二十五話
ウチの子供達は17歳になった。なんて言うか、青春って感じ?
体も大人になったよ。力じゃ、もう勝てないなって実感してる。もっとも技とスピードで勝つけどね!
人間関係も見ていて面白いんだ。ウチのアレスはシータと良い仲のようだ。アリスはシーザーと一緒にいる。
「私よりアリスを取ったのかぁ」
そうシーザーに言ってみたら、盛大に茶を吹いてた。
「私、アリスと同じ年齢の時には、もうあの二人がお腹にいたんだよ。シーザーが、ちゃんと責任を取るなら好きにして構わないからね」
そう言ってみたら、お茶が変な所に入ったらしく、咽せて咳き込んでた。
「やっぱり夢は私とアリスの両方をベッドで侍らすことなの?」
そう聞いてみたらアリスが般若のような顔でシーザーを睨みつけてる。いや、別にシーザーが言ってたんじゃないから安心しなよ。
アリスと付き合ってるのかと、ニコがシーザーに追求してるのを見たんだよ。
シーザーが照れながら頷いた時に、ニコが言ったんだよね。
「アリスとアルマ先生の両方とエッチな事をしたいよな! それこそが男の夢だろう? 頑張れよ、俺は応援してるからな!」
変な応援すんじゃねーよって思ったんだけど、あの時シーザーは笑ってるだけで否定しなかったんだよね。
アリスが母を選ぶか自分を取るか、シーザーに迫ると間髪入れずにアリスと答えやがった。
そこは少し悩めよ。
シーナはアリスに不満は無いらしく、喜んでいた。
「アルマが義理の娘になったら、真剣にどうしようって悩んでたんだよ」
なるほど、私もシーナを義母さんと呼ぶのは躊躇するよ。
シードはサラと出かけてるらしい。
シーザーもシードも巨乳娘を選んだのか、シーナ一族が巨乳揃いなのは、そういう娘を選んで遺伝子に組み込んできたからなんだね〜。
シーナには、アルマの家も同じでしょと言い返された。確かに、そうかもしんない。
我が子孫よ、勇者にして巨乳の血筋を誇りなさいね。
浮いた噂一つ無いのがシーラだ。
さすがに気になって、お風呂で会った時に色々と話してみた。
「あんたはシーナの娘だし、今頃は1〜2人くらい子供がいるかと思ったんだけどね」
「私は神様に仕える身ですから」
「もしかしてニコと結ばれ」
「絶対にありえませんから」
恐い笑顔でピシャリと否定される。
いや気持ちは分かるけど恐いよ。
「でも勿体無いね。こんなに立派なもんを持ってるのにさ」
私はシーラの胸の先端を、人差し指でちょいちょい触りながら呟いた。
「先生。私、先生に重なるあの方が、どうしても忘れられないの」
そういや以前、聞いたっけ。まだ、私の昔の姿に憧れてるのか。
「その男は、まだ見えてるの?」
「見えるも何も、今もその方が先生と一緒に私の胸を触ってますし」
「あらま、ごめんね」
私が突つくのを止めると、シーラは私の手を掴んで自分の胸に引き寄せる。
「いいんです、先生。もっと触って下さい。最近は先生と男性が少しズレて、見やすいんですよ」
はて、私と昔の私の姿が重なっていたのが、ズレてるのは何か重大な意味があるのだろうか?




