーを受け取って話し始めた。
「もしもし? Sugar桜子ちゃんですか?」
「はい、そうですよ。ぐすんぐすん」
「7転び7飛び・セブン・しち・なな七不思議・なな不思議・NANAビジュアルです。通称『しち』です」
「はあ。しちさん、はじめまして。ぐすんぐすん」
「わたくし、宇宙・モッツァレラ・酸っぱい・スパイス・スパイ局の斬り込み部門の副隊長です。隊長は、しばらく、休暇していて不在です」
「は、はあ」
「わたくし、キャプテン・ミルクと3年前に『大宇宙清掃美化運動計画』の会合で知り合いましてですね、仲良くさせて頂いてます」
「は、はい」
「で、ですね、宇宙・モッツァレラ・酸っぱい・スパイス・スパイ局のわたくしが所属しております斬り込み部隊をはじめ、特殊超攻撃部隊、超能力部隊、精密超能力部隊、破滅型超能力部隊、異次元超能力部隊、異世界究極的超能力部隊、最強超能力部隊、最高級超能力部隊、暴れまくり超能力部隊、闇による暗殺超能力部隊のですね、宇宙戦艦を結集させまして、キャプテン・ミルクと共にジャム将軍を木っ端微塵にするために来ました。今回、我が宇宙・モッツァレラ・酸っぱい・スパイス・スパイ局のメンバーが10万人も混浴温泉惑星に来ています。曲り角ペペからも色々と情報を頂いてます」
「す、凄い数ですね! ぐすんぐすん」
「今回はほんの一部なんです。宇宙・モッツァレラ・酸っぱい・スパイス・スパイ局のメンバーは総勢1000万人もいますからね。わが社は、いやいやマズイかな、あはは。我が組織はちょっとした国家の人口よりも多いんですよ。御了承くださいませ」
「は、はい。ぐすんぐすん」
「あっ、すいません。他からのテレパシーです。一瞬、ドロンします。もしもし?」
「しちか?」
「はい?」
「一物一撃一流一芸助(いちもつ・いちげき・いちりゅう・いちげいすけ)隊長だ。略すと一物一芸助隊長である!」
「あっ! 一物一芸助隊長! 久しぶりです!」
「しちよ、おめえよう、勝手に宇宙戦艦を結集させてないかい?」
「させてます」
「バカやろう!! 今すぐ撤収させろ! バカやろう!!」
「イヤです」
「バカやろう!! おめえよう、宇宙・モッツァレラ・酸っぱい・スパイス・スパイ局のボス、理由なき反骨様がカンカンだぞ! バカやろう!!」
「ゲッ、り、り、理由なき反骨様が!? ヤバい!」
「バカやろう!! しちよ、我が組織の機密をバラしたりしてないかい?」
「バラしてます。綺麗サッパリ、バラしています。我が組織の超能力部隊を全て晒しましたよ」
「バカやろう!!」
「ひぇっ!」
「バカやろう!! しちよ、てめえ、バカやろう!!」
「一物一芸助隊長、す、すみません」
「バカやろう!! 謝ってすむか!! バカやろう!!」
「一物一芸助隊長、そんなに怒らなくてもさぁ……」
「バカやろう!!」
「でも、教えたのはキャプテン・ミルクとファンタジー・ドラゴン号の乗組員のSugar桜子ちゃんだけです」
「バカやろう!! しちよ、バカやろう!! 親しき仲にも機密あり、って言うだろうが!! バカやろう!! てめえ、バカやろう!!」
「そうでしたっけ? 親しき仲にも礼儀あり、ではなかったかなぁ?」
「バカやろう!! うるさい!、バカやろう!! なめんな、バカやろう!!」
「すみません、一物一芸助隊長」
「バカやろう!! 謝ってすむか!! バカやろう!!」
「じゃあ、どうすりゃ良いんですか?」
「バカやろう!! 早く、超能力部隊を撤収させろ! バカやろう!!」
「それはイヤです」
「バカやろう!! イヤじゃねーんだよ、バカやろう!! てめえ、バカやろう!!」
「一物一芸助隊長、上手く理由なき反骨様に言ってフォローしてくださいよ」
「バカやろう!! できるかよ!! バカやろう!! 理由なき反骨様はめちゃめちゃ怖いんだよ……。バカやろう!!」
「あっ、一物一芸助隊長、テレパシーが入ったので切れます」
「バカやろう!! まだ話している途中だ!! バカやろう!!」
「失礼しまあーす。一物一芸助隊長ありがとうございました!」と斬り込み部隊副隊長の7転び7飛び・セブン・しち・なな七不思議・なな不思議・NANAビジュアルは面倒くさそうに一物一芸助隊長のテレパシーを切った。
上官にボロカスに言われても全く挫けない男、それが7転び7飛び・セブン・しち・なな七不思議・なな不思議・NANAビジュアルなのだ。
☆続いちゃう☆




