変形武器
名前かえるかも
「この決闘を受けてくれてありがとう」
「いやお前との闘いは頂にたどり着く糧となるその為なら幾らでもうけるさ」
「いくぞガイ・チェーン!!!」
「ああこいルーゲ!!!」
その決闘は後に刈取の狩人と踊打棍流開祖の伝説となる幕開けであった。
ガイ・チェーンはあたかも遊んでいるかの様にヌンチャクを振り回す
「!!」ルーゲは距離を獲りつつ突きを繰り出すが受け流される
(その動きに自慢の剣を引っかけられた所を叩き割られたがそうはさせん)
(ならこれはどうだ)
ガイ・チェーンは前に飛び出し距離を詰めにくる
普通の大武器にならこの対処は正解だっただろう
ルーゲは思わず笑みが出てしまう
「グッ成る程その武器内側に引くことで威力を発揮するのか」
そう鎌本来の使い方は草刈りにある。多くの武器は押して斬る突いて斬る等の前からの攻撃に特化している。だが鎌は違う引いて斬ることに特化しているのだ
「よく避けたな」
「ふふ、まだ使えこなせていないんじゃない?」
「ああだがこれを使う相手はお前が相応しい」
「光栄だな」
「そろそろ背中の傷口は直ったか?」
「バレてた?」
「舐めるなよ本気でこい」
「ああ準備は出来たいくぞ!!」
ガイ・チェーンのヌンチャクが輝き踊り始める
打龍の本領発揮の始まりだ
(俺の打龍は特別製だ本来なら火、水、土、光、闇の魔力これら全てを混ぜ合わせると爆発するがこの武器は爆発しない、何故なら鎖の部分で別れているからだそうだ。真ん中に自身を強化する水、土、光の3つ先端は火、闇の2つずつだ。こんな武器これ以外ないだろう。あの鍛冶屋は先端を3つにしようと思考錯誤していたが断念その顔は無念と言わんばかりの顔だった。馬鹿だ明らかに世紀の大発見なのに満足していないだがそんなものを求めた俺も馬鹿なのだろう。だから負けるわけにはいかない。あの鍛冶屋いや馬鹿のために!!)
(やっと見れる水で身体強化、土で武器強化、光で幻術及び魔法防御、其処に火の火力、闇の喪失効果【デバフ】のついた武器お前だけだよそれができるのは!!!)
先ほどとは比べ物にならい速さでヌンチャクを繰り出してくる。そこに幻術で複数のヌンチャクがルーゲを襲う
「グッ」
慌てず姿勢を立て直すがガイ・チェーンは見逃さない。足払いしガードの解かれた胴体に打龍を叩き込む
「ゴフッ」
大鎌を短く持ち追撃の一撃を利用し距離をとる
(隙がない、こちらの攻撃は受け流され相手は変幻自在にあらゆる方向から攻めてくる。上等だ魅せてやるこれが俺の新しい武器だ!!)
「応えよ我が魔鎌よ!!!」
ガイ・チェーンは即座にルーゲに猛追を仕掛けるが容易く弾かれる驚いたが咄嗟にルーゲの剣を引っ掛け叩き割ろうとするも変形しすり抜ける
(グッだがここからでも防御は可能だ。その槍では俺の守りは崩せん!)
ガイ・チェーンは即座にヌンチャクを回して防御の構えをするが槍はガチンガチンと音をたて槍は変形し鎌へと姿を変えてガイ・チェーンの首を捉える
「俺の勝ちだガイ・チェーン」
「‥‥教えてくれ武器が変形するのは弾かれた時点でわかっていた。勿論最後の構えは大鎌にも対処出来たなのに何故俺は負けた」
「‥‥いいだろう俺の大鎌は剣、槍、鎌の3つに変形出来きるが鎌は色々特殊でな、追っていくのさ相手を」
「追っていく?」
「ああ許容範囲はあるが魔力が尽きるまで相手を追い続ける」
「そんなことが可能なのか?大体そんなもの満足に振れないだろ武器の耐久力だって」
「短時間なら?」
「!!!まさかお前も」
「そうだこの追大鎌を作った奴はお前の打龍を作った鍛冶屋だ!」
ガイ・チェーンの前の闘い形は二刀流で全属性一応使えはしましたが全出力だすと危ないので器用貧乏になっていました