表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/129

8  藍子おばあちゃんのこと(2)

おばあちゃんは昔、『伝説の株取引の女傑』と金融界ではかなりの有名人だったらしい。


若い頃、早くにおじいちゃんを亡くして女手一つでお母さんと弟の(ミノル)叔父ちゃんを育て上げた。

男女雇用機会均等法なんて皆無の時代だ。


その当時、小さな子供を抱えた女性がお金稼ぐことはかなり厳しく、相当な苦労をしたみたい。


株取引の天才的な才能があったおばあちゃんは当初、清掃の仕事をしながら空いた時間に元々おじいちゃんが趣味で買っていた株をそのまま引き継いで取引をし始めた。

更におじいちゃんの遺した僅かな保険金を使って少しずつ売り買いを増やして、数年後には莫大な富を手に入れた。

おばあちゃん、凄すぎる。


おばあちゃんはその後すぐに都内に異人館みたいな大きな洋館のお家を建てた。

お庭にはちょっとした森や噴水がある。

子供の頃、従兄弟達と森で木登りをして落ちたり、噴水で本気のクロール競争をして叱られたのは今でも良い思い出だ。


今は稔叔父ちゃんが後を継いで家族と共に住んでいる。

今でも酔っぱらった稔叔父ちゃんが、おばあちゃんの武勇伝を語ってくれる。話が長すぎるけどとっても面白い。


株取引のことや学院のこと等、全て作者の勝手な妄想です。

適当です。すみません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ