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冒険4
ファストレイを受けたフリージアは魔獣の横に回り込み斬りかかる
「だぁりゃぁぁ!」
しかし魔獣はサイドステップでその攻撃を躱し相対する形になる
が、間髪入れずに追い討ちをかけるフリージア
「おりゃぁ!」
横を通り過ぎる瞬間に一太刀浴びせる
魔獣の身体に確実に一撃入ったように見えてたが魔獣は血の一滴もながれていない
あたっていなかったのか?
その刹那フリージアの顔が曇る
「っちぃ!」
その表情を見てあたっていたのに切れていないそういう現実を容易に想像できた
魔獣に出会う前から走り回っていたと思えないほどの体力で何度も何度も何度も切り付けるフリージア
魔獣の攻撃は当たらないがこちらもダメージを与えられないそういう状況が続きようやくここでプロテクトの詠唱が終わり
フリージアの体がベージュに光出した