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東方神裂録  作者: 黒曜緋芭
1/11

✝-世界の美しさ-✝


俺には記憶がない。



だが、分かることがある。



俺にはチートと呼ばれる超常たる能力が備わっている事。



様々な場所を渡り歩かなければ行けない事。



記憶は徐々に手に入れなければならない事。



記憶の欠片は世界に散らばっているという事。









俺はふと目を覚ます。



詩「ここは……」



俺は身体を起こした。



目に映るのは、自然の行き届いている木々だった。



詩「俺、なんでこんなところに……痛っ……」



俺は咄嗟に頭を支える。



そして考える。



詩「ここに来た経緯が全く分からないなんて……」



そんな事あるのか?



俺はもう少し、落ち着くことにした。



今でも十分落ち着いているとは思うんだがな。



詩「……昨日の出来事が思い浮かんで来ないな」



それに一昨日も3日前も4日前も



むしろ誕生日さえ思い出せないなんて……



悲しい子だな、俺。



詩「記憶喪失かな…痛っ!?……!!?」



俺は記憶という単語を呟くと、頭に激痛が迸った。



そして、何かを思い出す。



---------------




?「君はそれでいいんだね?」



詩「あぁ、そうしてくれ」



?「条件はどうする?」



詩「そうだな、こんなのはどうだ?」



?「ふむふむ、って、ハグの回数で思い出すことにするの!?」



詩「これくらいの難しい条件じゃないとな」



?「まぁ、別にいいけど……」



誰かの手が俺の頭に近づく




-----------------------





詩「条件?ハグの回数?難しい?思い出す?」



俺は思い出してきた記憶を、怪しい単語でまとめる。



詩「一体さっきの記憶は……」



だが、簡単にまとめるとだ。



詩「俺は誰かとハグをするたびに記憶を取り戻すことができるのか?」



しかし、誰とハグをすれば戻るんだ?



特定の人物か?


男なのか?


女なのか?


そもそも人間なのか?



それすらも分かっていなかった。



詩「はぁ、とりあえず周りを見ているか」



俺はゆっくりと立ち上がる。



急に立ち上がると、立ちくらみが起きるからな。



辺りを見渡す。



詩「見事に木ばっかりだな……」



俺は1本の木に近づく。



詩「ん?」



俺は何かの違和感に気がつく。



これは……



詩「ま、りょく?」



俺の口から、新しい単語が飛び出してくる。



魔力



すなわち、超常現象の一つ。



だが、何故魔力だとわかったのか。



それすらも分からない。



詩「他の問題も解決していないのに、次々と新しい疑問が……面倒だ」



まぁ、魔力が宿っている木があることはわかった。



詩「しかし、ここがどこだがわからないな」



俺は更に辺りを見渡す。



そこで、何となく珍しい物を見つけた。



詩「キノコ、かな?」



俺は見つけたキノコのそばでしゃがんだ。



そのキノコは普通の代表的なキノコと大して変わらず、見た目は悪くなかった。



だが、色が可笑しかった。



空色をしていた。



悪く言えば不気味な色。



良く言えば綺麗な色。



見方は人それぞれだが、俺にとっては綺麗だと感じた。



俺はそれを丁寧に摘む。



良く見てみると、若干光っていた。



詩「神秘的なキノコだなぁ」



俺がまじまじと観察していると、後ろからいきなり大声が聞こえた。



?「ああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!???」



俺は身を竦ませ、咄嗟に片耳を押さえる。



両耳をふさがなかったのは、片方の手でキノコを持っていたからだ。



?「なぁなぁなぁ、それ、どこで見つけたんだ!!?」



いきなり大声を上げた人は、遠慮なく俺に近づいてきた。



俺はやっと耳鳴りが収まったので、その人をみた。



性別は女の子だった。




服装は、フリルのついた黒白のドレス。


黒と白のフリルのついたとんがり帽子。


右手には身の程の箒。


10人居れば9人は魔女だと答える感じの女の子だった。




俺が呆けてると、その女の子は更に顔を近づける。



?「なぁなぁ、ど~こ~で~み~つ~け~た~ん~だ~」



詩「話す、話すから揺すらないでくれ」



俺はそっと女の子の手をよけさせると、キノコを女の子の目線まで下げた。



詩「これはついさっき、その木の根元で見つけた」



俺は木の根元を指差す。



そして、よく見てみると、彼女は俺より小さいことに気づいた。



まぁ、どうでも良かったか。



?「それ、1本だけか?それの他に生えてなかったか?」



その子は何故か焦っていた。



詩「俺が見つけたときは、1本だけだった」



それに、みつけたとしても、何本もいらないし。



それを言った途端、女の子は崩れ落ちるように膝を着いた。



詩「どうした?」



?「うぅ、遅かった……」



俺は詳しく聞くことにした。



彼女が言うには、このキノコはものすごく貴重な品で、旬な季節に生えるかどうかも怪しい程の確率で見つけられるものらしい。



つまり……



詩「俺ってば最高に運がいいみたいだな?」



でも、こんなもので運を使いたくなかった。



俺は少し落ち込んでると、女の子は立ち上がる。



そして、何か期待の篭った目で俺を見る。



?「その~なんと言いますか~出来れば譲って欲しいなぁなんて……」


詩「あぁ、別にいいぞ」



俺は躊躇いもなく、彼女の手に乗っけた。



?「そうだよな、こんな貴重な物を……って、ええええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!???」




俺は今度こそ両手で耳をふさいだ。



今度は俺の耳は守られたみたいだ。



俺は軽くガッツポーズをすると、彼女は慌てだした。



?「えっと、その、本当にもらってもいいのか?」



詩「あぁ、別に俺はいらないし、見つけたのも偶然だからな」



俺は淡々と答えた。



ただ綺麗だから摘んで見ただけで、特に必要ないしな。



?「ありがとう!ありがとう!」



彼女はよほど嬉しいのか、俺の両手を掴んでブンブンと縦に上下させていた。



詩「あ!その代わりって言っちゃなんだが……」



彼女は急に止まる。



?「あぁ、その、大したお礼は出来ないぜ?」



ぜ?



俺は何か引っかかったような気がしたが、あえてスルーすることに決めた。



詩「いや、そんな恩着せがましいい事は……いや、そうなるのかな?」



俺は考えてから、少し頭を悩ませる。



?「とりあえず、言って見てくれるか?」



詩「あぁ、こういうのもなんだが……」




俺はこれまでのいきさつを話した。



そして、俺の言い出した事はというと……



?「ふむ、この場所の案内と泊まる場所か……」



詩「難しいか?」



せめて案内だけでも受け入れて欲しいが……



?「いや、大丈夫だぜ!ずっとは厳しいかもしれないが、宛はあるぜ!」



詩「それは助かる」




俺は心のそこで安堵した。




?「そういや、自己紹介がまだだったな。私は魔理沙、霧雨魔理沙だぜ!」




詩「霧雨さんね、俺は神裂詩音。よろしく」



俺が右手を差し出すと、霧雨さんは右手の人差し指を立てて、横に振る。



魔「それはダメなんだぜ、詩音は貴重な品をくれた恩人。それも一生掛かってとれるかどうかの代物だ。そんな詩音が私を他人行儀で話すのは可笑しい」



霧雨さんは笑顔で答える。



魔「つーわけで、私の事は魔理沙って呼んでくれ!」



魔理沙はやっと手を差し出してくれた。



詩「じゃあそうさせてもらうよ、魔理沙」



魔「おう!よろしくだぜ!」



一つわかったこと。



男口調っぽい彼女。


語尾が-ぜ-の面白い人。




俺たちは、握手が終わると森の中を歩いて行った。







詩「ここはどういうところなんだ?」



魔「あぁ、ここは、魔法の森と言って特に魔力が集まりやすい場所だからそう呼ばれているんだ」



なるほど、だから木に触ると魔力を感じることが出来たんだな。



魔「それはそうと、もうそろそろ私の店に」


ガサガサ



俺はなんとも思わなかったが、魔理沙が敏感に感じ取っていて、構えていた。



詩「何をそんなに構えているんだ?」



魔「そうか、詩音はこの場所を知らなかったんだっけか」



魔理沙は草むらから目線を外さずに説明を始める。



魔「この世界にはな、妖怪なんていう物騒な輩がいてな、そいつらは自分の私利私欲で人間を襲って来るんだ」



詩「妖怪……ねぇ?」



俺は草むらに目を向ける。



俺が感じる気配は、妖怪っていうより……



グガァァァアアアア!!!



詩「やっぱり熊だったか」



魔「っち!!」



魔理沙は舌打ちをすると、懐に手を入れる。



詩「なにしてるんだ?」



魔「逆に詩音は何でそんなに落ち着いているのかがわからないぜ」



ん~、確かにそうだな。



熊が目の前に居るんだ、普通は驚くか恐怖に怯えているかもしれないのにな。




魔理沙は次にポケットを探る。



魔「あれ?」



また懐に手を、そしてポケット。



最後に帽子の中に手を入れた。



詩「何を探しているんだ?」



魔「……無い」



魔理沙は徐々に顔を青くした。



魔「家にミニ八卦炉を忘れてきたみたい……」



ミニ八卦炉?



よく分からなかった。



詩「何に使うんだ?」



魔「ミニ八卦炉は、私の魔力を底上げしてくれる魔導器なんだ、あれがなかったら若干弱くなるだけなんだが、キノコ探すのに魔力を使ったから今勝てるかどうかさえ怪しくなるぜ……」



俺たちが話している間でも、やはり熊は徐々に近づいていた。



というより、もう目の前にいた。



魔「くそ!?なら箒で逃げるぜ、あっ!!?」



バシィ!!



熊は、魔理沙の箒を思い切り弾き飛ばした。



俺は熊の腕が当たらないように、紙一重で避けた。



魔「そ、そんな……」



箒は結構森の奥まで吹っ飛んだみたいだった。



俺はふと周りを見渡すと、近くによさげな木の棒を見つけた。



俺はそれを拾う。



折り曲げる、180度まで曲がる。



振る、ヒュンヒュンと風を切る音が聞こえる。



鈍器にしては軽すぎ、凶器のしては柔らかすぎる、鞭にしては硬すぎる。



まぁ、急ごしらえの物にしては次第点だった。



その時、熊が魔理沙に向かって腕を振り上げる。



魔理沙は何もできたいことを悟ったのか、涙目になったあと思い切り目を閉じた。






ヒュバ!!








バチィィィン





俺の振った木の棒は、見事に熊の振ってきた腕に命中した。



ク「……」



詩「……」



熊は、もう一つの腕を降ってくる。




ヒュバ!!





バチィィィン





ク「……がぅ」



詩「……」




熊は両手が痛いのかどうかはわからないが、今度は噛み付いてこようとしてきた。



俺はそれを見越していたので、思い切り熊のおでこに木の棒を当てる。




シュバン!!




ズバチィィィン




熊は余程痛かったのか、頭を抱え込んでしまった。




魔「す、すごい……」



魔理沙はいつの間にか、目をあけて今までの状況を見ていたようだ。



実際は俺の後ろにいたんだがな?



俺は熊に言う。



詩「あぁ、その、なんだ、俺たちは食われるわけには行かないんだ、他所に行ってくれないか?」




熊は悩んでいる。



大方、餌が見つからないから俺たちを襲ってきたんだろうな。



俺は何かないかと、腰辺りを探る。



そして、何か手に当たった。



それはポーチだった。



詩「ポーチなんかしてたんだな、俺って」



俺はポーチの中に手を入れた。



何もない。



奥に突っ込む。



何もない。



更に奥に手を……




詩「どこまで行くんだ、これ?」



俺は熊に待っていろと伝えると、ポーチを腰から外して顔を突っ込んだ。






詩「なんだこれ?」



そこは、空間だった。



ポーチの中は空間だった。



もう、それしか言えなかった。



詩「ないとは思うが、肉か何か無いかな……?」



俺が呟くと、空間が震えた気がした。



少しすると、何かが遠くから近づいてきた。



詩「……肉の山が近づいてきているのか?」





ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ






詩「…………あぁ、牛肉10キロだけでいいわ」



すると、肉の山は途中で止まり一部がこちらに飛んできた。




佐賀牛の霜降り肉、10キロだった。




詩「おぉ、なんか知らんが豪華な肉が来たな」



俺はそれを引っつかむと、空間から顔を出した。



外に顔をだすと、魔理沙は唖然と、熊は素直におすわりをしていた。




詩「よいしょっと、待たせたな」



俺は熊に近づくと、さっきの肉の塊を渡す。



詩「今回はこれで手を引いてくれないか?」



熊は、縦に首を何回も振ると、喜んで森に帰っていった。





魔「……」



魔理沙は今だに呆然としていた。




詩「ほら、立てるか?」



俺は右手を差し出す。



魔「お、おぉ、サンキューな」



魔理沙は俺の助力を借りて、すぐに立ち上がった。





魔「それにしても、さっきのアレすごかったな?何かの流儀なのか?」



詩「分からない、体が勝手に反応してな」



素手でも出来た気がするが、言わない方がいい気がした。



詩「そういえば、魔理沙は私の店と言ったが、魔理沙はお店を開いてるのか?」



魔「あぁ、一応魔道具を専門に魔法道具を販売してるんだぜ」



魔法道具かぁ……



詩「八佳炉も商品の一つなのか?」



魔「いや、あれはある人に作ってもらった特注品なんだぜ。私専用に魔力の底上げをしてくれるんだ」



詩「へぇ、便利なもんだな?」



そんな話をしていると、前方にお店が見えてくる。




-霧雨魔法店-



そのまんまだな。




魔「ようこそ、私の店へ」



俺は正面にある扉をくぐった。



詩「…………………」



魔「あはは、は、は……」




一言だ。



一言でこの状況を表せれるぞ?




汚い。




詩「その、なんだ、見事なものだな……」



魔「褒めたって何も出ないぜ?」



詩「褒めたと本気で思ってるのか?」



魔「スミマセン、若干反省してます」



それでも若干なのか……



詩「あぁ、その、なんだ、こういうのもあれなんだが……ここに泊まるのか?」



魔「私はそれでも良いんだが、場所が場所だけにな……だから、私の忘れ物を取ってから目的に向かおうと思うんだぜ!」




うん、心の奥底に仕舞っておくが、それで良かったと感じている自分がいた。




20分後




詩「見つかったか?」



魔「おう!何とか見つけることができたんだぜ!」



それは良かった。



俺は一日を覚悟してたくらいだぜ?



なんにせよ、早いとこゆっくりと休みたいものだ。




魔「さて……飛びますか!」


詩「ちょい待とうか?」



俺は魔理沙の頭を軽く押さえる。



魔「ふみゅ!?何にすんだよ詩音!?///」



詩「俺は空を飛べないのだが?」



魔理沙は顔が赤い気がするが、わからなかったのでスルーした。



風邪か?




魔「う~ん、何となくそうは思っていたが、本当に飛べないとは……」



詩「歩いてはいけないのか?」



徒歩なら、道を覚えやすいし俺にとっては普通の感覚だった。



魔「別に歩きでもいいんだが、2日はかかるんじゃないか?」



詩「……2日?」



魔「それに、魔法の森を抜けてからは、霧の湖を跨いだ後に人里に入って、それから先が目的地だから……うん、2日はかかるな!」



詩「……何とかならないのか?」




なかなか面白そうな道順だが、2日は長すぎる。




魔「いっそ私の箒で二人乗りしていくしかないか?」



詩「二人も乗れるのか?それ」



俺は魔理沙の持ってる普通の箒を指さした。



魔「一応乗れる作りにはなってるが、私はスピードを出したがる性格らしいからな、安全の保証は出来ないぜ?」



性格らしい?誰かにいわれでもしたのかな?



魔「ったく、アリスの奴め、文句言うなら乗らなければいいのに……ブツブツ」



アリス、ねぇ?



少しだけ、百合の匂いを感じた。



詩「まぁ、今回はしょうがない、魔理沙の箒に乗っていくことにするよ」



魔「それもそうだな、私も2日の道のりは嫌だからな!」



魔理沙は箒跨ると、少しだけ浮き上がる。



そのため、魔理沙の足も地面から離れ始める。



詩「おぉ、本当に浮かんでるな」



俺は少しながら感動した。



魔「よし、今日も好調だな!さ、詩音も乗ってくれ!」



俺は魔理沙の箒に近づく。



詩「……!!?」



俺はふと気づく。






どう乗ればいい?!






普通に跨いで乗るか?


そうなったら自動的に魔理沙の腰に手を回すことになりそうだし……


自転車のように立って乗るか?


いや、今回の乗り物は箒だ、空に浮かぶものを立って乗るなど恐怖でしかない。


女子のように横すわりか?


……少しプライドが邪魔するが、今回はそれで行くしかないか。



俺は魔理沙の後方で、横すわりを決行した。




魔「……アリスみたいに乗るんだな?」


詩「早く行こう、俺の心が折れる前に……」



魔理沙は無言で空に向かって飛び始める。



俺の髪が風によってなびきはじめる。



詩「おぉ!!すげぇいい眺めだな!!」



俺の予想をはるかに超えた光景だった。



俺はすぐに下を見た。




かなり広く感じた魔法の森は、下一杯に広がっており、森の近くに湖が見えた。



あれが魔理沙の言ってた霧の湖とやらだろう。



そして前を見る。



前方には地平線が広がっており、遠くには人里らしきものまで見える。



詩「魔理沙は、こんな光景を毎日見てるのか?」



魔「まぁな、実際見飽きない風景だけどな!ようこそ、詩音」













幻想郷へ!














俺は胸が一杯になるのを感じる。



何故そうなったかは分からない。



だが、今は、この感傷に浸りたいと思う。













何故記憶を失っているかは分からない。



何故この事だけを知っているのかは分からない。





でも、行かなければならないという事だけは分かる。



俺は、無事に記憶を取り戻すことは出来るのだろうか?






……だが、やるしかないな。




俺は、自分自身のケジメに対して


最初の一歩を踏み出した。









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