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魔王様はお年頃

キディの戦い

作者: 天下り電車

 いよいよキディの出番である。相手のドラゴンは竜! 初日に蛇形がでましたが、大きさも大した事ないドラゴンだ。しかし! 今度は竜! 大きさも長さも、人一人じゃどうにかできる、程じゃない!

「やりがいがあっていいじゃねぇか」

 竜はいきなし、キディを食らおうとした! それを避けて、片方口を切り裂いた!

 ピー!ピー! これには群衆も喝采!

「いいぞ!いいぞ!やっちまえ~!」

 竜は怒って、空に一端逃げ、勢いをつけて、炎を吐きながら、突進してきた! 今度もうまく避けて反撃しようとしたら! 竜に捕まってしまった! キディは脱出を試みるが、もう、空高く舞い昇り、落ちたら死ぬ! 竜がキディを地面に叩きつけようと、急降下し始めにようやく、竜の手から抜けて、剣を竜によく突き刺し、地面との激突を免れ、魔王の判断で竜は消え、キディは勝った!

「よくあんな、体制でもったな!」

「すごいわ! ん! ゲフン! すごかったな」

(チェルシーが、あんなに誉めるなんて……)

 ちょっと嫉妬したアルフレッドだった(笑)。

 そして何もないまま十九日目、ここまで生き残ったのが三十人、残りはアルフレッド、ベガス、ゴルチェ。今日はベガスの番だ!

「危険しま~す!」

「なぜじゃ! では、なんで来た!?」

「魔王様を見たかったから! それに僕は戦い好きじゃないからぬ」

「すげぇ! ベガスの奴、魔王様と喋ってる!」

「僕は物見遊山でここまで来ました~。だから戦いません」

「わらわが嫌いなものを、教えてやろう……」

「え! なんですか!?」

「期待を裏切る奴だ!」

 そう言って、魔王は剣を投げつけ、ベガスの体を突き刺し、突き抜けた!

「ベガァース!」

 アルフレッドの叫び声が響く!ベガスの軽い発言は、魔王の逆鱗に触れ、ゴロゴロと稲妻の音が聞こえる。

 急いで駆け寄る、ペンション出身の者達、しかし、出血が酷い!

「み…ん……な、ご……め…んね。」

 せれが最後の言葉だった……

 どうしたらいいか、わからないドラゴン一匹。

 悲しみで戦いどころではない、ペンション出身者……。その日は、ペンション出身者に、出番はなかった……

 次の日、ゴルチェの出番! ゴルチェは召喚魔法を使う。相手のドラゴンは獣形、首が伸びていて気味が悪い。

 早速、ゴルチェは召喚した! 召喚したのは、【ゴーレム】と言う、石の使い魔だ! 力でドラゴンを圧倒し、あっという間に、倒してしまった! だが、盛り上がる会場とは、裏腹に、ペンション出身者は暗く、ふさぎ込んだ・・・

 そして、迎えた最終日、二人が負けて、いよいよアルフレッドの番だ!

 ドラゴンは【ワイバーン】だった! ワイバーンとは、トカゲの頭で大きな両翼があり、やはりトカゲのような長い尻尾をもっている。それの全長十メートルの魔物だ!

 いざ、決闘始め! ・・・。怒りと悲しみの一閃! 勝負は十秒で決まった! もちろんアルフレッドの勝ちだ! 周りもかたずを飲んで、思考を整理していた。

「ほぉ~やるなお前!」

 魔王の一言で、群衆はざわめき出し、大きな歓喜の雄叫びを挙げた!

(アルフレッド、流石ね!)

『アルフレッド!アルフレッド!アルフレッド!』

 瞬く間に、アルフレッドの知名度が上がった!

読んでくれてありがとうございます!まだ先は長いですよ(笑)

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キディがいよいよ戦いますが……
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