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黄昏に鳴らぬ鐘、イシュタムの魂を宿すさえない俺  作者: 和泉發仙


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黙字の太陽、輪の水



――継ぎ梁の夜を明かして、白の地平がほんのり桃色に染まるころ。

俺たちは相棒セドに乗り込み、太陽塔ヘリオポラへ向けて最後の直線を踏み出した。


「今日、塔の心臓コアに“礼”を届ける。拍、合わせていくぞ」


「任せぇ。ワイの相棒も気合入っとるで」


よっしーがキーを捻る。古いエンジンが低く唸って、塩床のすずが遠くでこぼれた。ブラックが屋根で羽を伏せ、リンクはリアシートで丸くなって尻尾をぴくぴく。ニーヤは杖を抱え、帽子のつばをきゅっと下げる。

あーさんは掌の盃に朝露を一滴集めると、東の空へそっと持ち上げた。


「――本日も、どうぞお見守りくださいませ」


その一滴が、負けないくらい強くきらめいた。



太陽坂たいようざかと風の裂け目


塔の麓に近づくにつれ、塩床は段丘になり、やがて太陽坂と呼ばれる急勾配へ。日が昇るにつれ、空気は乾き、風はきしみ、見えない裂け目が白の地表を横切る。


「右前方三十、風が吸い込んでるニャ!」


「合図サンキュ。減速、右寄せ――いま!」


よっしーのステアと同時に、俺は旗で**〈空白ブランク〉**の拍を裂け目の縁に薄く置いた。車体が“落ちる”半拍をふわりと遅らせ、前輪が無傷で超える。クリフさんが横で息だけで称賛し、あーさんが薄布で俺の汗を拭ってくれる。


「そういや……」


ニーヤがちらり俺を見る。


「昨日から、我が主人あるじの旗、軽くて深いニャ。礼の輪に、少ぉし“水”が混じってる」


「おかげさまで」


胸の指輪(アンリの贈り物)に触れると、涼しい感触が指先から心臓へ落ちた。輪の水は、焦りを薄めて、拍を見えるようにしてくれる。



太陽塔ヘリオポラ


塔は、近づけば近づくほど静かだった。表面を覆う幾重もの紋様が、日差しを受けて淡い金に脈打つ。麓の街は眩しく喧噪で、香辛料と乾いた果実と塩の匂いで膨らんでいるのに、塔だけは音を飲み込んで空へ伸びている。


「入塔は、**日中の黙刻もっこく**だけ――」


門番の女が、鼻の下の布越しに低く言った。

「鐘が三つ、鳴ったら始まり。言葉は塔に嫌われる。拍と礼だけ持って上がりな」


「拍と礼……」

俺は旗の布端を指で鳴らし、あーさんが盃を胸に寄せる。ニーヤは舳鈴の袋を布越しに一度だけ撫でた。

俺たちは、塔の影に車を停め、必要装備だけを背負う。よっしーは“万一”に備えて、’88のバイクを虚空庫の手前にひょいと吊るしておく。置き土産のように心強い相棒だ。


「行こう」


白い階段が口を開け、涼しい風が下から上へ、逆巻くみたいに通り抜けた。



第一層:拍を揃える庭


入ってすぐ、広がるのは苔むした円庭。床に刻まれた石の葉脈が、一定の****で僅かに明滅している。庭の三方に控える門。門の上には三つの印――拝礼/返礼/送礼。


「黙字の太陽……“言葉を抜いた礼”で歩かせる庭やな」


よっしーが肩を回し、俺は旗を握り直す。

リズムは“二・二・五”。昨日のゼベルの階段に似ているが、倍ほど乾いて速い。俺は**〈戻る拍〉**を一歩先の葉脈に置き、皆の歩幅を合わせた。ニーヤが舳鈴に手を置いたまま、にやっと笑う。


「ふふ。音を出さずに、音楽するニャ」


門の選択は――返礼。俺たちは“来た拍を返す”ことでここまで生き延びてきた。石の門は無音で持ち上がり、細い階段が現れた。



第二層:陽の糸と水の面


上がった先は、光のろう。天井の鏡盤が日差しを拾って、床に細い糸のような光を落としている。糸は時々、熱を帯び、触れるものの影を焼く。


「ここの“陽”は、…舌ですニャ。触れたら噛まれるニャ」


ニーヤが杖の先で光の糸をなぞり、指先で日環サン・リングの輪を一つ、作る。

俺は旗で〈空白〉を二歩先の糸に薄く置いて熱の“歯”を鈍らせ、あーさんが水鏡をその上に滑らせた。水は糸を映し返し、逆に、糸の“舌”から冷たい面を引き出す。


「いま」


クリフさんの弓が、糸と糸の影の交点に先置きで矢を送る。矢羽根に巻いた冷封布が小さく霜を吐いた。リンクは二段ジャンプで糸の合間を刻み、ブラックは天井近くの鏡盤の“死角”に身を滑らせる。


無言のまま、三つ先の鏡盤で俺は指を一つ立てて合図。偽礼の匂い――。鏡盤の縁に、誰かが後から刻んだ“礼の輪”がある。輪の筆致が、白鎖のものに似ていた。


「食いに来てる」


息だけで伝える。ニーヤが小さく頷き、日環を二重に重ねた。輪は、輪に負けない。



第三層:黙字の回廊


次の層は、音のない回廊。壁には古い碑文が連なり、ところどころに太陽と水の輪。碑文の一部が欠けている。そこだけ表面が新しく、“黙字”にされていた。


「抜かれてる……誰かが、ここから“言葉”を奪った」


あーさんが眉根を寄せる。

「言葉は、礼の“骨”ですのに」


「骨を抜いた分、拍で補う」


俺は旗を軽く打って拍を刻み、抜かれた黙字の前に**〈返礼の拍〉を置いた。空白に、礼を返す。石はわずかに温度を戻し、碑文の輪郭が見えるようになる。ニーヤが舳鈴を布越しに一度だけ撫で、あーさんが盃の水で粉塵**を落とす。

読めた断片は、こうだ。


太陽は傲、乾きは慢。

輪は礼、満ちは慎。

ことばなき礼は、拍で満つ。


「拍で満たす礼……」


クリフさんが低く繰り返し、次のきざはしへ視線を上げた。



第四層:かずの舞台


円形の舞台。床に数の陣が三つ重なり、周囲に灰縁の短杖を持つ術士が六人。正面に――炎糸えんし。その横に、紅い羽根を束ねた弓を抱えた女が立つ。火弓師フレア・ボウシャヒーン。

そして舞台の影には、細い白い鎖。白鎖。目だけが笑っている。


「“黙字の太陽”の稽古場だ。君らの礼を、ここで試す」


白鎖の声は、やけに軽かった。

炎糸が右手を上げ、シャヒーンが弦を引き、数の術士たちが短杖を床の陣に合わせる。


「ひさしぶりに賭けをしよう。三拍で勝負。三種の礼――“拝礼/返礼/送礼”。こちらは黙字、君らは拍。三合みあい、礼を取り合う」


よっしーが肩をすくめ、盾を半ば下げ、俺は旗を上げる。

ニーヤは杖先に日環を薄く載せ、あーさんは掌の水で盃に月を作る。クリフさんは弦の張りを指先で測った。リンクは低く、ブラックは高く、呼吸を合わせる。


白鎖が鎖をひとなでし、第一拍が、落ちた。



一拍目:拝礼はいれい


炎糸の指から、細い火がひらがなのようにほどけ、床の陣に沿って走る。シャヒーンの炎のフレア・アローがそれを字画に変え、空に“火の礼”を描く。術士の黙字が火を支え、舞台の空気が乾いていく。


「拝礼は、“先にこうべを垂れる”。――受けの礼や」


俺は**〈拝の拍〉を床の前縁に落とし、あーさんの水鏡を下げて火の字画の“面”を受けた。ニーヤが日環で字画の“陽”だけを薄め、クリフさんの矢が火の字の継ぎ目に先置き。

よっしーが盾を重ね**、火の礼は、こちらの**“受け”で濡れて**沈む。


白鎖の口角がわずかに上がる。

「拝は良。――次」



二拍目:返礼へんれい


数の術士が杖を地に打ち、数え拍を裏返す。床の陣が**“逆相ぎゃくそう”に回り、炎糸の火が戻り火になる。シャヒーンは二重射**――一本が“来”、一本が“返”。火の弓路が螺旋に絡み、こちらの拝の面を剥がしにくる。


「返しは、前より難しいニャ」


「なら、倍返しや」


よっしーが前へ半歩、盾の縁で火の返しの**“舌”を上から叩く**。俺は**〈返礼の拍〉を火の“来”の前に置き、あーさんが水鏡で“返”だけを拾って反転させる。ニーヤの氷結弾・返礼輪が偽礼の輪郭を凍らせ、クリフさんの矢が返しの芯**を裂く。


火は、こちらの輪に恥じて鎮む。

白鎖の目が細くなる。


「返も良。――最後」



三拍目:送礼そうれい


火の音が消えた。代わりに、舞台の周囲――壁の碑文が抜けていく。黙字が増える。言葉が無くなり、音が死ぬ。白鎖の鎖が、胸元で静かに輪になった。

「送る礼。君らの輪を、こちらへ送ってごらん」


「“送”は……こちらからの贈与。失礼のないように」


あーさんが盃を胸の高さに。俺は旗の先で空気を撫で、〈送礼の拍〉を舞台の中心へ置く。ニーヤが日環をうすく纏わせた氷結弾・小珠を三つ、等間で浮かべる。

クリフさんが弦を鳴らし、拍の道を作る。よっしーは盾の表で、礼の輪を短く描く。リンクが二段、ブラックが一振、拍の隙間を跳ぶ。


「受け取りなはれ」


送った輪は、白鎖の胸元――偽礼の外輪に重なり、冷たい面を一枚、貼った。鎖の息が、一瞬だけ浅くなる。炎糸が横から火の針を差し込もうとするが、日環が陽を薄め、針は柔らかくなった。


「――三拍、了」


静寂。数の術士たちが短杖を下ろし、炎糸が指先の火を消す。シャヒーンは弓を下げ、顎で白鎖に合図した。


白鎖は、鎖を肩に回して、軽く一礼。

「君らの礼、たしかに受け取った。……美味だった」


「食うな」


よっしーが即答して、ほんの一瞬、場が和む。――でも、すぐに張り詰めた。白鎖が鎖の輪を小さく鳴らしたのだ。舞台の裏、塔の上から**“太い息”**が降りてくる。


「上で待っている。黙字の太陽の本体は、もっと無口だ」


白鎖と炎糸、シャヒーン、数の術士は、黙って舞台の隅に消えた。床の陣は灰になって、風に混ざる。俺たちは互いに目を合わせ、頷いた。


「行こう」



第五層:陽炎の螺旋


階段は螺旋になり、壁の鏡盤が増えた。光はきつく、熱は尖り、陽炎が視界をたわめる。言葉を出した瞬間、喉がからからにひび割れそうな空気。

ここでは、あーさんが先頭に立った。掌の水が、鏡に面を合わせ、光をほどく。


「右、二歩。……そこで、戻る拍を一つ」


小さな声で、ほんの一語だけ。俺は旗で合図。ニーヤは杖を胸に抱え、舳鈴の袋を撫でて鳴らさない音を作る。クリフさんの足が等間に着地し、よっしーは盾で空気の舌を押し返す。リンクは二度と跳ばず、歩幅を合わせ、ブラックは梁の影から影へ。


「拍が見える」


俺の舌の根元が、涼しくなった。指輪が呼吸を助けてくれる。

やがて――螺旋の中心に、池が現れた。



心臓コア:輪の水の泉


塔のど真ん中。静かな、輪の泉。水面には光の輪がいくつも重なり、重なるたびに音のない鈴が鳴る。泉の縁は、昨日見た杯と同じ紋。

対岸に、白鎖が立っていた。鎖の輪はほどかれ、胸の前で小さく組まれている。炎糸は右手を下ろし、シャヒーンは弓を背負っている。数の術士は不在。

――勝負は、輪と礼だけ。


「ここは、誰のものだと思う?」


白鎖の問い。

俺は首を横に振った。言葉を取り出す代わりに、旗を胸に当てる。――礼。

あーさんが盃を泉に向け、一滴だけ水を返す。

ニーヤが杖先で輪を描き、舳鈴を布越しに一撫で。

クリフさんが弦を軽く合わし、よっしーが盾の表で小さな輪を描く。

リンクがちいさく二段、ブラックが短く一振。

――俺たちの答え。


白鎖は目を細めた。

「いい“無言”だ」


炎糸が右手を上げる――が、白鎖が鎖でそっと押さえた。


「今日は、食べない」


白鎖は泉の縁に膝をつき、輪の水に礼をした。炎糸が渋々真似をし、シャヒーンは肩で笑いながら頭を下げた。


「黙字の太陽は、言葉を奪った。でも、君らは“拍”で埋めた。……だから、塔は君らに道を残す」


泉の奥――光の輪が一つ、解けた。そこに、薄い石板が現れる。古い地図。海風の街で見た砂商人の粗い地図とは違う、精緻な潮の図。砂と塩と風の通り道が、細い線で織られている。

端には、朱の印――アストラム海峡。砂海の東、蒼玻そうはの群島へ抜ける一本の“風道”。


「二、三話先で移動を――って顔してるニャ」


ニーヤが目だけで笑う。

俺は頷いた。ここでの仕事は終わりじゃない。白鎖は“内輪”を持つ。俺たちは“外輪”で礼を磨き、次の輪へ渡る。

アストラムへ――海へ。


白鎖が立ち上がる。

「道は渡した。でも、そこで終わらない。輪の水は“海”で試練を出す。……そこでまた、君らの礼を食べる」


「食うな言うとるやろ」


よっしーの小声につられて、俺も口元だけ緩んだ。

白鎖は肩をすくめ、鎖を肩に回す。


「また、海で」


白鎖と炎糸とシャヒーンは、塔の光に紛れて消えた。泉は静かに輪を刻み続け、俺たちは石板(地図)を写し取った。

あーさんが盃の水を一滴、泉に返すと、輪は一つ、増えた。



塔を下りる、街のざわめき


逆巻く風も、今度は背中を押した。階段の拍は、上りよりもやさしい。

門を出ると、昼の市場がまた始まっていた。塩つきの果実、釜で焼く薄パン、香辛料の小袋。犬耳の少年が走り、猫耳の女が笑う。

宿へ戻って荷をほどき、よっしーが虚空庫からソースの香りを取り出す。


「……今日は、たこ焼き、ええか?」


「賛成」


ニーヤが手を挙げ、リンクが「キューイ」と二段。ブラックは「ン」と短く。クリフさんも珍しく早口で頷いた。あーさんは扇で頬を隠しながら、目を細めた。


「本日の拍は、よう合いました。――祝うに、ふさわしうございます」


テーブルに並ぶ銀のトレー。泡の出る缶の小さな音。塩と太陽の街で、日本の丸い味。

よっしーがスマホ……は無いが、代わりに虚空庫の奥から紙切れを取り出す。薄い便箋。滲んだインク。


『大変なことも楽しいことも、全力で。日本から応援してるで。』


「……ずるい」


俺は笑いながら、目頭を指で押さえた。リンクが膝に顎を乗せ、ブラックが肩に寄る。あーさんが盃の水でそっと指先を濡らし、目尻の塩をそっと拭う。


「よっしゃ。次の拍、決めよか」


よっしーが地図を広げ、俺は塔で写した潮の図を重ねる。クリフさんが航路の危険印に×を付け、ニーヤが日環の印を海路の陽に重ねた。あーさんは海の渦に小さな水の輪を描く。


「出発は明朝。アストラム海峡へ」


「道中、砂丘を抜けて、ハーリムの塩梁えんりょう。そこから砂舟サンド・スキフを借りると早い」


クリフさんの提案に、よっしーが指を鳴らす。


「陸は相棒、海は……船や。バイクは偵察で使う」


「海、楽しみニャ」


ニーヤが目を輝かせ、リンクは尻尾を弾ませ、ブラックは翼をひと振り。

俺は胸の指輪を握り、アンリの笑顔を思い出す。――「優しさ、忘れるなよ」。

輪の水は、海で本来の姿を見せるはずだ。



夜、塔の影の下で


寝床に倒れ込む前、俺はひとり塔の影に立った。塔の上で、黙字の太陽がまだ息をしているのが分かる。

白鎖は“学ぶ”。俺たちの礼を食って、真似る。次は、もっと速い。もっと無口。

――でも、拍は、ここにある。


「俺は、お前の“輪”に、返礼を持っていく」


小さく言って、笑ってしまった。ここに来て、言葉を使っている。塔は怒らなかった。

たぶん、今日だけは許してくれたんだと思う。礼を渡せたから。


風が少し優しくなって、塩床の鈴が遠くで鳴った。



翌朝への支度


明け方。荷をくくり直し、車の点検。水袋に補充、塩避けの布。バイクのチェーンに油。

ブラックが東の空を一度だけ見る。「ン」。

リンクが地面を軽く蹴って二段。「キューイ」。

ニーヤは杖を肩に、帽子のつばを弾く。

クリフさんは弓弦を張り直し、矢筒を軽く叩く。

あーさんは盃に朝露をもう一滴。


「――参りましょう」


よっしーが微笑む。


「ほな、ボリューム上げて、アストラムまでノリノリで行くでぇ」


「イエーイ!」


今度は、返事が、俺だけじゃなかった。六つの声と二つの鳴き声が、朝の白に跳ねた。


セドのエンジンが低く唸り、塔の影が背中に縮んでいく。

俺たちは車で東へ。砂と塩と風の道を、次の輪へ。


(つづく/次話:砂州の塩梁えんりょうと砂舟、アストラム海峡の逆潮。紅蓮の牙の「潮待ち港」、白鎖の“波目なみめ”、炎糸の新手筋“灼環”。ニーヤの日環が“海光”を薄め、あーさんの水鏡が潮の拍を見せる。よっしーは相棒と砂舟を乗り継ぎ、リンクとブラックが風の継ぎ目を飛ぶ)

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