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第100話記念!これからも宜しく頼むぜ!

  挿絵(By みてみん)


  挿絵(By みてみん)

 

 

 「第50回記念でも司会を務めさせて頂きましたマラカス貴子でぇす。大変ご無沙汰しちゃってますぅ。改めてマラカス貴子でぇす。ウフフフフ。おめでたい第100話記念なので盛り沢山でいきたいと思うのでよろしくね。ウフフフフ。改めてを新たに改めまして、司会のマラカス貴子、独身、を宜しくお願い致します。

 

 ぬはっ。久しぶりだから緊張しちゃってまっすぅ。ウフフフフ。私、緊張すると笑っちゃうタイプなんですよねぇー。ウフフフフ。それで、毎回、お母さんやお姉ちゃんから『貴子! あんた、人が怒っている時にね、笑うのは止めなさい! 気分悪くなるから笑う癖を直しなさい! 直す努力をしてごらんなさいってばよう! このじゃじゃ馬娘の、すっとこどっこいの、おっちょこちょい!』って言われていますが、どうしても笑っちゃうので困っちゃう。ウフフフフ。お母さんやお姉ちゃんの顔が真っ赤かなんです。トマトまとみたいに真っ赤なんです。えっ? トマトまとってなぁーにって? ウフフフフ。宇宙にもトマトはあるのですよ。EARTHの計らいで宇宙にもあるのでした。私の惑星ではトマトの事をトマト的って言うの。ウフフフフ。ちなみにね、私はトマト的は大嫌い。( *´艸`)ウフフフフ。ではでは、早速、デジタル・サプリメント黒電話でファンからの質問コーナーをしたいと思います」(説明しよう。「デジタル・サプリメント・黒電話」とはレトロブームとなっている50世紀の若者たちの間でブームになっている黒電話を大宇宙で復活させた通信機器だい)

 

 『もしもし、マラカス貴子でぇすぅ。ご質問ありがとうございます。お名前を聞いても良いかな?』

 

『匿名希望ですが、ペンネームでも良いですか?』

 

『良いですよ~う』

 

『ジャックです』

 

『ジャックくん、ご質問は何かな?』

 

『この小説の原作者、蒼井真ノ介は、自分で生み出した小説のクセに、長すぎて、なかなか小説のタイトルを覚えられなかって話は本当なんですか?』

 

『ジャックくん。それは真実、本当です』

 

『ズコッ。マジかよ』

 

『ジャックくん。マジなんですよ』

 

『マラカス貴子さん、作者として有り得ない話だと思いますが』

 

『ジャックくん。原作者の蒼井真ノ介さんを専門としているマニアックな研究家、辛味噌大五郎さんからメッセージを頂戴していますので読みますね』

 

『はい、良いですよ』

 

『「タイトルとは、ある意味、本にタイトルを付けられた時点で製本に閉じ込められて身動き出来ない不憫なものとも言えるわけでね。タイトルは繊細な奴でナイーヴすぎるから温かく見守ってあげないとさ。タイトルは、付けられたタイトルに不満足で毛嫌いすることもあるんだよ。例えば、犬は犬って人間が勝手にそう呼んでいるけれども、犬同士、犬の世界での本当の犬の呼び名、名称はね、『アサシャン・アサカラカンプウマサツ・スナオニ・イケスカナイケド・ヤッパスキダヨ・ララバイ』と言うんだよ。つまりだ、タイトルなんて、どう呼ぼうが、どう読んだって構わない、勝手に解釈するのもありな話なのさ。『作者が正しいと思って付けたタイトルが実は間違っていて、物語の登場人物たちがタイトルを考えたり、判断したり、価値観や心の中で思うタイトルがあった場合、作者が作ったタイトルよりも、登場人物たちが考え、選択したタイトルが本来のタイトルとして、作者を無視した形で非公式だけど存在している』という話なわけ。まあね、これは、ある種のパラドックスとも言える深い話に繋がってくる。確かに今回に限って蒼井真ノ介は自作のタイトルが長すぎて覚えていないという伝説があるのは事実だ。長年の研究で証明されている。だからどうしたの? ケセラセラなのさ。タイトルよりも物語の力を信じろという事なんです。ちなみにね、私の場合は、5分前にタイトルをね、ようやく、うっすらと覚えてきたよ。少しずつ、ちゃんと言えるようにはなってきたよ。何て言ったてね、俺は蒼井真ノ介の研究家だからね。『宇宙で1番COOLでカッコよくてイカしているし最高にハンサムで恋に奥手でナイーブなハニカミ屋の照れ屋な我らのヒーロー☆キャプテン・ラクトン・BLUE・龍神・メロンクリームソーダ・ミルクの楽しい大冒険☆なっ、言えたべ。なっ」ジャックくん。という事です』

 

『マラカス貴子さん、何だか不思議な話ですよねぇ。確かに最初は「マジック・サークル」、次に「エイト・アームス・トゥ・ホールド・ユー」ときて、最終的に決定したタイトルが、「リボルバー」というタイトルで発表されたアルバムのレコードの例もありますからね』

 

『うん? ジャックくん、それって何のこと?』

 

『いやいや、こちらの話です。分かりました。マラカス貴子さん、どうもありがとうございましたです!』

 

『こちらこそありがとう。次のご質問は何かな?』

 

『こんにちわん。私もペンネームでお願いします。ペンネームは8年前から行方不明ちゃんです』

 

『こんにちは、8年前から行方不明ちゃん。ご質問は何かな?』

 

『マラカス貴子さん、どうして愛星・サマー・えりかちゃんは消えたの? 私のペンネームと同じ行方不明の状態なの?』

 

『8年前から行方不明ちゃん。私は単なる下っ端の司会者、兼、無名のアイドルなのです。末端にまで情報が届いていないので詳しくは分からないのです』

 

『ウソウソよ、マラカス貴子さん、本当は知っているクセに。ウソよウソよ。教えてよ、何でも良いから愛星・サマー・えりかちゃんについて、おーせてよ!』

 

『8年前から行方不明ちゃん。実はね、1つだけ、出所が微妙にハッキリとはしていない噂話を聞いたのですが、聞きたい? 私の血筋が一枚噛んでいる話にはなるんだけどね』

 

『もちのろん、聞きたいです!』

 

『分っかりましたぁー。ここで一旦、CMです。8年前から行方不明ちゃん?』

 

『はい?』

 

『30秒だけ待っててね』

 

 

    CM

 

 

 台所でコップを洗っている女性の後ろ姿。

 「何時までも輝きたいというのが女の本音。何時までも美しくありたいと思うのが女の本音。旦那はアホ面コイて鼻をほじまくり、アホみたいに老いていくばかり。旦那と結婚してから16年が経ったけれども、今の旦那は「腹減った」、「寝る」、「ああ」、「分かった」、「ふ~ん」の5つしか言葉を発しなくなった。私に目もくれないで好き勝手ばかりしてさ。私の気持ちを何も知らないでさ! 私はね、あんたの召し使いじゃないのよ! あんたの母親でもないのよ! もう頭にキタわ! マジで頭にキタ! 旦那を見返してやろう! 私をナメている馬鹿旦那の態度を改めさせるに辺り、ひねり潰してやろうかと思う!」

 

 

 ナレーション

「そんな貴女に、お薦めのオシャレなアイテム、修学旅行タイプの木刀をエレガントにプレゼンテーション致します。誰もが木刀は修学旅行で買います。木刀を買うために修学旅行があるのです。木刀があれば強くなれます。木刀があれば態度が横柄になれます。木刀、木刀、君と木刀。修学旅行タイプの木刀を貴女に贈ります♪ 女の子だって木刀を持って素振りたい。 CONGRATULATION」

 

コップを洗っている女性の後ろ姿

「そうだ! 今から修学旅行タイプの木刀を買いにいかなきゃ! 木刀を素振らなきゃ。1日2時間は木刀を素振らなきゃ。女だって木刀を振り回したくなる時もあるのよ。でもね、何かが足りないわ。何だろうか?」

 

 ナレーション

「そんな貴女に豊満タイプの三節棍さんせつこん。母性愛だらけの三節棍。この2つのどちらかさえあれば貴女は直ぐに強くなれます。女性たちだって三節棍を持ちたいと思っているはず。誰しも三節棍を極めたいと思うのが普通です。修学旅行タイプの木刀を片手に首に豊満タイプの三節棍か、母性愛だらけの三節棍を巻けば、たちまち貴女は都会的な女性へと早変わり。修学旅行タイプの木刀&豊満タイプの三節棍with母性愛だらけの三節棍。夢のトリプルコンビネーションタッグ。夢の3大共演。今、貴女に必要なのは、修学旅行タイプの木刀&豊満タイプの三節棍with母性愛だらけの三節棍です。まとめてお買い求める事が大事です。どうぞ御早めにお買い求めください」

 

コップを床に叩き割って女性が振り返った。

「ウーン、良いわ。ありがとう三節棍。修学旅行タイプの木刀&豊満タイプの三節棍with母性愛だらけの三節棍♪ でもこれって刺激的すぎない? このアマゾネスみたいな過激でワイルドな姿の私みたいな女は劇薬的だし強烈に辛口だと思うのよ」

 

 ナレーション

「大丈夫。貴女は素敵なレディーさ♪ お買い求めた御客様方には、先着8億名の奥様宇宙人方に、職人達が手作りで制作されたアマゾネスを完全レプリカした素晴らしく美しいコスチュームをプレゼント致します。男はギャップに弱い。アマゾネスのコスチュームを着て、修学旅行タイプの木刀&豊満タイプの三節棍with母性愛だらけの三節棍を振り回しながら、是非とも倦怠期を過ぎまくった旦那様を魅惑的に誘惑してください」

 

右手で修学旅行タイプの木刀を振り回し、左手で母性愛だらけの三節棍を振り回す女性は笑顔を浮かべた所で画面が切り替わった。

 

 歌

 「♪修学旅行タイプの木刀&豊満タイプの三節棍with母性愛だらけの三節棍~♪」とミュージシャンが絶唱する姿が登場してCMは終わった。

  

  

  CM明け

 

 

『8年前から行方不明ちゃん。早速、話しますね。愛星・サマー・えりかちゃんはね、噂話だけど、とある惑星の山奥にある小さな村にいるみたいなんです』

 

『えっ!? 初耳! それ本当ですか!? マラカス貴子さん?』

 

『詳しくは分からないけど本当かもしれない話です』

 

『マラカス貴子さん、一体誰から聞いた話なんですか?』

 

『私の友達のカロチン摩美まみの母親の職場の上司の妹の看護士の彼氏の母親が私の母親の妹なんですけれども、その私の母親の妹の友達の近所にある公園の入口で働く警備員の笹山ササオさんの通っていた自転車の教習所の先生の生徒の1人でカルシウムまんてぃー図君という名前の生徒がいて、そのカルシウムまんてぃー図君がバイトしている喫茶店の店長が尿管結石で緊急入院をした病院の先生の奥さんが、たまたま私の母親の真ん中の姉なんですけれども、その、うちの母親の真ん中の姉の彼氏のお爺ちゃんが山で遭難した時に助けてくれたレスキュー隊のガラマン・タンパク質さんの部下に当たるアレンさんの弟さんが、たまたま私の1番下の兄の友達の従兄弟なんですけれども、そのアレンさんの弟さんが8年間も片想いしている女友達のお母様が脱腸で入院した病院の先生の御父様が、山に芝刈りに行った時に偶然知り合った山岳ガイドのキヨピ奈ンさんという名前の山岳ガイドのお兄さんがいて、そのキヨピ奈ンさんが、昔、勤めていた会社の横にある銭湯を覗いて逮捕された覗き魔で前科80犯もあるミスタースケベことガワガタ・ソンペンロという名前の愚かな犯罪者の老人の妹が、たまたま私の祖母のクラスメートだったんですけれども、その犯罪者の妹の友達の友達の友達のお母様が旅行先で出会った妙な男性と殴り合いのケンカをした後に警察に捕まって、担当の警察官の奥様のお母様のお婆ちゃんの妹の孫の飼っているネコの御世話をしているお手伝いさんのカミタマ爛々(らんらん)さんの隠し子のカミタマアンゼル君の通っている保育園の女の先生の旦那様のお母様が、たまたま私の母親の1番上の姉なんですけれども、1番上の姉の友達にまゆみちゃんがおってね、まゆみちゃんの長女メリンちゃんの彼氏のお母様の知人に書道家がいまして、名前は沢庵たくあんさんと言いまして、沢庵さんが2年前の個展で色紙に書いた名文「西に行くより東へ行け」を買い求めた老婆の孫のアンカスちゃんから聞きました』

 

『さっぱりわかりませーん! わからん! マラカス貴子さん、全然わからん! 誰が誰で誰なのよ? わからんです!』

 

『8年間前から行方不明ちゃん、興奮しないでよん。ちゃんと説明したから分かるはずよ。8年間前から行方不明ちゃんは賢い女の子でしょう?』

 

『はい、思いの外、私って賢いです』

 

『だったら8年間前から行方不明ちゃんなら絶対に分かるはず。要はね、私の母親の1番上の姉が深く関わっているようで関わっていない知人から聞いた噂話を又聞きしたって訳なのよ』

 

『なるほど。マラカス貴子さんは、私にとっては全く見知らぬ人々であっても、命の絆や繋がりや関わりがあるという事を説明したくて多数の人間を紹介してくれて教えたんですね?』

 

『ほら、ごらん! 分かってるじゃないのよん! 8年前から行方不明ちゃん、そういうことでぇす。話というものはね、色んな人を介して伝わっていくものなのよ』

 

『なるほどなぁ。マラカス貴子さん、ありがとうございます』

 

『でね、その噂話なんだけど、愛星・サマー・えりかちゃんは村に引き込もって完全にアイドルを引退するみたい。村の村長と結婚するみたいなのん。村長の母親の介護を任されて一日中働いているそうよ』

 

『マラカス貴子さん、私の聞いた噂話とは全く違いますね』

 

『えっ? じゃあ、8年前から行方不明ちゃんが聞いた噂話を教えてくれるかな?』

 

『良いですよ。愛星・サマー・えりかちゃんは極秘で病院に入院していて面会謝絶らしいのです。大怪我をして意識不明の重体らしいのです』

 

『えーっ、可哀想。8年前から行方不明ちゃん、それって本当の話?』

 

『マラカス貴子さん、かなり信憑性の高い話だと思いますね』

 

『可哀想~。8年前から行方不明ちゃん、何処の惑星の病院なの?』

 

『分からないですね』

 

『えーっ、信じられなーい。8年前から行方不明ちゃん、ここで一旦、CMです。8年前から行方不明ちゃん、どうもありがとうございました』

 

『マラカス貴子さん、こちらこそです』

 

 

 

     CM

 

 

仕事帰りのサラリーマンが満員宇宙船に揺られて疲れ果てている。

「はぁ、しんどい。仕事が辛いし色々としんどい。男は社会に出たら敵は50人はいると言われているが、僕の場合7万人はいそうだなぁ」

 

ナレーション

「本当に男って悲しくなるほど大変。男って孤独な生き物だから切なくて寂しそう」



満員宇宙船に揺られているサラリーマン

「あっ! そうだ! 疲れた時こそ原点回帰、回帰線だよな。戻ればいいだけの話じゃないか! よし、戻ろう! もう全てがウンザリだから戻りたいんだ!」

 

 

 ナレーション

「誰しも自分を取り戻したくなる時がある。そんな貴方にお薦めの世界へいざないましょう!」

 

 

途中下車したサラリーマン

は、ある場所に行きハッスル中。 

「バブー、バブー。キャハハハハ。バブー、バブー」

 

 

ナレーション

「そうです。今晩は赤ちゃん。皆、誰だって昔は赤ちゃんだったんです。赤ちゃんプレイをして赤ちゃんに戻りましょうよ。赤ちゃんプレイが出来る親切なお店『本質的に人はBABY』店へようこそ。ここに来れば誰でも赤ちゃんになれます。年会費無料。会員証無料。入会手続き80万ヘンドリモンドリ。さぁ、今すぐ『本質的に人は皆BABY』に連絡を!」

 

 

赤ちゃんに戻ったサラリーマン

「キャハハハハ。バブー」

 

 

 

   CM明け

 

 

 『質問コーナーは次の方で最後です。聞こえてますか? お名前は?』

 

『はじめまして。僕もペンネームです。ペンネームは「たらい回しされたのは3度目かな」です』

 

『たらい回しされたのは3度目かな君、御質問は何じゃらほい?』

 

『この大宇宙で1番強い男は誰ですか? 僕はサチ君だと思います』

 

『サチ君? 誰それ?』

 

『硬球を、まともに体に食らっても、笑顔を絶やさない偉大な男の事です』

 

『たらい回しされたのは3度目かな君、私、ちょっと存じ上げてないので分かりかねます』

 

『マラカス貴子さんが思う、大宇宙で1番強い男って誰ですか?』

 

『やっぱり、私の祖父かなぁ』

 

『ほほう、なるほど』

 

『私の祖父はね宇宙刑事だったんだけど、辞めて、今は宇宙防衛軍の第8艦隊の艦長になっちゃってるの』

 

『凄い! マラカス貴子さんのお祖父様は強いんですね! 宇宙防衛軍の第8艦隊はめちゃくちゃ強い艦隊ですよ!』

 

『たらい回しされたのは3度目かな君、そうなのよ。めちゃめちゃ強い祖父です。朝から全裸で真冬の南海を泳いだ後にね、どんぶりに雪を入れてメロン味のかき氷を作って食べた後にだよ、また南海の海に飛び込んで潜水を300メートルを成し遂げてしまったりしています。ルーティンになっているみたい。1全裸、2真冬の南海を泳ぐ、3かき氷を食す、4真冬の南海を潜水する、ってな感じの奇抜なルーティン』

 

『凄いタフなお祖父様ですね。サチ君よりも凄いわ。あっ! マラカス貴子さん、キャプテン・ミルクはどうですかね?』

 

『キャプテン・ミルクは最強だから。祖父とは比べ物にならないわ。キャプテン・ミルクは最強の男だから。大宇宙史上最強のワイルド・ボーイの最強の男だから。私もキャプテン・ミルクは尊敬しているし憧れています』

 

『マラカス貴子さんはキャプテン・ミルクに会ったことありますか?』

 

『ないです』

 

『マラカス貴子さんのお祖父様はキャプテン・ミルクに会ったことがあるかも』

 

『たらい回しされたのは3度目かな君、たぶん無いですね~。現在、祖父は2000億キロ離れた「卵かけご飯惑星」に単身赴任ですから。あと3年間は「卵かけご飯惑星」にいますので、キャプテン・ミルクの行動範囲からは大きく離れています』

 

『なるほど。マラカス貴子さん、最後に1つだけ聞いて良いですか?』

 

『どうぞ』

 

『愛星・サマー・えりかちゃんは無事なんですかね? 凄く心配しています』

 

『本当にそうよね。えりかちゃんのファンクラブの会員数が40億宇宙人人おくうちゅうじんにんを突破したとのことよん。すんごーいよね』

 

『マラカス貴子さん、実は、妙な噂話を聞いたんですよ。えりかちゃんは既に亡くなっていて、もう宇宙にはいないらしいとね』

 

『あらやだ。そんな悲しい噂を広めた奴はケツに浣腸50発連射して痔にしないとさ。腹立つ噂よね。という事で、たらい回しされたのは3度目かな君、どうもありがとうございました!』

 

『マラカス貴子さん、こちらこそ、ありがとうございました!』

 

「さてさて。ここで第100話記念のコメントを五人ほど紹介致します」

 

『100話って、あんた、体がビクビクしちゃう! 体がビクッんて動く感じになるくらい、驚いているし。おめでたき幸せよねぇ~』

  水玉パンツくん

 

『100話おめでとうございます! 頑張って1000話イッチャイナよね』

  ファイナル・フィアンセちゃん

 

『100話おめでとうございます! ありがとうございました! またのお越しをお待ち申し上げます! 100話ありがとうございました! また頑張ってくださいね✨』

  ハンバーガー屋さんの奥様

 

『100話まで来ちゃって。やるじゃん、やるじゃん。なかなかやるじゃん』

  サランラップ愛好家の玉だけ玉子さん

 

『100話おめでとう、おめでとう、おめでとう。そしてこれからもおめでとうって言われる貴方でいて欲しい。本当におめでとう』

  感謝の気持ちりん子さん

 

「水玉パンツさん、ファイナル・フィアンセさん、ハンバーガー屋さんの奥様さん、玉だけ玉子さん、感謝の気持ちりん子さん。素敵な感じのコメントをどうもありがとうございました! キャプテン・ミルクからテレパシーコメントを頂いておりますので読みます」マラカス貴子は涙ぐみながら読み上げた。

 

『やあ! キャプテン・ミルクだ。春絢爛になったら大いに笑いたまえ。笑って笑って過ごしたまえ。嫌なことを忘れて心を裸にしてしまえ。自分を解放したまえ。自由を求めたまえ。愛を求めたまえ。愛のために生きたまえ。我等は死にゆく運命だ。自分のために生きるも良し、人のためにも生きるも良し。とにかく生き抜け! 日々を戦いながら迷いながらも生きるんだ! 本当に辛くなったら俺に何でも相談しろ! ウジウジ独りで悩むなよ! 力になってやるから心配するな。悩みは、いつか必ず解決されるものだから。ちょっと悩ましい気持ちになるかもしれないがな、悩みながら成長していくのが真実でもあるんだ。皆、第100話ありがとうな。また宜しく頼むぜ!』

          キャプテン・ミルク

 

 

 

 

   ☆続いちゃう☆

 

 

 

  挿絵(By みてみん)

 

茂木多弥様、どうもありがとうございました。

凄く嬉しかったです。ブルーバードAYAのイラストをずっと大事にします✨

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[一言] 100話おめでとうございまーす!
2022/05/29 17:11 退会済み
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