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不遇召喚師と異世界の少女達~呼び出したのは、各世界の重要キャラ!?~  作者: you-key
第2部【動乱】篇 1章《帝国内乱》
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15話【懐に魔物は住む】



(ふところ)に魔物は住む◇


 レディルは飲み物を一気に(あお)ると。


「リューネ。おかわりだ……後、つまみを出せ!」


「――エリウス様の自室にある訳ないでしょう……」


「……おう。それもそうだな……まあいいか」


 レディルは素直に(したが)って、大人しく座り直す。

 エリウスは、(いま)だに信じられないかのように表情を暗くして、何かを考えている。


(……(わたくし)無断(むだん)で、どういう事?)


 帝国の騎士団長でもあるカルスト・レヴァンシークはともあれ、レディルはエリウスに(つか)える身だ。おいそれと指示(しじ)を出せる訳がない。

 だとすると、この命令を出したのは。


「レディル……まさかその命令。皇帝陛下(こうていへいか)が……?」


 レディルは一瞬(だま)り込むも。

 人差し指をエリウスに向け。


「……その通りだ。皇帝陛下(こうていへいか)勅命(ちょくめい)だとよ……この任務(にんむ)は」


「――っ!!」


 その言葉を聞いて、エリウスは()け出した。

 ドアを蹴破(けやぶ)(いきお)いで、あっと言う間にいなくなる。


「――エ、エリウス様っ!?」


「待てリューネ。行っても無駄(むだ)だ……俺らは陛下(へいか)の住まう範囲にゃ入れねぇからな……エリウスに同行してても入れねぇんだ、一人で行ったら捕まるぞ?」


「でもっ……!」


 リューネの腕を(つか)んで、レディルは引き止めていた。

 事実、リューネもレディルも、皇帝陛下(こうていへいか)皇太子(こうたいし)ラインハルトには、数える程しか会ったことが無い。


「分かり……ました」


 (あきら)めて、リューネはグラスの片付けを始めた。


「おいおい、俺のグラスまで下げんなよっ」


「エリウス様が居ないので駄目(だめ)です……」


「……ちっ」


 途端(とたん)に冷たくなるリューネに、舌打ちをするレディル。

 自分の主人を待つことしかできない、部下二人だった。





 長ったらしく広い廊下(ろうか)を、カツカツと音を鳴らせて歩くエリウスだったが。

 向こう側から歩いてくる一人の女性を目にし足を止める。

 崇高(すうこう)(たたず)まいと、白銀に(かがや)く髪が目立つ“天使”スノードロップが、皇帝陛下(こうていへいか)との謁見(えっけん)の間からやって来たのだ、一人で(・・・)


「“天使”スノードロップ……」


 “天使”も足を止め、ピタリと止まる両者。

 ロングスカートの(はし)をつまんで頭を下げるスノードロップ。


「これは皇女(こうじょ)エリウス様……この前ぶりですわね。御機嫌(ごきげん)よう……」


「……この(あいだ)は助かったわ。リューネも……部下も世話になった」


「うふふ……いえいえ。わたくしは“魔道具”を貸しただけですよ。それに、シュルツ様の指示(しじ)で聖王国に居たのも、何かの(えん)でしょうし……」


「……そうか。そう思っていただけて助かる」

(また、軍事顧問(ぐんじこもん)か……この“天使”もあの幼女も、何かと軍事顧問(ぐんじこもん)を会話の逃げ道に使う……(にく)たらしい事に、【魔女】だけが、自分の意志で会話をしているように感じるわね……)


「はい。では……」


「……ああ」


 渾身(こんしん)の作り笑顔を見せて、エリウスは過ぎ去る。

 冷静(れいせい)に、されど気を抜かず。

 しかし、スノードロップによる()れ違い(ざま)の一言で、それは見事に(くず)れ去った。


「――(ふところ)に気を付けてくださいね?」


「……――なっ!?」


 バッ――!!と振り返る。

 しかし。


「……い、いない……?」


 “天使”の姿は、見る影も無くなっていた。廊下(ろうか)に、一枚の白い羽だけを残して。





 考えをまとめながら更に廊下(ろうか)を歩き、重厚(じゅうこう)な扉の前に立つエリウス。

 門番(もんばん)をしている兵士を、一睨(ひとにら)みするが。


「――陛下(へいか)はお会いになりません。エリウス様」


 二人の門番(もんばん)は、槍を交差させてエリウスの進路を(ふさ)ぐ。


「急ぎの用よ、退()きなさい……」


 (かま)えられた槍を持ち、退かそうとするが。

 門番(もんばん)に込められた力は、エリウス以上だった。


許可(きょか)出来かねます。それに今は、来客対応中らいきゃくたいおうちゅうです……」


来客(らいきゃく)ですって……?いったい誰?」


「……」


 門番(もんばん)は無言だ。しかし、先程()れ違ったのは“天使”スノードロップ。

 可能性は大いにある。


「――分かったわ」


 (きびす)を返して、エリウスは自室に戻るしかなかった。


(……おそらく、謁見中(えっけんちゅう)なのは……)


 軍事顧問(ぐんじこもん)、シュルツ・アトラクシア。

 その可能性が高いと、エリウスは()やむ。


(まさか先手を打たれた……?何を考えているのかしら、あの男は……)


 そうして、エリウスは長い廊下(ろうか)を戻り始めた。

 心に、シュルツへの疑心と“天使”からの言葉を残して。





 ブンッ――と、空中に展開(てんかい)された魔法陣の上に、スノードロップは現れた。


「うふふ……今のヒントでどこまで勘付いてくれるかしらね……皇女(こうじょ)エリウス。わたくしは期待してるのですよ。貴女(あなた)が、()(あるじ)進む道程(どうてい)を作ってくれる事を……獣道でも構いません。ですから、くれぐれも気をつけなさい……貴女(あなた)(ふところ)には、既に何重もの苦難が……ちりばめられているのですから、ね」


 (ほほ)に手を当てて、うふふと笑う。


「これは契約違反でしょうか……シュルツ様?――ですが、先に言いだしたのは、昔の貴方(あなた)ですわ。わたくし達は――」


 最後の言葉は、風に流れていく。

 白銀の髪を押さえて、スノードロップは不敵(ふてき)に笑う。


「――さぁ、長きにわたって育てられた帝国の火種は、今ようやく芽吹(めぶ)きます……わたくし達が(のぞ)んだ形ではないとはいえ、自ら進んだその選択……見届けさせていただきましょう……――その後は……」


 スノードロップは、視線(しせん)(はる)か東に向ける。

 その場所は、そう【リフベイン聖王国】だ。





 ぶるぶるっ――

 突然(おそ)ってくる身震(みぶる)いに、エドガーは本を読む手を止める。


「な、なんだ……?」


 嫌な予感(よかん)と言う奴だろうか。

 背筋(せすじ)が凍るような、雪に身体が()まる感覚。


「……気のせい、かなぁ?」


 一人で長く地下に居たせいで身体が冷えたのかと、エドガーは久しぶりにこの部屋から出た。


「うわぁ……だるっ……」


 (すで)に朝。眠気と倦怠感(けんたいかん)(おそ)われつつも、エドガーは階段を上がり厨房(ちゅうぼう)へ。

 丸一日以上地下に(こも)っていた事に、軽く自己嫌悪(じこけんお)をする。


「――おはようございます。マスター」


 階段を上がり、大浴場横の入り口から出ると、メルティナが待ち(かま)えて?いた。


「メルティナ……うん、おはよう。昨日は?」


 メルティナは昨日、朝から王城に行っていた。

 その後エミリアと食事をしていたらしい。夕方に帰って来てからは、倒れたコノハの身体をフィルヴィーネと二人で検査(けんさ)をしてくれていたんだそうだ。


「――ありがとう。僕は何も出来ないからさ……」


 疲れを見せながらも、エドガー少し不甲斐(ふがい)なさそうに笑う。

 コノハが倒れたあの後、サクラの記憶が戻った可能性もあると思って、コノハを運ぼうとしたのだが、フィルヴィーネに「服を脱がせるから其方(そなた)は来るな」と言われ、仕方が無くこうして地下に(こも)っていた。


「じゃあ、メルティナも一緒に検査(けんさ)をしてくれたって事は……サクラ、は……?」


結論(けつろん)を言えば、ノー。です……目を覚ましたのは夜になってからですが、コノハのままでした。ワタシも聞いただけですので何とも言えませんが、一時的にサクラに戻ったとか……?」


「うん。本当に一瞬ね……」


 思い出しても、言葉や表情が変わったのが(つた)わった。

 あれは、サクラだった。

 エドガーは、地下の部屋から持って来た絵本を開く。


 【みにくいアヒルの子】。

 サクラの世界の、童話(どうわ)

 何故(なぜ)これにサクラが反応したのか、聞きたい。が。


(それはまた……コノハちゃんに負担(ふたん)を掛けるかも知れないな)


 サクラが戻れば、きっとコノハは消えてしまう。

 サクヤが覚悟を決めているとはいえ、5歳の少女だ。

 ここ数日一緒にいて、正直、(じょう)()く。


「マスター。その本ですか?コノハが反応して気を失ったのは」


「そうだよ。【みにくいアヒルの子】……だったかな」


 絵も(うす)れて、字も消えかかったボロボロの本。

 どの様な内容なのだろう。

 子という事は、アヒルは生き物だろう。

 この世界には存在しない生物だが、うっすらと残った絵を見ていく。


「……この青いのって……水、かな?」


「……どうでしょうか、空かもしれません」


 水や空が(えが)かれた生き物。

 魚か鳥だろうと、エドガーは考える。


「……みにくい、(みにく)いか……」


 サクラが反応した意味を考えて、初めてサクラが【心通話】を使った時の事を思い出す。

 自分は周りに中傷されていたと、だから逃げて来た、この世界に。


「元の世界でのサクラか……そう言えば、僕は異世界から呼んだみんなの事……何も知らないんだよな……」


 関係ないと思っていた。

 “召喚”した事に対する責任(せきにん)は当然取るつもりだが、それ以前の話しを、異世界人達の元の世界での生活や歴史を、エドガーは知らない。


 ローザやサクヤ、サクラの過ごしていた生活も、メルティナが開発されて宇宙で戦っていた事も、フィルヴィーネが“魔王”、()いては“神”として君臨(くんりん)していた時の事も。

 エドガーは、ほんの少し、(かす)る程度しか分からない。

 どんな悩みを(かか)え、笑い、泣いて、生きて来たのか。

 エドガーは、ここに来た瞬間からの異世界人達しか知らないのだ。


(それでいいと思ってた……それだけでいいと、思ってたのに……)


「マスター?」


 知らなければならない。

 エドガーは、そう思い始めていた。





 暗い謁見(えっけん)の間で、一人の男が初老の男に(ひざ)を着き(こうべ)()れる。

 こげ茶色の髪に無精髭(ぶしょうひげ)を生やし、少し()れた目を()せる。

 その男に、初老の男は威厳(いげん)ある声で言う。


「それで、どうすればいいのだ。シュルツ・アトラクシアよ」


 腹の奥から出る威圧(いあつ)のある声にも、無精髭(ぶしょうひげ)の男シュルツは飄々(ひょうひょう)としながら答える。


「……ええ、戦力は(ととの)っています。“魔道具”の製作(せいさく)順調(じゅんちょう)……後は人力です。(さいわ)い、この帝国には(あふ)れる程の人がいます。ですが、肝心な物(・・・・)を作る材料が足りません……」


「それは知っている。だからこそ騎士団長(カルスト)魔道具技師(レディル)派遣(はけん)したのだろう。其方(そなた)の言う通りにな……」


「――はい、それは大いに助かります……ですが陛下(へいか)のお考え、皇太子殿下(こうたいしでんか)皇女殿下(こうじょでんか)はどうお考えでしょうか……反対なさるのではありませぬか……?」


「……ふむ」


 覇気(はき)の無い皇帝(こうてい)の返事に、シュルツは下を向きつつも、笑顔で()べる。


「先程も、どうやら皇女殿下(こうじょでんか)がこちらへ来たようですよ?」


「そのようだな……」


 少し先の重厚(じゅうこう)な扉を見据(みす)えて、皇帝陛下(こうていへいか)である初老の男は言う。


エリウス(あれ)は、()の言葉には逆らわん……(あん)ずるがいい。それにラインハルトは昼行灯(ひるあんどん)其方(そなた)も、あれの興味(きょうみ)の無さは知っておるだろう」


「それは、まぁ」

(あの少年を昼行灯(ひるあんどん)か……よく言えたものだな。あの少年の奥底にあるものは、貴方(あなた)の何百倍も欲深(よくぶか)いですよ、陛下(へいか)……)


 自分の息子の本性を見抜けず、間抜けと揶揄(やゆ)する皇帝(こうてい)に、シュルツは人を見る目の無さを感じる。

 そんな事を思われてるなど思いもしないであろう皇帝(こうてい)は続ける。


「――エリウス(あれ)無駄(むだ)に動けぬようにするために、部下二人を派遣(はけん)し、引き(はな)すのであろう……?」


「……そうです。自分の用事を頼んでいた手前、多少申し訳が立ちませぬが……これで皇女殿下(こうじょでんか)の力は半分以上()がれた事でしょう……いやしかし、それで言う事を聞くお方には見えかねますが?」


「【送還師(そうかんし)】としての力の事か……あれは、()(めい)が無ければ使えぬ。そう仕込んであるからな……其方も見たであろう?あの“魔道具”を」


 娘であるエリウスは、【送還師(そうかんし)】として国一の“優遇”をされている。

 しかしそれは、エリウスを(しば)る為の(くさり)でもあったのだ。

 ある“魔道具”が無ければ力を行使(こうし)できない上に、皇帝(こうてい)の命令がなければ使用できないと言う(かせ)を与えられている。


「……それはそうですね。信じておりますよ、しかし我々(・・)は【送還師(そうかんし)】の力に、滅法(めっぽう)弱いのですよ……陛下もご存じでしょうが、スノードロップ、ノイン、ポラリスは異世界から来た人物です……エリウス殿下(でんか)の“送還”と、非常に相性が悪いのですよ」


「……ふむ」


 シュルツ・アトラクシアの部下は、異世界人三人だ。

 それはつまり、【送還師(そうかんし)】の力で強制送還(きょうせいそうかん)させられるという事だ。


 “天使”スノードロップと、灰の髪の幼女ノイン、そして【魔女】ポラリス。

 スノードロップとノインはまだいい。目的が同じ共犯(きょうはん)として、随分(ずいぶん)と役に立ってくれた。

 だが、シュルツはポラリスを危険視(きけんし)している。


 行動が身勝手(みがって)すぎるのだ。

 特に、スノードロップとは昔から相性が悪い。

 どうやら同じ世界から(まね)かれた同郷者(どうきょうしゃ)らしいが、下手な真似をして皇帝陛下(こうていへいか)の機嫌を(そこ)ねたら、今までの苦労(くろう)が台無しだ。


「――させねばよいのだろう。ならば――エリウスを派遣(はけん)するとしようか……」


「ほぅ……?それは一体、何処(どこ)へです?」

(……今、ポラリスの名に反応したな……まさかあの【魔女】……このジジイにも……)


 少し考えて、皇帝陛下(こうていへいか)は。


「……北の僻地(へきち)、【ルーノダース】……最近連れて来た侍女(じじょ)も付ければ、文句(もんく)も言うまい」


「……ヴァンガード(きょう)のご息女となった娘ですか……」

(北の僻地(へきち)……あの何も無い辺鄙(へんぴ)な場所に……自分の娘を捨て置くのか……流石(さすが)にそこまでせずとも俺の計画(けいかく)支障(ししょう)はないが……まぁいい、乗っておくとするか。俺も、同じ様な物だしな……)


 シュルツは内心で反吐(へど)が出そうなほど同族嫌悪(どうぞくけんお)に襲われたが、計画(けいかく)の為と飲み込んだ。


「……それで(かま)いません。ヴァンガード卿へは私が説明しましょう。ひと月(90日)もあれば、あの“魔道具”も完成することでしょうしね……」


「うむ、(はげ)むがよい……期待しておるぞ、シュルツよ。其方(そなた)は、()懐刀(ふところがたな)なのだからな……」


「――はっ。(おお)せのままに……」


 深く頭を下げる、シュルツ。

 その隠した顔は不気味なほどに冷めており、視線で誰かを殺せるのではないかと思わせる程の殺意を、床に向けて放っていたのだった。





 シュルツ・アトラクシアは謁見(えっけん)の間を出て自室に戻ると、(こら)えていた笑いが奥底から()き出てくる。


「――く……くくっ……あはは……あーっはっはっはっ!!」


 びくりと身体を飛ばせたのは、ノインと言う幼女だった。


「も、もー!シュルツさま、ビックリするでしょ!!本性出てるよっ、もー!」


「あっはっはっは……はー、はー。すまないな、ノイン……可笑(おか)しくて(たま)らないんだよ。もうこの国は駄目(・・)だろうね、あの皇帝(こうてい)じゃ、長期政権(ちょうきせいけん)は無理だ。直ぐにでも代替(だいが)わりをしてもらわないとね」


「――だからって笑いすぎぃー」


 ノインは自室だからと油断(ゆだん)しているのか、お尻付近から()れ流れるモフモフした物を逆立てて、抗議(こうぎ)する。

 更にその頭にあるのは、獣の耳だった。


「ははは、ノインこそ、耳も尻尾も出ているよ。仕舞(しま)いなさい」


「――うはっ!しまったぁーー!!」


 両手で耳を隠す。しかし尻尾はそのままだ。

 仕方なく尻尾を身体で隠そうとするが、動くと尻尾まで動き、それを追ってさらに身体が回る。


「むぅぅぅぅぅっ!」


 「このこのっ!」と、自分の尻尾を追いかけるさまは、どう見ても動物の習性(しゅうせい)だった。


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