表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Crimson Emblem Dragons  作者: 來夢
序章
1/43

~予感~

とある城内。

夜明けを迎える部屋の中には跪く6人の年端も行かぬ子供と、窓辺に静かに佇む1人の女性、そしてその女性に抱かれている赤ん坊がいた。



女「よりにもよって忌まわしき血の力が、誕生されたばかりの姫様に出るとは…」


子供達「……」


女「…姫様は大きくなるにつれ、この事実を身を持って知る事になります」


子供達「……」


女「いずれ自分で制御できるようになるまでは傍についてあげて下さい」


子供達「…はい」



返事をし子供達が下がると、その場に残るのは哀しげに目を伏せる女性と、すやすやと眠る赤ん坊だけ。



女「願わくば、施した封印が解かれませぬよう…」



女性の腕に抱かれ眠る赤ん坊の額には、その天使のような寝顔には到底相応しくない、暗く紅き紋章がほのかに光り輝いていた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ