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実用性?バカ野郎ロマンを求めろ  作者: サーラーラ
変形武器
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変形武器

鎌だけにかまをかけようか迷った


変形武器


それは格好いい、ガチャガチャ変形するの楽しい等のロマンがある。


一番一般的な変形武器は折り畳み式ナイフだろう収納性が高く持ち運びが楽なのだがチンピラやヤクザな人が愛用していることもあり余りイメージは良くない


そして幾つか弱点もある

やはり一番の弱点は耐久性という永遠の課題

変形する部分、人に例えるなら関節だろう

武器が変形する為の支点が壊れたあるいは機能しないだけで変形武器では無くなる

これは変形武器の存在意義でもあり一番の弱点でもある

この俺も幾度となく変形武器を思考錯誤したがでた結論が変形させない方が耐久性も上がるし武器としての威力を求めた場合一回きりしか使えない射出型よりもクロスボウで爆発矢使った方が強いという悲しい結末になった

俺もっと力があれば


「何故変形武器なんだ、一応言っておくが耐久性という点で強い保証は出来んぞ」


「知ってます」


「なら何故?」


「求める理由は変形武器が格好いいからです」


「は?」


「私はこれでも最強だと思っていました。ですがある日自分が馬鹿にしていた武器にコテンパンに負けたんです。あなたの作ったネンチャク通り名は打龍」


「あーあれか結構自信作なんだよあれ」


「そこで私は思いついたのです自分が最も馬鹿にしている武器が最強なのではと」


おっおうこれはあれだ久々にやべー野郎だな無駄に才能あって天狗になっていた所をボコボコにされて不貞腐れるのではなく武器の強さだと思ってるんだな


「そうかなら他にも変形武器はあるぞ?例えば仕込み杖に射出型の槍とか」


「いいや最初に出された大鎌の変形武器を作ってくれ」


「なんでだ?」


「感だな」

誰だよ最初に大鎌なんか出したの普通剣か槍だろ色物ならレイピアとかさ‥‥よしどうやって断ろう断る理由は幾つかある

まず大鎌は加工しにくい

長物弱点である先の方つまり鎌が最も効果を発揮する部分に手を更に加えるのは俺の技術的に無理

手を加えるならそれらを支える柄の部分なのだがこれでもかなり妥協している何故ならこれを使うのがゴリゴリのマッチョで体格のいい奴なら問題はないのだがそんな奴なら特大剣や巨大鎚を求めるに決まっているそうこれは屈強な長身の女性や老人でも扱えるよう調整に調整を重ねている

想像してみてくれゴリゴリマッチョが大鎌振り回す姿を嫌だそんなの

だが長身の女性が大鎌を構え此方にゆっくりと近づく姿を想像してみてくれ美しい女性なら惚れるし死んでもいいね

「なあこの鎌よりサイズ小さくなるが良いか?」


「駄目だこれより大きくしても良いが小さくは駄目だ」


「言っておくが相当な重さになる。そうだなこれぐらいか」

そう言って俺はかなり重心を先の方にし根元から折れるのではと思ってしまうほどの巨大鎚(不良品)を持たせる


「フム、これぐらいなら使えるな」

そう彼が良い放つとまるで重さを感じさせないほどの早さで巨大鎚を振り回す


「そっそれだけのことが出来るなら俺が言っちゃあなんだが普通の武器の方が強いんじゃねえか?」


「男なら誰しも強くなろうとする。なら普通の武器で普通に闘い多少の差を見せつけて勝利を獲るのか?いや違う自分にしかない武器で自分だけの闘い形で圧倒的な差を見せつけて勝利したいだろうが!それを私は今回の敗北で思い知った!」


な、なるほど理解は出来るが作るのが


「報酬なら六千金貨!さらに私が気に入ったなら更に六千金貨払う!」





さーてと忙しいなるな魅せてやるよ俺様の変形鎌


武器に関してはあくまでも主人公の考えですそれが正しい訳ではありません

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