それでもロマンを追い求め
弓をジャンプしながら射ったり雷纏わせたりする奴もいるし普通だな
「弓を作るにあたって幾つか聞きたいことがある」
そういって俺は数本の弓矢の媒体を用意する
「まずこの店にある弓矢の相性を知りたいお前はどんな媒体を使っている?」
「これとこれに後余り使っていないですけどこれですね」
普通に魔法と物理特化の二種類にこれは・・・・成る程魔法制御で様々な魔法の矢を作り出せるのかオリジナルぽいな
「これは自作か?」
「はい、色々考えて少ない魔力でも戦えるように作ってみたんです!」
やるなだが
「でも全然射てないですよ魔力消費量多くて」
「だろうな制御する魔力機構が出鱈目で選べる魔法なんかほぼランダムだろ」
「えっ?普通に選べますよ?」
「いやいや無理やり魔力量でごり押ししたらいけるかもしれないが実用的ではないぞ」
「ごり押しなんてしませんよ!見てて下さい」
アルシャは媒体を手に着けて弓を構える
「わかったからちょっとまて店の中で射つな」
そう言い放ち手を掴み無理やり店の外に連れていく
「ちょっと待ってろ」
えーとたしか土の陣に火の紋章を入れ魔力を流せば
ズドーン
「土魔法?いや錬成魔法ですか?」
二百メートル離れた場所に突然下から突き出る石の柱が現れる
「錬成魔法と言うより錬金術だな。長年鍛冶屋やってたら火と土の関係が深まってな今ぐらいのが出来るようになったんだ」
「すっ凄いですね」
「そんじゃ取り敢えず制御の難しい雷の矢を射ってみてくれ」
「それだけで良いんですか?」
「・・・・よしなら打撃属性と射程威力減衰低下の効果もつけてみろ」
ジリジリズドーン
おいおいマジかコイツ溜めなしで射ちやがった石の柱は・・・・貫通していなく粉々に崩れている射程威力減衰低下の効果か
「ウソだろ雷と打撃の矢は相性が悪い少なくとも溜めなしは・・・・ガイ並の天才か」
並々ならぬ魔力操作かそうなると弓術はどうなんだエルゴリさんも天才だったがこいつも
「なあ魔法使い殺しの魔物 通称アゴキリという魔物を弓で撃ち落とすことは可能か?」
アゴキリそれは数多のエルフの弓使いを殺してきた正に天敵である
魔法も範囲魔法でないと当てられず接近戦においては並の戦士では相手にならない
体が小さく多数で襲ってくることから国によってはドラゴン以上に警戒されておりSSランクの討伐依頼も在るほどだ
「撃ち落したことは何回かありますね」
まじか数多のエルフの弓使いを殺した原因の多くは突出した機動力である。エルゴリさんも何回か討伐に参加したらしいが当てられる弓使いは3人しかいないと言っていた。
「まさかエルフの守護神15陣の一人か」
「いえ私は・・・・守護神の一人ではありません」
それは悔しいそうなな眼差しを此方に向けてくる
「エルフの弓使いには称号のような呼び名があります。
絶貫のエルゴリ破魔のカグラそして私は必中のアルシャです姿形さえ見えれば必ず命中させるただ其だけです」
ポリポリと頬かき上を見て思考する
これは自虐なのだろう当たった所で威力がなければ意味がないそう物語ったようすだ
「火力か」
「はいエルゴリさんの弓製作に関わった唯一の人間である貴方しか頼れないんです。」
「・・・手がない訳ではないが恐らくお前が望む物は滅茶苦茶時間が掛かる。それに俺は弓の製作に関わったがあくまで設計と威力を高める魔術回路に意見しただけだ。」
「つまりその・・・・お前の才能を生かす弓は俺には作れないだろう。」




