変形武器
いやー良い武器を作った。
本当は機械仕掛けで炎とか爆発とか出来るようにしたかったけど俺の技術的になぁ
そう俺は魔力で変形する魔鎌を作ったのだ。これは本来なら膨大な魔力を必要とするがちょっといやだいぶグレーゾーンな手法を取り入れ可能となった。
まず始めにルーゲに渡した大鎌なのだがあれは呪い憑きというアカンやつだったのだ。
そして奴は呪われた大鎌に気に入られた。大鎌いわく物凄いタイプなのだと
これがもとで奴は一生彼女が出来ない呪いにかかってしまった。まぁ強くなる代償ってやつだ。すまん
あの大鎌は怨霊剣という魔物の一部を凝縮し錬成したものを刃に使っており作り終わった後
あれ?呪い取れてないなと思いつつも精神が強そうな奴に売ればいいかと楽観視していた。
そこにルーゲが現れ大鎌に気に入られる。これが追う大鎌のキーポイントになる。
元々俺が使い勝手を試しているとやたらと首の方向にいくクセというか明らかな方向転換を発見、なので追う大鎌と名付けたのが由来だ。
そこで俺は考えた。無理に武器自体を変形させるのではなく武器自体が変形すれば良いのではと
まず鍛冶スキルを使い武器に語りかけルーゲについて聞いてみる。そしてルーゲが得意な剣や槍に変形するための魔力や制約つまり対価だそれらの交渉をする。
大鎌が求めた対価は魔力、気力、異性に対する運気というか二度と彼女が出来ない呪い、後ほんのちよっとな精力だ。ぶっちゃけていうとぼられている感じはある。本人には代償として縛りとかそいうの大丈夫か聞いてみたがそれはそれで良いと言っていた。呪いについては・・・・受けとる前に言ったよ・・めっちゃ葛藤してたね
何はともあれ制約ができたらそこからは地道な鍛冶作業
魔力の流れを作り変え全体量の大半を怨霊剣で作り変えルーゲの髪の毛や血でさらに適正率を底上げし 新 追う大鎌が完成した。
そして余談だがルーゲは受け取ったその日付き合っていた彼女にフラれるのであった。
ルーゲどんまい