永夏の町
季節が閉じた町があった。
数年前から続いてる降雪量の減少、冬の雪景色を観光資源としているこの町にとって、それは由々しき事態であった。
そして現在、少し前まではパラついていた雪も、もはやどこかに消えてしまった。
冬が訪れないだけなら、まだ色々と説明がついただろう。
---夏のような気温のまま、一年通してずっと。
様々な専門家が調べ続けているが、その成果はまだ出ないままだ。
この町の役所の観光課で働く男、上井直也(かみい なおや)は、上司からの指示で独自にこの事象を調べることとなる。
数年前から続いてる降雪量の減少、冬の雪景色を観光資源としているこの町にとって、それは由々しき事態であった。
そして現在、少し前まではパラついていた雪も、もはやどこかに消えてしまった。
冬が訪れないだけなら、まだ色々と説明がついただろう。
---夏のような気温のまま、一年通してずっと。
様々な専門家が調べ続けているが、その成果はまだ出ないままだ。
この町の役所の観光課で働く男、上井直也(かみい なおや)は、上司からの指示で独自にこの事象を調べることとなる。
『永の夏』
2017/04/20 18:47
(改)
『過ぎない暑さ』
2017/04/20 22:07
(改)
『失われ、喪われる』
2017/04/21 21:31
(改)
『忘れ神』
2017/04/23 22:13
(改)
『祀られるもの』
2017/04/25 21:05
(改)
『脅威は自然なのか?』
2017/05/18 21:26
(改)