055 初恋の骸、鮮血の餞Ⅴ:核心
現場に到着したテニュスとラパーパは、アンタムに声をかけた。
彼女たちの合流を喜び、さっそく“裂け目”を見せようとするアンタムだったが、その前にゾラニーグの死の事実を聞かされる。
「あいつが、侵略者に殺された……?」
「ああ、悲鳴が聞こえたと思って駆け寄ってみたらゾラニーグの死体があったんだ」
「死体と言っても、頭の、上半分……だけですけど……うぅ……」
地面に落ちた頭部の上半分と、地面に滲み出す血と透明の液体――思い出すだけで気分が悪くなる光景だった。
「ああ、もうわけわかんないし。とりあえず後でみんなを呼んでその話をするから、まずは大型侵略者が出てきてる裂け目を見て、そのあとは避難誘導の手伝い。いい?」
「お、おう、わかった。ラパーパも行けるか?」
「戦いよりはそっちの方が得意デス!」
ゾラニーグの死すらも後回しにされるほど、逼迫した状況――その間にも、裂け目は徐々に開きつつあった。
◇◇◇
住民の避難を終えると、裂け目から少し離れた場所に防衛拠点が設置された。
王都の中に王国軍が防衛のための陣を作るという異常な状況に、周辺住民以外も非常事態が起きていると理解したようで、対応するべく国王カインは王城前広場で演説を行う。
その間、テニュスやアンタムたちは設営された大きめのテントに集合し、状況の整理を行っていた。
「なぜこのタイミングでゾラニーグが殺されたんだ」
重苦しい表情で両手を握るジン。
イナギも、メッセンジャーを請け負った当人であるだけに責任を感じずにはいられない。
「アンターテが言っていた話は、このことだったのでしょうか」
「あーしらに今すぐ助けに行けっていう忠告したのかもね」
アンタムがそう言うと、テニュスが眉間にしわを寄せる。
「でも何でだよ、ゾラニーグは簒奪者からしたら裏切り者のはずだ。あたしを煽って暴走させたわけだしな」
「テニュス様の言う通り、助ける理由がないデス」
ラパーパの言葉を受け、アンタムは新たに浮かんだ疑問を口にした。
「それを言ったら侵略者がゾラニーグをピンポイントで狙う意味もないわけじゃん?」
「あの男と正しき選択との接触が、それほどまでに侵略者にとって都合が悪かったということか」
「なぜ接触したのか、その内容までは把握できておりません」
「あーしちょびっと小耳に挟んだんだけどさ、少し前にジンとゾラニーグって一緒に行動してたらしいじゃん」
アンタムの言葉に、視線がジンに集中する。
しかし彼としては何も後ろめたいことはないので、落ち着いた様子で説明した。
「例のスパイを探すために彼に協力を頼んだのだ、ティルミナ様と話す必要があってな」
「ああ、だから教会の力を借りたってワケね」
「ゾラニーグが正しき選択と接触したのはその直後でございます、何か関連性があるのではございませんか?」
「正しき選択って暗殺組織、デスよね」
「あの男、あのクソみてえな組織と組んで王族を殺そうとしたってのか!?」
憤るテニュス。
彼女にとって、両親を殺した正しき選択は存在そのものが悪である。
復讐は済ませているものの、その怒りは収まらない。
するとアンタムがそんなテニュスを落ち着かせるように説明する。
「そうとは限んないんじゃないカナ、正しき選択って割と色んな依頼受けてたみたいだし? 言ってしまえば、冒険者のアングラ版みたいな連中だもん」
「そもそも、ゾラニーグは侵略者に殺されたのだろう。つまりその行動に我々と敵対するような意図があったとは思えん」
「でもよお、だったら何でジンに話さなかったんだよ。ジンと組んだ直後なら、一緒に情報収集すればいいじゃねえか」
「そこが私にもわからん……」
ジンは目を細め、頭を悩ませる。
だが彼らを悩ませるのはそれだけではない。
「裂け目への対策も考えなきゃなんないんだよねー」
「侵略者が出てきたらワタシが戦います!」
「それはいーんだけどさ、あの裂け目が閉じないとしたら、一度開いたらずっとそこから大型の侵略者が沸いてくるわけっしょ? そんなの対処すんの無理じゃん」
「まずは裂け目を閉じる方法を探してえとこだな」
「しかし近づくことすらできないのでございます」
手詰まり――そんな言葉がみなの頭に浮かぶ。
結局、具体的な対応策が出ないまま、無常にも時は過ぎていくのだった。
◇◇◇
日が傾きだす頃には、出現した侵略者は周囲の建物をも破壊しつくしていた。
また、以前戦った侵略者とは異なり、少しずつその姿が見えるようになっている。
ピンク、黄、青、紫――透けていてもわかる、彩度の高い色が並んだサイケデリックな配色。
形こそ動物の腕っぽくはあるのだが、その色のせいでこの世の生物ではないのだとひと目で理解できる。
また、騎士をも軽々と殺し、紙を潰すように木や石造りの建物を破壊しているというのに、まだ“腕だけ”という事実も、テニュスたちに大きな衝撃を与えた。
ただ裂け目が開ききり、侵略者が出現するのを待つしかないのか――
悔しさに唇を噛むテニュス。
一方その頃、アンタムは拠点を離れ、避難した人々が集められている広場へと出向いていた。
彼女の視線の先にいるのは、メモを手に住民から話を聞いているイナギの姿。
少し前――偶然、広場でイナギの姿を見つけた騎士から報告を受けたのだ。
『今日のジンの行動について聞いて回っている女がいる』、と。
イナギはとある女性との会話を終えると、次の聞き込みへと移ろうとする。
そこでアンタムが近づき、背後から肩に手をおいた。
「何やってんの、あんた」
「おや、アンタムさんでございますか」
イナギは取り乱す様子もなく、笑顔で振り返った。
悪気はない――責められるようなことでもない――心の底からそう思っていないとできない反応だ、とアンタムは感じる。
「ジンについて調べてるらしいじゃん」
「ええ、今日のジンさんの行動に怪しい点がないか調べてほしいと言われたのでございます」
「誰に?」
「ゾラニーグさんでございます」
にこりと笑うイナギに、ぽかんと口を開いたまま固まるアンタム。
「え、えっと、ゾラニーグ……死んだよね?」
「それが死んでいなかったのでございますよ。ちょうどアンタムさんと会ったら連れてきてほしいと頼まれたのでございます」
「あんた、怪しまれるってわかった上でジンについて調べ回ってたワケ?」
「自分が胡散臭い部外者であるという自覚はございますので、誰かしらが怪しむだろうとは」
「抜け目ないわー……わかった、本当に生きてるってんなら会わせてくんない」
「ではこちらに」
イナギは広場を離れ、近くにあった民家へとアンタムを連れて行く。
中に入ると、無傷のゾラニーグが優雅にお茶を飲んでいた。
「マジで生きてたし……」
「あれしきで死ぬと思われていたなら心外ですね」
「そりゃ死体が出てきたって言われたら死んだと思うっしょ」
「しかしその前の時点で怪しむべき点はいくつもあったはずですよ」
ゾラニーグはしたり顔でネタばらしをはじめる。
「正しき選択との接触、わざわざ簒奪者を通じて私の行動をあなたがたに教えたこと、そして私にしてはあっさりすぎるその死に様」
「人の死なんてそんなもんだっつーの」
「ええ、三つ目は失敗でしたね。戦場を駆ける騎士さんの価値観というものを理解していませんでした」
本心から反省するような表情を見せつつ、彼は「こちらへどうぞ」とアンタムとイナギを自分の正面の席に案内する。
彼女たちは並んで座ると、改めていつも以上に胡散臭く見えるその男と向き合った。
「まず何でこんなことしたのか教えてもらえる?」
「わたくしも軽くしか説明を受けておりませんので、詳しく聞かせていただけると」
「よくそれで言うこと聞いたね……」
「侵略者に関する重要な情報が聞けるとのことでございましたので」
「そう、今の私は王都で誰よりも進んだ情報を持っている」
「だったらもったいぶらずに話してくんない?」
「ジン・エフィラムは侵略者です」
アンタムは、唖然を通り越して――激怒した。
「ふざけたこと言ってんじゃないッ!」
「もったいぶらずに話せと言うから話したまでのことです」
「証拠でもあるってーの?」
「それを今から説明します」
いつもの胡散臭い笑みではなく、急に深刻な顔つきに変わるゾラニーグ。
その変化に、自分をからかったり、煽ったりするような意図がないことに気づいたアンタムは、途端に怖くなった。
まさか本当に――そう思ってしまったから。
「まず私がジンさんと一緒に行動していたことはご存知ですか?」
「今日聞いたし、ティルミナおばさんに話を聞いたとか」
「ええ、実はクロド様が侵略者である可能性がありまして」
「まさかおばさんが奇跡の村に――」
「いえ、それとは少々違う事情なのですが……ここでは割愛しましょう」
「大事なとこじゃん」
「大事だからこそ、ですよ。ショックが大きいので、あなたが知るにしても侵略者との戦いが終わったあとの方がいい」
「……めちゃくちゃ嫌な予感すんだけど」
「なら聞かないほうがいいでしょう。とにかく、ティルミナ様と話した結果、クロド様は侵略者ではないという結論になりました」
「では侵略者はジンさんの心を読んでいた、という結論になったのでございますね」
少なくともジンはそう結論づけたはずだ。
しかし、ゾラニーグはそうではなかった。
「ジンさんは容疑者を限界まで絞った上で、クロド様を疑った。なのでクロド様が白だった時点で、身内がスパイ説は崩れたわけですが――」
「あんたはジンが怪しいと思ったってワケ?」
「そういうことです。そして私は、正しき選択にその調査と、他にもいくつかの依頼をしたのです」
アンタムとイナギは、そこで彼がなぜ正しき選択を頼ったのかを理解する。
ジンに知られてはいけないのだから、軍や、知り合いがいる可能性のある冒険者を頼るのはリスクが高い。
「で、結果は?」
アンタムが緊張した面持ちで尋ねると、ゾラニーグはへらへらと笑った。
「まだ来てません」
「何それ、わけわかんない!」
「しかし私の見立てでは、そろそろ結果が出るはずです。彼は有名人ですから、両親を隠しているわけでもないですしね」
「ではわたくしと約束をした侵略者の情報とやらはどうなるのでございましょう」
イナギはそう言って、刀に手を当てて凄む。
ゾラニーグの表情がひきつり、焦りが浮かんだ。
「待ってください、何もいきなり斬ろうとすることはないでしょう。あくまで正しき選択の調査は保険ですよ、すでに結果はでている」
「だったらそっちを先に話しなよ、もったいぶらずに」
「もったいぶってないんですけどね……先ほど、正しき選択に頼み事をしたと言いました」
「一つは簒奪者への伝言、でございますね」
「おや、気づかれてましたか」
「アンターテの言葉が明らかに不自然でございましたから。正しき選択と簒奪者が繋がっていることも存じております」
「それってゾラニーグが正しき選択と接触したって話をあーしらに伝えようとした件でしょ? 何のためにそんなことを」
「目的はジンさんにそれを知らせること、ですよ。私が彼に秘密で動いていると知れば、彼は何らかの動きを見せると思ったのです」
「それで、あいつは動いたの?」
「ええ、私を殺しました」
そう言って、ゾラニーグは一枚の白黒写真を取り出した。
光の魔術を用い、その瞬間の光景を焼き付けるという方法で作られたもので、前準備は必要だが平民たちも利用可能な技術である。
そこにはジンに襲われるゾラニーグの姿が写っていた。
アンタムは息を呑む。
「っ……単純に、ジンにはあんたを殺す動機があったってだけかもしれないじゃん」
「侵略者が殺したとしか思えない死体が残っていたはずです」
「それは……っ」
「正しき選択は変装が得意ですからね、彼らに頼んでおいて本当によかった」
ゾラニーグが正しき選択に依頼した内容とは、ジンに彼の不審な動きを伝えることと、彼の影武者を用意することだった。
その結果、この決定的瞬間を証拠として撮影できたのである。
「殺害の手口からして、先日の騎士とそっくりだったはずです」
「馬鹿な……あれもジンの仕業だってーの!?」
「彼が侵略者であり、スパイそのものだとすればそうなるでしょう」
「それこそ意味不明じゃないか! あいつはスパイを探るために自ら動いて、あの騎士はそれを手伝ってただけなんだろう?」
「ええ」
「ジンがスパイ本人なら、そもそもスパイがいるって話をしなければいい!」
「ですから……無自覚なんですよ」
「はぁ?」
「彼は自分が侵略者だと自覚していません。彼に限らず、人間社会に紛れ込んだ侵略者は、自らが侵略者と知らず、そして知ることなく死ぬ者もいる」
「何のためにそんなことするワケ? 侵略するなら、暴れりゃいいじゃん。大量に殺せばいいじゃん!」
鼻息荒くゾラニーグに食って掛かるアンタムだったが、そこにイナギの冷静な一言が割り込む。
「裂け目……でございますか」
「っ……」
「おそらく人間に紛れ込んだ侵略者は、そこにいるだけで世界を書き換えるのでございましょう。徐々に、徐々に、侵略者の都合のいい形に。それがある程度進むと裂け目が発生し、そこから大型侵略者が出現する」
「私はそこまで知らないんですがね。しかしいい具合に繋がりました、おそらくそういうことなのでしょう」
イナギは、ゾラニーグの語る理屈を受け入れたようにも思える。
多数派ではなくなったアンタムは、しかし苦しげにジンを無実にできるロジックを考えた。
「テニュスが目撃したのは……偽物の死体……いや、でもおかしいじゃん。ジンはそのとき、避難誘導してたはず! イナギちゃんなら知ってるっしょ? ね!?」
「確かに目撃情報はございました。実際に避難を手助けしてくれたという人も」
「ほら!」
希望の光を見つけ、アンタムの表情が明るくなる。
だがその光を潰したのは、それを与えたイナギ自身であった。
「しかし――ゾラニーグさんの言う通り、あちらから近づいてくる人が多くいたのも事実でございます」
「な、なに……それ」
「無意識にかばい合ってるんですよ」
「は……? ジン、だけなんじゃ……」
「彼の年齢を考えると、侵略者が人間への寄生を開始したのは四十……いや、五十年以上前になるでしょう」
「それだけ前となると、二代目も産まれているかもしれませんね」
「ジンは独身で子供もいないので、生殖能力がどうなっているかは不明です。ですが、我々が思っている以上に侵略者の数は多い……」
「じゃあ、その近づいてきて、ジンの目撃情報を話した人らが……」
「無自覚な侵略者である可能性が高い」
また別の絶望が、アンタムに降りかかる。
一人だけではない。
数人というレベルでもなく――もはや数え切れないほどの侵略者が、この王都に紛れ込んでいるというのだから。
「彼らはありもしない記憶を“本体”たる侵略者に植え付けられ、ジンのアリバイを作り出した。ですが私は確たる証拠を掴んでいる。切り取られたこの場面が、そして何より私自身の目が!」
語気を強めてアンタムを説き伏せようとするゾラニーグ。
彼女は首を横に振って、それでも否定しようとする。
「信じられない……いや、信じたくないという顔をしていますね。わかりますよ、ですから私も二段構えの証拠を用意したんです」
そのとき、玄関の方でわずかに音がした。
扉の下の隙間から差し込むように、封筒が置かれている。
「ちょうど届いたみたいですね、正しき選択からの手紙だ」
アンタムは勢いよく立ち上がると、ゾラニーグよりさきにそれを手に取る。
「おっと、まさか燃やすつもりではないでしょうね」
「あーしが見る」
「どうぞお好きに」
彼女は封筒を破いて乱暴に開くと、中に書かれた調査結果に目を通した。
途端に、見てわかるほど露骨に、その顔色が青ざめていく。
「……嘘、だ」
勝負あり――ゾラニーグは少し寂しげに微笑む。
おそらくそこには、ジンの両親が奇跡の村を訪れていた旨が記されているはずだ。
「嘘だ、嘘だ、嘘だあぁぁっ! あいつが……侵略者だ、なんて」
王魔騎士団の団長らしからぬ取り乱し方。
ジンは人間ではない――それだけショックな事実であった。
長年国王に仕えてきたジンと、王族の血を引くアンタムの間には、いくつもの思い出がある。
まるで走馬灯のようにそれが噴き出してきた。
「あーし、何年も世話になってるんだぞ? 子供のあーしの面倒見てくれたり、いっしょに遊んでくれたり、剣を教えてくれたことだってっ!」
「そういう取り乱し方をするということは、認めたということでしょう」
「く……嫌な言い方、するじゃん……!」
「そういう性格ですので」
基本的にゾラニーグはその性格を好ましく思っているが、今、この場ばかりは嫌気が指しているようだった。
そんな彼にイナギが声をかける。
「一つ、尋ねてもよろしいですか」
「どうぞ」
「なぜわたくしとアンタムさんだったのでございますか? ジンさんと関わりの深い人物は他にもいるはずですが」
「ああ、テニュスやスィーゼですか。考えてみてください、彼女たちに私が同じことを話したらどうなると思います?」
イナギは「ああ……」と吐息混じりの相槌を打ち、答えた。
「……斬り殺されますね」
「御名答、私はまだ死にたくないんですよ!」
場をなごませるつもりなのか、大げさに両手を広げながらゾラニーグは言った。
しかし逆に場の空気はさらに冷ややかになってしまい――滑ってしまった彼は、気を取り直してシリアスモードに戻る。
「というのは冗談で、現実的に考えて彼女たちを説得するには、まず味方を増やすところからだと考えました。中でも落ち着いて話が出来そうなお二人を選んだわけです、イナギさんは初対面ですがね」
だからこそジンとの関わりが薄いと考えたのだろう。
また、人が良さそうだったから、というのも理由の一つだ。
実際、侵略者を倒すために必要だと説明すると、イナギは疑いながらも協力してくれた。
「選ばれてこんなに嬉しくないこともないし……」
涙こそ流れていないが、アンタムの声は震えている。
それでもマシな方――それだけジンは、周囲の人々と深く良好な関係を築いてきた。
だからこそ恐ろしい。
そんな人間ですら、侵略者の可能性があることが。
「さあ、仲間も増えたことですし強敵に挑むことにしましょうか」
仮にアンタムやイナギがいたとしても、テニュスやスィーゼがどういう反応を見せるか想像はできない。
あるいは、アンタム相手でも斬りかかる可能性すらある。
できれば関わりたくない。
だが、ゾラニーグのやっていることが間違いではないことを、アンタムは理解してしまっている。
「説得……ジンを……殺す、ためになんて……クソッ……!」
人生最悪の戦いを前に、彼女は噛んだ唇に血を滲ませた。
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