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実用性?バカ野郎ロマンを求めろ  作者: サーラーラ
変形武器
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変形武器

それまで俺は最強であった。


だかある一人のヌンチャク使いに惨敗し最強ではなくなった。


自慢の剣は叩き割られあらゆる技は通用しなかった。


そしてこう思ってしまった。


嗚呼なんて格好いいんだ  と


それまで馬鹿にしていた武器が格好良かった自分だけの武器自分だけの技に嫉妬した


それまで自分はそういった武器を使う奴は才能がなく逃げに走ったり優越感に浸っているだけの凡人だと思っていた。だがアイツはそうではないアイツは努力しこの戦法や武器を得たのであろう。


それから俺は変な噂を耳にしたいわく変な武器を作る奴がいると調べてみるとそいつはあの打龍を作った奴だった。

藁にもすがる思いで訪ねてみると大鎌を勧められた。恐らくこの武器は弱いと感じた。確かに魔獣相手なら振り回すことが可能だろう。だが人間相手なら難しい振り回す瞬間どうしても剣や槍の突きに邪魔され苦戦するだろう少しの落胆と共に帰ろうとした時1つの閃きが舞い降りる

もしこの武器が突きに態様できたら変形でもしなければ‥‥変形するそれならアイツは戸惑うのでは?俺も過去に一度変形武器である射出する槍に戸惑いかすり傷を負った。そう思い俺は変形武器を依頼した



俺は天才であった。


剣、槍、斧、鎚、格闘術どれも人並み以上にでき魔法に至っては火、水、風、土、光、闇の適性があり魔力量は人一倍あった。

故に全てを極めようとした。だが現実は甘くなかった。気がつけば俺はなんでも出来るが一流ましては二流にすら劣る器用貧乏に成っておりこのままでは駄目だと剣に絞り努力したがそこでも挫折した。当たり前ではある。それまで俺が寄り道している間彼らは剣だけを努力し鍛え上げたのだ。

それから努力を重ね何とか様になり騎士団の精鋭とまではいかなくても一流とは名乗る位にはなった。

そして俺は三十代そう俗に全盛期心、技、体これ等全てが最高潮に達するこの時に自分は精鋭部隊になるため試験を受けた。

俺の闘い形は魔法を中距離から小刻みに放ち相手が消耗または焦った所を突くこれは別に卑怯ではない正々堂々の勝負などまれである。

最強の精鋭揃いの部隊だ当たりのようにそういった手を使う奴も少なからずいる。

結果は駄目だった。相手も一流 魔法の中距離射撃の対処はお手の物だ一気に勝負を決められた。あんなに努力した剣術が通用しなかったのだ


他の分野で一番になろうと俺は騎士団を止め冒険者になった始めのうちはこれまで経験が生きたのか直ぐに腕利きの証拠空までたどり着けた。

だがそこで俺は挫折を味わった。ランクを上げる際の担当監に就くことになり模擬試験をしたのだがあっさり負けてしまいそいつは悠々と最高ランクである頂になってしまった。

そんな時変な噂を耳にした。いわく馬鹿な野郎がいるとそいつの作る武器は魔獣相手なら使えるが対人には向かない剣だとか一回使っただけで壊れる凄まじい威力のあるクロスボウなど様々な噂を耳にし最初は興味本意だった、早速その鍛冶屋へと赴き自分の強みを生かすにはどういった武器を作るのか聞いてみた。するとその鍛冶屋はこう言った。なるほど器用貧乏というやつか と


その言葉を聞いてしまった俺はそれまで溜まり溜まった不満や怒りを吐き出してしまった。そんな俺に鍛冶屋は俺はお前の人生を否定はしないそれをどうやったら強みつまりお前だけの武器を作れるのか一緒に考えていこうと言ってくれた。



そして俺は頂になった。かつて自分を負かし悠々と頂となった者を倒して




大鎌vsヌンチャク

なにこれ

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