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4度目の正直  作者: 冬真
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巡る記憶

シャロンのいまわのきわです。

貴族だった『私』、断罪のあの日、教会、子供たちの笑顔、市場の女将さん。

通り過ぎていく風景、人、時間。

いくつもの走馬燈が駆け巡る。

何度も繰り返したけど、4度目の人生は満ち足りていた。

我ながら単純だと思うけど、恋愛成就が願望だったようだ。

(これでやっと・・・。)

終わりの見えない世界から抜け出すことが出来る。

暗闇に身体が包まれる。

怖くはない。

綿の様に柔らかで、陽だまりの様に温かな漆黒。

意識は霞がかって薄れていった―――――。

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