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異世界人と銀の魔女  作者: NewWorld
第4章 魔神殺しの聖女と英雄
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第30話 突然の来訪/聖女と魔女

今回から第4章「魔神殺しの聖女と英雄」が始まります。

     -突然の来訪-


 カルナックでの滞在期間も半月近くになったころ、そろそろ次の依頼でも受けて移動しようということになった。

 冒険者は基本的には根無し草だ。もちろん、一つの町に拠点を設けて活動する連中もいないわけじゃないし、大きな町なら十分仕事もあるだろう。

 それでもやはり、「冒険者」というのは、国を跨いで活躍することに意義がある。というのはシリルの言葉だが、まあ、確かにそっちの方が楽しそうだしな。


 この半月の間も、俺たちはただ遊んでばかりいたわけじゃなく、旅に必要なものを揃えたり、訓練所で腕を磨いたりしてきた。二億五千万ガルドもの臨時収入があったので、いくつか装備も新調したんだが、冒険者としての安全に欠かせない「魔法具」は、とんでもなく高いんだなということを思い知らされた。


「まさか、この半月の買い物だけで半分も使っちまうとは思わなかったよな」


「それなりにいいものを揃えたからよ。ただ、これで今までと比べてかなり戦力の強化になったし、安全性も相当高くなったから、よかったわ。今はシャルもいるし、危険は少ないに越したことはないもの」


 シリルは普段どおりの調子でそう言った。

 実際のところ、パーティから抜ける話は思いとどまってくれたものの、あれからしばらくの間、なぜか俺と目も合わせてくれないし、言葉を交わすことすら避けられている感じだったのだ。

 やっぱり「逃げられない」なんて言い方をしたのが問題だったんだろうか?

 だが、そんな俺たちの様子を見かねたアリシアが二人で一緒に買い物に出かけるように計らってくれたおかげもあってか、買い物を終えて以降はどうにか機嫌を直してくれたみたいだな。


「結局、あたしの服が一番高かったのかな? ごめんね」


「いや、そういう意味じゃないって」


 俺はアリシアの謝罪に慌てて首を振る。確かに、『星光のドレス』という高価な服を買ってきたと聞いた時には驚いたが、大きく開いた胸元と短いスカートでありながら、申し分のない防御力があるなんて代物なら大歓迎だ。もっとも、直後にシリルが俺の頭を殴った後、外套型の魔法具を買ってきたので、今では多少、露出度は減っていたけれど。


「わたしもこんな服、初めてだから嬉しいけど、高かったもんね」


 シャルは言いながら、服の裾をひらひらと弄んでいる。十中八九、シリルとアリシアの趣味だろうが、金糸で刺繍の施された白いブラウスに、フリルつきの黒を基調とした上掛けとスカートの組み合わせ。脚先から膝上まである黒いソックスにも、太ももの部分に白いフリルがついている。加えて外出時には肘上までをカバーする同じく揃いの手袋まで用意されている。

 まるでどこかのお嬢様みたいな格好に見えるが、よく考えてみたら、シャルって実際にお嬢様どころかお姫様なんだよな。シャルロッテ・フィリス・パルキア、だったっけか?


「いいのよ。特にシャルは『精霊』の加護があるとは言っても、防御面に不安があるわけだし、それぐらいの魔法具は必要だわ」


 俺は詳しくは聞いていないが、シャルの服も単に可愛いだけの代物ではないらしい。

 ちなみにシャルの【魔鍵】『融和する無色の双翼マーセル・アリオス・クライン』はといえば、ガラスの小鳥の姿で彼女の肩に止まっている。どうやら、肩に置くと自動でしがみつくようになっているようだ。


「そういえばルシアくんの装備も、やっぱりシリルちゃんに選んでもらったの?」


 アリシアの言葉どおり、俺はこの世界での服に関しては、色だけは何となく黒にこだわっていたものの、それ以外の部分は、すべてシリルに任せっきりだった。

 そのせいでアリシアからは、しばらく「シリルがお母さんみたいだ」とのからかい文句を言われ続けていたが、この世界の服のことは分からないんだから仕方がない。


「いいや、いい加減慣れてきたからな。装備だけは自分で見繕ってきた」


 とはいっても、『カルマの魔法具店』でデリックさん(……可哀そうだったな、あの人)に勧められたものなので、この発言はただ見栄を張っただけだったりする。

 肩と肘と膝と脛、それに胸元を守る黒の装甲板『放魔の装甲』は、金属とは思えないぐらいに軽い。話によれば身体に受けた熱や衝撃、その他の有害なものを一部ではあるが身体の外に逃がしてくれる効果がある魔法具なんだそうだ。

 ……それって結構すごい事じゃないか? なんでもありだな、魔法の道具って。


「ギルドで依頼を受けつつ移動ということは、また、護衛系の任務なのか?」


「ううん。それはやめておきましょう。ここでは有名になりすぎてしまったし、トラブルは避けたいから。それより、探索系の任務がいいんじゃないかしら。別のギルドに届けても依頼達成になるような物もあるから、移動しながら受けられるわよ」


「そうか。では、そうしよう」


 あれ? いつの間にか、パーティの方針を決めるやり方が、シリルとヴァリスの話し合いになっているぞ? なんとなく、アリシアを見ると、シャルと睨みあいを続けている。

 抱きつこうとする側と抱きつかれまいとする側の仁義なき戦い、か。

 俺はため息をつきたくなった。うん。どうやらシリルの中では、まともに話ができるのはヴァリスだけだと判断されたらしい。俺も、こっちの二人と同列なんだ……。


 と、そのとき、部屋の扉がノックされる。おかしいな? 宿のおじさんには人払いというか、有名になりすぎたんであまり人を近づけないでほしいと頼んであるはずなんだが。


「はい、どちらさま?」


 シリルが立ち上がり、扉の前で誰何する。


「ホーリーグレンド聖王国、聖騎士団のものです。お話をさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」


 扉の向こうから聞こえてきたのは、予想外のものだった。聖騎士団ってあの、湖の周りで戦っていた人たちだろう? 一体何の用が……て、まあ、『開拓』がらみだよな。


「今、開けます」


 シリルはこちらを向いて、仕方がないとばかりに軽く首を振った後、扉を開けた。

 するとそこには、銀色の甲冑を纏った一人の騎士が立っていた。

 三十代半ばぐらいに見える精悍な顔立ちに短く刈り込んだ赤い頭髪のその騎士は、扉が開くなり、最敬礼の姿勢を取った。さすがは礼儀と格式を重んじる聖騎士団だ。


「とりあえず、中に入ってくださいますか?」


 シリルは、そっけなくそう言うと、騎士を中に招き入れ、扉を閉めた。


「かたじけない。突然の来訪にも拘わらず、招き入れていただき感謝申し上げる。私は、副騎士団長のサイアス・エンドリュッケンと申します」


「ええ?!副騎士団長さん?」


 アリシアが驚きの声を上げる。そんなお偉いさんが直々に、たかが冒険者の泊まっている宿の部屋に来るなんて、どういうことだろう?


「それで、どんな御用件でしょう?」


「はい。あなたがたがあの『オルガストの湖底洞窟』を開拓したということを聞き及んでまいりました。その功績をたたえて、是非、我らが城にご招待申しあげたいのです」


 やっぱりか。でも、いくら功績があっても金のために働いている冒険者風情を城に招くっていうのは、よくわからないな。何か狙いでもあるのか?


「お断りします。報酬ならギルドから受け取っていますし、王侯貴族の礼儀作法にも疎いですから、思わぬことで粗相をしてしまいかねませんので。どうぞお引き取りを」


 シリルはきっぱりと断りの言葉を口にした。いや、お偉いさんが相手でも、シリルの態度って堂々としているよな。俺には真似のできないところだ。


「それなら、御安心を。お招きしたいのは王城ではなく、聖騎士団の本拠地『セイリア城』です。騎士団長があなたがたに是非とも会ってお礼がしたいと申しておりまして」


「……聖女エイミアが? それで、副騎士団長のあなたが直々においでいただいたということですか」


「はい。あの方は一度言い出すと聞かない方でして。元冒険者ということもあって、あなたがたに作法を強要するような方でもございませんので、おいでいただけないでしょうか?もちろん、別途旅費などが必要なら、負担いたします」


 シリルは少し考えるような素振りを見せた。

 ふーむ、騎士団長か。あのときは、遠目でしか見えなかったけれど、確かにあんなすごい真似ができる人間がどんな人なのか、興味はあるんだけどな。

 実際、あの人が湖の『グリーンサハギン』を全滅させておいてくれなかったら、湖底洞窟から脱出する際に、奴らが落ちてきた水の中から追いかけてきていたかもしれない。


「わかりました。そこまでおっしゃるのであれば、お伺いいたします」


「そうですか。いや、ほっといたしました。それでは、護衛をつけさせますが、いつごろ出発なされますか?」


「いえ、護衛も旅費も結構です。わたしたちは、空から行きますので、間違えて攻撃しないよう伝えておいていただければ」


「空から?」


「召喚獣です」


「なんと、空を飛ぶ召喚獣ですか。わかりました。早馬で伝えましょう」


 さっきからシリルの口調はお世辞にも友好的とは言い難いのに、サイアス副団長さんは、度量の大きい人らしく、相変わらずの礼儀正しさでそう答えた。



     -聖女と魔女-


 わたしの予定は何から何まで、狂いっぱなしだ。いつだって、思い通りに進んだことなんて一つもない。結果が悪かったわけじゃなくても、狙った通りではないというのでは、なんだかやっぱり悔しいじゃない?

 わたしは『ファルーク』の背に乗り、ぼんやりとそんなことを考えていた。わたしの前にはシャルがいて、後ろにはルシアにアリシア、ヴァリスがいる。

 もう今更、彼らと別れるなんて、わたしにはできないだろう。

 それは彼らのせいじゃなく、わたし自身がそんな別れに耐えられないと思うから……。


「なあ、シリル。エイミアって人は、本当に俺たちにお礼が言いたいだけなんだと思うか?」


「さあ、どうでしょうね。興味を持たれただけかもしれないけれど、場合によると……」


「よると?」


「訓練場所を奪われた恨み事でも言いたいのかもしれないわ」


「おいおい、勘弁してくれよ」


「ふふ、冗談よ。まさか、それはないでしょう」


 わたしは、ルシアに軽口を返す。

 あれから、わたしは何故かルシアのことを変に意識してしまうことが多く、しばらくまともに口も利けない状態が続いていたけれど、ようやく落ち着いてきたのか、このごろでは普段どおりの会話が出来ている。我ながら、いったいなんだったのかしら?


 わたしは雑念を振り払うように精神を集中させると、『ファルーク』の視界から下界の様子を確認した。

 召喚主と召喚対象は魂で繋がっているため、仮初めとはいえ肉体がある『幻獣』の場合であれば、こんなふうに五感を一部共有することもできる。


「そろそろ、到着みたいね」


 わたしたちの眼下には、白亜の城がそびえ立っているのが見える。あれが『セイリア城』。王城とは違い、完全に軍事用に作られた要塞であるはずなのに、なぜか不思議な美しさがそこにはあった。


「あ、ヴァリス。飛び降りないでね。狙撃されても責任は取らないわよ」


「!……そんなことはしない」


 図星だったわね。まったく、このメンバー、常識人は私だけかしら?


 わたしは城を警護する騎士たちを刺激しないよう、少しずつ高度を下げた。

 そして、騎士たちが輪になって集まる中、城の中庭に降り立った。


「おお!すごい。空を飛ぶ『幻獣』だぞ」


「彼らが、あの『オルガストの湖底洞窟』を制覇した冒険者か。思っていたより若いな」


「あの小さい子は何だ?」


 ざわざわと周囲が騒がしい。聖騎士団といっても、いつでも規律正しいわけじゃないのかしら。


「お前たち、静まれ。お客人に迷惑だろう」


 と、そんな声があたりに響くと、急に皆が静まり返った。凛とした声。

 果たして、現れたのは聖騎士団長エイミア・レイシャルその人だった。

 となりでアリシアが息を飲むのがわかる。

 湖で見たときよりもずっと近い距離で相対する彼女は、まさに聖女で聖騎士。

 凛々しく、勇ましく、何より美しい。

 青い髪を後ろで束ね、切れ長の瞳に鋭い光を宿している。すらりとした長身を要所を守る不思議な光沢の甲冑で覆い、背筋をぴんと伸ばしたその姿は、同性であっても思わず見惚れてしまうほどのものだ。


「はじめまして。シリル殿とその御一行。私はエイミア・レイシャル。ホーリーグレンド聖騎士団の団長を務めさせてもらっている。お見知りおきを」


 そう言って軽く頭を下げる姿すら、様になっている。わたしは内心の緊張を表に出さないようにしながら、深く頭を下げつつ言葉を返す。


「お招きいただき、名前まで知っていただいているとは、大変光栄です」


「ああ。こうして来ていただいたのは他でもない。君たちに恨み言を言うためだ。よくも私たちの訓練場を台無しにしてくれた」


「え?」


 驚いて頭を上げたわたしの視界に飛び込んできたものは、悪戯っぽい笑みを浮かべたエイミアの顔。


「はは、驚かせたかな。もちろん、冗談だ。君たちは王侯貴族にかなりの警戒心を持っていると聞いた。だが、ここではそんなに格式ばる必要もない。楽にしてほしい。とりあえず、中に案内させる。一緒に夕食でも取ろう」


 そう言って颯爽とマントの裾と束ねた青い髪を翻すと、城の中に入っていくエイミア。わたしは、ポカンと口を開けたまま、その様子を眺めていた。


「シリル? 行こうぜ」


 ルシアに促されてようやくわたしは気を取り直し、歩きはじめる。どうやら、彼女も一筋縄ではいかない人物のようだ。いったい、どんな狙いがあるのだろうか?


 それからわたしたちは、案内されるがままに客室に通され、夕食の時間には食堂へと招かれることとなった。


「ああ、どうしよう、シリルちゃん! エイミア様を間近で見ちゃったよ!」


「アリシア。興奮するのはわかるけど、彼女の狙いが何なのか、わかった?」


「え? えっと……」


 途端にしどろもどろになるアリシアの様子に、わたしはため息をついた。あれだけ到着前に彼女の様子を観察するようお願いしておいたのに、やっぱり忘れていたわね。


「で、でも、悪意みたいなものはなかったよ。それなら流石に気付くもん」


「偉そうに言わないの。悪意じゃなくても利用される恐れはあるわけでしょう?」


「エイミア様はそんなことしないと思うけどなあ。だって、聖女様なんだよ?」


 アリシアは、すっかり傾倒しているみたいだけれど、地位のある人間が無条件で一介の冒険者を歓待するなんて、そうある話ではないし、用心するに越したことはないはず。


 そして夕食の時間。わたしたちが食堂に行くと、そこにはエイミアのほかに副団長のサイアス、その他側近と思われる複数の聖騎士が長テーブルの座席についている姿があった。


「さあ、どうぞ席についてくれ。貴族たちの晩餐会のような高級食材はないが、うちの料理人が心をこめて作った料理だ。きっと満足していただけると思う」


 エイミアはにこやかに笑ってそう言った。普通なら「口に合わないかもしれないが」と言いそうな場面だけれど、むしろ料理人たちを気遣うような言い回しで、好感が持てる。

 食卓に並ぶ料理は、確かに庶民的な煮込み料理の類であり、どこかの宿屋の女将がつくった料理といっても違和感がないものばかりだ。食欲を誘う香りが鼻孔をくすぐる。


「それじゃ、さっそく、いただきます」


 ルシアが料理にかぶりつきはじめる。


「ちょっと、はしたないわよ」


 わたしが『風糸の指輪』で呼びかけても、「うまい、うまい」と繰り返すだけで、聞いてくれそうもない。

 ちらっとエイミアの様子を窺うと、彼女は満足げな笑みを浮かべてルシアの食べっぷりを眺めている。


「うん。いい食べっぷりだ。遠慮しないで、どんどん食べてくれ。一応、毒は入っていないから、心配はいらないぞ」


「ごふっ! げほげほ!」


「む? 分量を間違えたか?」


「な! どういうことです!?」


 わたしは慌ててルシアを抱きかかえる。が、しかし、彼は首を横に振ると、固い物を飲みこむように顎を引いた後、大きく息をついた


「ぶは! いや、ごめん。なんというか、とんでもない味のものが混じっててさ。毒っつうか、なんだこれ?」


「……エイミア団長、どういうつもりです? 客人として招いておきながら、毒を盛るなんて、聖騎士としてあるまじき振る舞いではないのですか?」


 わたしの視界の端には、料理を口にしたヴァリスが口元を押さえている姿がある。

 そして同じく、顔を青ざめさせて首を振る聖騎士たちの姿が……って、え?


「今度こそ、上手くつくれたと思ったのに、また失敗か。困ったな。これでは、ますます婚期が遠のいてしまう」


 わたしは耳を疑った。この人、何を言っているの?


「申し訳ございません。シリル殿。我々も必死に止めはしたのですが、この団長、『客人をもてなすための料理を主人たる私が作るのは当然だ』などと、おかしなことを言い出しまして……。料理の腕が壊滅的なことを自覚していないものですから、新入りの団員もよく被害にあっているのです」


 申し訳なさそうに頭を下げてきたのは、副団長のサイアス。なんだか、宿の時のような堅苦しさが見事に無くなっている。言葉の内容も聞き様によってはすごく団長に失礼なことを言っているみたいだし、どういうこと?


「くす! くすくすくす! シ、シリルちゃん。今の話、みんな本当のことみたい」


 アリシアから風の糸を伝って声が届く。ということは、この料理はエイミアがつくっていて、分量を間違えたって言うのは毒じゃなくて調味料か何かのことで、みんなが苦しんでいるのは味のせいってことなの?


「壊滅的とは酷い事を言うな。これでも日々、腕をあげているのだぞ?」


 わたしは、恐る恐る料理に口をつける。うう! 酷い! 分量を間違えたなんてレベルじゃない。塩気のかわりに酸味があって、甘味の代わりに辛味がある。それも性質が悪いことに、全体じゃなく、通常の味付けがされた料理の中にそれらが混じっている。

 聖女というより魔女が作る料理。わたしは目に涙を滲ませつつ、そんな感想を抱いた。


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