第6章 登場人物紹介
本章に登場した人物の一覧です。
記載されている情報は本章終了時までのものですので、本章をお読みになってからご覧ください。
なお、○は本章初出の人物、●は前章までで既出の人物(追加情報ある場合あり)です。
□初出
○ハンス・ヴィダーツ 年齢23歳
鋼の街アルマグリッドの『ヴィダーツ魔具工房』の跡取り息子。ガアラムの孫。茶色の髪と目をした美少年風の男性。シリルいわく、「ただの女たらし」だが、モテた試しがないらしい。
○ガアラム・ヴィダーツ 年齢68歳
鋼の街アルマグリッドにある『ヴィダーツ魔具工房』の工房主。ハンスの祖父。腕のいい武器職人であり、魔工士系最上級スキル“至高の名工”を所持。
○ミスティ・ジャネイ 年齢:25歳
戦士系Aランク冒険者。赤茶色の髪に茶色の瞳の女性。胸元に赤い布を巻き、蛇柄の巻きスカートを着用するなど、踊り子のような服装。武芸大会上位常連の強者。
《所有スキル等》(判明しているもののみ)
【エクストラスキル】変幻双蛇:鞭術系最上級スキル。
【魔鍵】『跳ね回る狂乱の牙鞭』:神性は“撃通乱舞”。対象の精神と肉体の双方に、耐えがたい苦痛を与える。
○グレゴリオ・ジオデム 年齢:54歳
魔導師系Sランク冒険者。茶色のローブ姿。大柄で精悍な顔つきの男性。前回の武芸大会準優勝者。
《所有スキル等》(判明しているもののみ)
【エクストラスキル】城塞の大君:地属性禁術級適性スキル。
【魔鍵】『凍りつく寂寞の星杖』:神性は“静死領域”。杖を地に突き刺した地点から一定範囲内の『動くもの』の動きを禁じる。
○アンソニー・ウォレット 年齢:30歳
戦士系Aランク冒険者。今回の武芸大会では破竹の勢いで勝ち上がったが、ヴァリスに石をぶつけられて秒殺された可哀そうな人。
《所有スキル等》(判明しているもののみ)
【エクストラスキル】剣聖:剣士系最上級スキル。
【魔鍵】『切り刻む戦塵の千剣』:神性は“一網打刃”。無数の短剣を宙に生み出し、投てき攻撃と同時に短剣同士を結ぶ網で対象を拘束する。
○エリオット・ローグ 年齢:16歳
戦士系Sランク冒険者。灰色の髪に灰色の瞳。灰色の石の鎧を着用。武芸大会四連覇中であり、戦士系最強と謳われている。『パラダイム』の実験『ルギュオ・ヴァレスト』唯一の生き残り。
《所有スキル等》(判明しているもののみ)
【オリジナルスキル】闘神の化身:戦闘感覚に特化した“増幅”系の始原の力。
【通常スキル1~6】剣術、槍術、鞭術、斧術、体術、弓術に適性がある。
【種族特性】因子所持者:タイプ『ワイバーン』。なお、【魔鍵】により因子制御可能。
【魔鍵】『轟き響く葬送の魔槍』:神性は“狂鳴音叉”。槍に触れたものに干渉し、支配・制御する。上級魔法並みの威力を誇る強力な『轟音衝撃波』を使用可能。
■既出
●ルシア・トライハイト 年齢:0歳(外見年齢20代前半)
異世界から召喚された青年。中肉中背で黒髪黒目、服装も黒を基調としたもの。異世界では『掠奪者』だった。
【装備品】『放魔の装甲』:熱や衝撃、有害なものを体外に排除する黒の装甲板。
《所有スキル等》(判明しているもののみ)
【オリジナルスキル】混沌の導き:【魔法】の力を己の望む方向に少しだけ変化させる。
【エクストラスキル】剣聖:剣士系最上級スキル。
【アドヴァンスドスキル】:影の盗賊:奪取系上級スキル
【魔鍵】『切り拓く絆の魔剣』:神性は“斬心幻想”。剣としての理想形。認識したものだけを斬断する。
●シリル・マギウス・ティアルーン 年齢16歳(外見は因子解放時:十代半ば、因子制御時:二十歳前後)
ルシアを召喚した女魔導師。金や黒の意匠が施された白いローブ姿。銀髪銀眼の小柄な美少女。ただし、因子制御時は黒髪黒目の妙齢の美女。通称『氷の闇姫』。『魔族』と人間の【因子所持者】。
【装備品】ディ・エルバの楯:自分の周囲に半透明の魔力障壁を生み出す【魔装兵器】。
《所有スキル等》(判明しているもののみ)
【オリジナルスキル】魔王の百眼:魔力感覚に特化した“増幅”系の始原の力。
【エクストラスキル1】血の契約者:召喚系最上級スキル。
【エクストラスキル2】黄昏の闇姫:闇属性禁術級適性スキル。
【召喚獣】『ファルーク』:白い鱗混じりの巨大な鳥型『幻獣』
【召喚精霊】『ローラジルバ』:氷属性の上位精霊。半透明の女性の姿。
【種族特性】古代語魔法:『魔族』の使用する言語の理解と【魔導装置】の使用が可能。
●アリシア・マーズ 年齢:21歳
ルーズの町の鑑定士。肩までの水色の髪と同色の瞳。標準的な身長で胸は大きく、腰はくびれていて──つまり、スタイルが良い。
【装備品】『星光のドレス』:胸元が大きく開いていてスカートも短めだが、発生する力場により防御力の高いワンピース。
《所有スキル等》(判明しているもののみ)
【オリジナルスキル】真実の審判者:“同調”系の始原の力。視界に入った存在の【魔力】に同調し、情報を読み取る。
【エクストラスキル】孤高の隠者:潜伏系最上級スキル。
【通常スキル】鞭術適性+:鞭を扱うのに適性がある。
【魔鍵】『拒絶する渇望の霊楯』:神性は“虚絶障壁”。認識した脅威を自動で防御する。
●ヴァリス・ゴールドフレイヴ 年齢:不明(外見年齢20歳程度)
『竜の谷』の黄金竜。竜族のトップエリート。人身に変化。金髪碧眼の貴公子然とした長身の美男子。
【装備品】『波紋の闘衣』:気功の力で周囲に防御用の波紋を生み出す、修復機能もある闘衣。
《所有スキル等》(判明しているもののみ)
【通常スキル】竜気功:【魔力】を生命エネルギーである【気功】に変換する。
【種族特性1】超感覚:人間とは桁違いの知覚能力。本来の力を取り戻しつつある。
【種族特性2】竜族魔法:体内の膨大な魔力を増幅して放つ極大魔法。現在は使用不可。
【種族特性3】竜の咆哮:咆哮をあげることにより漏れ出る【魔力】が、聴く者の魂に衝撃を与える。
●シャル・エンデスバッハ(シャルロッテ・フィリス・パルキア) 年齢:12歳
ふわりとした短めの金髪に水色の瞳の少女。魂に『精霊』を宿す。長手袋や靴下などを含めた揃いの黒を基調としたドレス姿。“精霊紋”発動時は属性に応じて髪と目、肌の紋様の色が変化。
《所有スキル等》(判明しているもののみ)
【エクストラスキル】無限の創造主:創作系最上級スキル。
【アドヴァンスドスキル1】高位契約者:召喚系上級スキル。
【アドヴァンスドスキル2】聖戦士:剣士系上級と治癒術士系通常の複合スキル。
【魔鍵】『融和する無色の双翼』:神性は“具現式彩”。複数の要素を織り交ぜ、新たな力を生み出す。
【召喚獣】『リュダイン』:一本角と強靭な黄色い鱗を持つ馬型『幻獣』
【種族特性】精霊紋:魂に融合した『精霊』の力を借り、【精霊魔法】を使用できる。
●フィリス 年齢:12歳
シャルに宿る『精霊』。魂が融合しているため『もう一人のシャル』と言うべき存在。
●ライルズ・ハウエル 年齢:29歳
短い金髪に茶色い瞳の青年。赤い鎧の冒険者。バトルマニア。武芸大会上位入賞常連の強者。
《所有スキル等》(判明しているもののみ)
【エクストラスキル】烈火の魔導騎士:剣士、槍術士、魔導師の上級スキルと火属性上級適性スキルの複合スキル。
【魔鍵】『静寂なる爆炎の双剣』:神性は“炉心火速”。音の出ない爆炎による移動時の加速能力、発火能力、火属性魔法発動加速。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
ここまでが「第6章 竜の誇りと最強の傭兵」になります。
次話からは「第7章 魔女の剣と紅の魔獣」が始まります。
第6章ほど武芸大会中心の話にはならない予定です。