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冒険の書  作者: らぐらぐ
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冒険2

その魔獣はイノシシに1つの角が付いているような感じで一角獣と呼ばれている

魔獣にはニ角と一角がいて基本一角が雄でどちらかと言うと強化個体だ

このイノシシのような魔獣は魔獣の中では弱い方だが子供が束になっても倒せるような相手ではない


「ちっ!」

そういうとフリージアは右手は大木に左手は俺の前に出し守ろうとしてくれている


魔獣は既にこちらの存在に気付いていて鼻息を荒げている

というより多分俺が声を上げたせいでこちらに気付いたのだろう


森に入るときは軽装だがお互いにそれなりの防具とダガーを装備していた

それが森で遊ぶ時の約束事だった


とはいえ子供2人、どうやって逃げようかと考えていると


「リョウは右から、わたしは左から攻めるわ」


「えっ?」


「右は大木が多いから木の隙間か木の上から魔法で援護しなさい」


「た、戦うの?」


「当たり前でしょ?初めてのエンカウントで逃げ出してたらアズベルト家の名折れよ!」


一度言い出したら聞かないのがこのフリージアだ

ねぇさんだけ残して1人だけ逃げるのはありえない

よって俺の選択肢は1つだけだった

いや、選択できてないんだから俺に残された道は1つだったと言う方が正しいか…


そういうどうでもいい事を考えていると


「いくわよっ!」

「あ、わっちょっ!」

「3.2.1」


そういうと魔獣に対して左右に地をけった

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