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11.10番

ブクマあるとモチベ上がります

 しばらくして、スタジアムに着いた。

入口に昨日見たスタッフがいたのでスムーズに中には入れた

そのスタッフに誘導され、監督やコーチの元へ連れていかれた。


 

「こんにちは」

「おう、来たようだな 未兎は俺について来てくれ」

「どこにいくんですか?」

「隣の部屋だ」

「他の皆さんはコーチの話を聞いていてください」



 隣の部屋についていくと、ユニホームでホームとアウェイ用、シューズ、練習用のユニホーム

ソックス アンダーウェアなど必要なものがサイズ違いで何種類か置いてあった。

女性スタッフも待機していた。



「ここで未兎に合うものを選んで着替えてくれ、俺はさっきの部屋に戻っている」



 まだ背も伸びると思うし、胸も大きくなる!!

少し大きめのがいいかな・・・

そんなことを思って、少し大きめのサイズを選んでみた。

でも、部屋にいた女性スタッフから待ったが掛かった


『現在の体形に合ったもの』を着用してくださいだって!

サイズが合わなくなればすぐに用意してくれる・・・・

今までの服は、全部少し大きめのを買っていたからしょうがないよね?


 着替え終わってみんなが待つ部屋に戻った。

部屋では桜ちゃんのお母さんが、監督からサインをもらっているところだった。



「じゃ~ん!未兎ちゃん登場!!」

「おう!来たかどうだ気に入ったか?」

「まあまあじゃないかな」

「そうか、だがそれはレディースチームの練習用ウェアだからな」

「え!なんでよ?」

「小さめのサイズの予備なんかあるはずがないだろ、今日発注する!

サイズは隣の部屋にいた者が把握したはずだ」



 監督コーチ陣は未兎から顔をそらすように、含み笑いをしている。

中学生なんだから仕方ないでしょ、背は高い方なんだけど・・・

背が先に成長して・・・・ぺったんこ・・・でも少しはある!!



「それまではこれ?」

「そうなるな、選手登録もまだだ、次の試合はアウェイだ、それまでには来る。

それで、昨日言ってたもう一人のマネジャーはこの子か?」

「そうよ、桜ちゃんです。こちらが桜ちゃんのお母さん、色々説明してあげてよ?」

「ある程度はコーチから聞いたみたいだ、続きも任せてある、桜さんの許可はあるんだろう?」

「いえ!まだ詳しくは話してないかな・・」

「おいおい」



 仕方ないじゃない・・・未兎が話しても母さんが話しても多分、理解出来ない

スタッフや監督に任せた方がいいでしょ。



「桜ちゃん、泉ちゃんと一緒に遊部兼マネージャーになってよ?」

「よくわからないけど・・・3人一緒の遊部にはいりたい・・・

お母さん・・・私遊部に入りたい!!」

「遊部とは何なの?」

「未兎ちゃんが作った?・・部活・・なのかな?」

「本人がやるというなら、泉さんと桜さんも隣の部屋に行ってくれ・・・

あと未兎のお母さんから少し聞いた、桜さんのお母様の対応はこちらのスタッフが行おう」



 そうしてもらわないと話がぐちゃぐちゃになるよね・・・

母さんでも信用されなかったんだし。



「昨日泉ちゃんの家でこのことを母さんが話したのですけど、半分も信用されませんでした。

今回はここに来てもらった方が早いかと思って来てもらいました」

「わかった」 

「監督さん、私も一応頑張っては見たんですけどね、未兎がサッカー選手でしかもプロ

普通なら信用できませんよね。それでですね・・今日の秋成さん宅に行くときには

監督さんも同行お願いできませんか?」

「善処しますがチームマネージャーに聞いてからになります」

「よろしくお願いしますね」



 『ズルい!!』二人が戻ってきたのを見た感想!!



「二人ともスタッフと同じジャージじゃない!!」

「私達はこれを着るようにと、言われただけなんですけど?」

「私も・・よくわからないけど・・泉ちゃんと同じです・・」

「ちがうよ!!なんでさいずがあるのよ!」

「ここには女性スタッフもいるんだ、有ってもおかしくないだろう?」

「ううううう・・・ついでに母さんも着ているよし・・」

「レーディスもかわいいじゃない」

「・うん・うん」



 そうかも??トップチームのポスターをみたら、暗いイメージだった。

黒がメインだよ!カラフルなのがいいのに。

 


「3人で並んで、写真撮ってあげるわ」

「それ父さんがだいじにしてたカメラじゃないの!」

「いいのよ、未兎を撮るんだから・・・取るよ~ハイ!」



 帰ったらケンカする未来が見えてしまった・・・・



「並んでると、大、中、中で、小、大、大だね」



 笑いながら何か言ってるよ・・・・

ピーンと来た!!!



「母さんここにたって!・・監督写真撮ってよ」

「おう」

「これで大、大、中、中で、小、中、大、大だね」



 未兎が自分で言っててもダメージ・・・ついでに母さんもダメージ・・・

ブーメランになることは考えなかった母である。

泉ちゃんと桜ちゃんもダメージ?なぜだぁ~~??



「そろそろいいか?グランドで選手に紹介をするからついて来てくれ」



 誘導されるがままにしたがいついていく。

グランドでは個人個人が好き勝手に練習をしているようです。



「全員集まれ~~~~~!!」



 ばらばらにだんだんと集まってくる。

中には『今日レディースの見学なんかあったか?』

『背の高いユースか』などいろいろ聞こえてくる。

大人になってもガヤガヤするのは、小中学と同じなんだな~と思った。



「紹介しよう。今日から合流する古河未兎さんだ・・・

未兎自己紹介をしてくれ」

「え~~と古河未兎です、中学生です、かわいい女の子です、

よろしくお願いします」

「監督どういうことですか!!」「なにもきいていませんよ!!」

「中学生でしかも女、何の冗談ですか!」



 昨日会って無い人は思い思いを監督にぶつけていた。



「静かにしろ!!昨日居た者はわかるな?居なかった者は信じられないだろう?

俺も昨日まで信じられなかった、昨日居て相手をしたお前説明してやれ」



 一番目の前にいた人が説明し始めた。ボールを触ることも、多人数でも

監督と未兎二人を止められなかったこと、スピードが全然違う事など

思ったことを全部言ってくれたよ、実際見ていない人は信じられないようだった。



「空きの背番号10を未兎につけてもらうつもりだが、納得いかない者や

この背番号が欲しい物もいるだろう?そこで未兎の実力を見てくれ」

「あの!!未兎は背番号なんかなんでもいいですよ?」

「おい!未兎は背番号10などどうでもいいといってるぞ」



 焚きつけていませんか?監督・・・

でも何人いてもあの遅い動きなら簡単だけどね。



「俺やりますよ!!女だからと言って手は抜きませんよ!怪我されても知らないぞ」

「大丈夫だ!未兎の事を世界最高の選手だと思わないと、簡単に終わるぞ!

それと止められた者は10番もやる、レギュラーも確約するぞ」



 監督~~!そんなのでいいんですか!!

昨日いた者の中からも数人参加してきたが全然問題じゃないよね。



「未兎どうだ大丈夫か?」

「大丈夫も何も監督が勝手にやったんじゃないですか!!

「何人いても同じですからいいんですけどね」

「キーパーも入れ、止めたらキーパーで10番だぞ!」



 キーパーも入れると8人簡単よね。いざとなったら風の念阻もある

自陣のゴール前から始めようかな?



「はじめるぞ~用意はいいか?」



 10番の背番号がそんなにいいのかな?

プロとしてのプライドもあるのかもしれないね。

でもボールすら触らせるつもりもないんだから!


 

「ボールを取りに行け!」「チャージしたら簡単に取れるだろ!」

「たかが中坊だろ!」「タックルで一発だ!」



 いろいろ言ってくれています・・泉ちゃんや桜ちゃん達一般人なら大けがですよ!

あと中坊って坊じゃないんだけどな・・・・


 そんなに時間もかからずあっさりと全員かわしちゃった

ゴールもシュートじゃなく、キーパーもかわしちゃった。

さてさてかわした人たちを見よう。


 この顔が今の楽しみ!!性格悪くなってるかな

ぼーっとしてたり、何が起きたかわからなかったり

色々な表情が見られたよ。



「集まれ~~」



 とぼとぼと冴えない表情で集まってきたよ。



「どうだ??未兎に勝てるやつはいるか?」

「「「「「「「・・・・・」」」」」」」

「文句はないな??」

「「「「「「「・・・・・」」」」」」」

「言っておくことがある、未兎は中学生だ、学業が優先になるのはわかるな?

そのためホームで行う試合にしか出られない、だがホームは引き分けも無しの全勝でいく!

来年はJ1に行くぞ、アウェイの試合はお前たち次第になるからな!!」



 早くJ1に行って有名になりたいよ。

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