お嬢様お目覚めでございます
目覚めるとそこは見慣れた某有名ホテル、リッ〇・カー〇〇ンやコ〇ラッ〇のスウィートのベッドルーム以上に広くてゴージャスな部屋に私は寝ていた。
・・・そう寝ていたのである。
(え~・・・私まさか昨日アフターで酔っぱらって・・?)
(最悪じゃん・・相手が誰とかも覚えてないし。久々にやっちゃった~・・)
自己嫌悪していても仕方が無いので、ノーメイクのまま寝たであろう汚ちゃない顔を確認するべくベッドから抜け出そうとした。
?「アリアお嬢様おはようございます。今朝・・の・・・・・・・」
「えっ誰」
ドアが開いたと思ったらメイド服着た女の子が入ってきて思いっきり顔見ながら知らない名前呼んできたんですけど?
「誰?あ、もしかして私と一緒にこの部屋にいる人のこと?ここにはいないよ」
メイド「は・・え、いえ、お嬢様がご自分で起きられていらっしゃったのでビックリいたしまして・・申し訳ございません!!!」
なにこの子・・怖いんだけど?!いきなり謝ってくるし、なんならお嬢様とか私のこと見ながらいってくるし。まぁ確かに私はそこらの女より顔面偏差値高いですけれども~♪お嬢様に見えちゃうくらい気品と知性と美貌を兼ね備えていますけれども~♪
なんて盛大な勘違いをしているとメイド服の女の子が顔を真っ青にしながら声を掛けてきた。
メイド「ぁ、あのお嬢様・・先程この部屋に一緒にいる人の事?と聞かれていらっしゃいましたが、まさか・・どなたかお部屋で一晩過ごされたんでしょうか・・?」
「え?だと思うけれども?」
バターーーーーン!!!!
「えーーーーーー?!?ちょっと大丈夫?!!」
なにこの子色々大丈夫?!
?「何があった?!」
倒れた音を聞きつけどやどやと人が入ってくる。
私が倒れたメイド服の女の子の介抱をしているとみんな固まって動かなくなっていた。
まじ使えねー。野次馬共め。