第27話 古代竜の秘密
夜明け前の都市は、
静寂に包まれていた。
瓦礫と煙が
残る街角。
そこに、
龍斗が立つ。
◆
宝槍を握り、
背後の竜の影を
感じる。
警戒は
怠らない。
◆
突然、
空気が変わる。
地面が
揺れ、
建物の影が
歪む。
◆
古代竜が、
再び姿を
現した。
前回よりも
巨大。
翼は、
闇を
切り裂く。
◆
「……覚醒
している」
竜の声が
響く。
背中で
共鳴する。
◆
龍斗は、
間合いを
測る。
敵の目は、
知性を宿す。
◆
咆哮と同時に、
翼で都市を
薙ぐ。
瓦礫が飛び、
火花が
散る。
◆
龍斗も、
跳躍。
宝槍で
突き。
尾の攻撃を
受け止める。
◆
衝撃波。
地面が陥没。
鉄骨が折れ、
瓦礫が舞う。
◆
敵は、
低空に
急降下。
龍斗は、
回転で避ける。
薙ぎを
返す。
◆
連続突き。
一撃一撃が
装甲を削る。
翼を切り、
尾を叩き落とす。
◆
だが、
古代竜は
倒れない。
内部から
魔力が
迸る。
◆
空中戦。
龍斗は、
跳び、
薙ぎ、
回転。
宝槍が、
光を引く。
◆
古代竜は、
反撃。
牙と爪で
空気を切る。
龍斗は、
踏み込み、
避ける。
◆
都市の
瓦礫が
舞う。
光と影の
嵐。
民間人の
避難も
間に合わない。
◆
突然、
古代竜の目に
光が宿る。
呪文。
空間が
歪む。
◆
次元断層。
地面が裂け、
敵の影が
増殖。
分身。
◆
龍斗は、
冷静。
宝槍を
水平に構え、
突き。
薙ぎ。
◆
分身が
一体ずつ、
光に溶ける。
残像が
街を覆う。
◆
だが、本体。
咆哮。
全身の魔力が
輝き、
衝撃波。
◆
龍斗は、
竜神領域を
最大展開。
全ての魔力を
掌握。
◆
衝撃波を
無効化。
反撃に移る。
突き、
薙ぎ、
回転、
突進。
◆
古代竜の
体勢を崩す。
建物が
倒れる。
瓦礫が飛ぶ。
◆
だが、敵は
自動修復。
装甲が再生。
魔力が
集中する。
◆
龍斗は、
集中。
宝槍を天に
掲げる。
「――竜神終式
《界穿》」
◆
直線状の
光。
古代竜の
体を貫く。
内部破壊。
◆
咆哮。
空間が
揺れ、
瓦礫が
降る。
敵は崩れ、
霧散。
◆
静寂。
瓦礫と煙。
都市が、
再び
沈黙する。
◆
だが、
すぐに
感覚が戻る。
魔力反応。
謎の組織。
暗躍。
◆
黒いスーツの
男女が、
遠隔操作で
魔導兵器を
展開。
◆
「……裏が
ある」
龍斗は
直感する。
宝槍を握り直す。
◆
兵器が
砲撃を
開始。
連鎖攻撃。
龍斗は、
跳躍で避け、
突き、薙ぎ。
◆
反撃。
宝槍が光を
放ち、
魔力弾を
吸収。
◆
都市の
瓦礫を蹴り、
高速突進。
兵器を次々
破壊。
◆
敵組織の
指揮者が
焦る。
「――この竜神、
規格外だ」
◆
龍斗は、
回転突き。
複数の兵器を
一撃で制圧。
煙と火花。
◆
背後の竜の
影が、
うなり声。
古代竜の
痕跡を
消すように。
◆
静寂。
街に、
光が戻る。
龍斗は、
宝槍を
下ろす。
◆
竜の声が
低く響く。
「……真の敵は、
まだ
姿を現さぬ」
◆
龍斗は、
夜空を
見上げる。
決意。
「……待ってろ」
古代竜も、
組織も、
相手になる。




