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やがて世界を壊すまで〜ザマァで人類滅びるかもだけど、良いよね?〜  作者: 祓戸大神
第1章:狂った化け物が生まれるまで
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第七話

はい、祓戸です。昨日上げられなかった分の穴埋めと言いますか……はい。

本当にすみませんでした。

「…………」


誰だろう?

ボクがスキルの確認をしているといきなり現れた。

というかそのランプ消して欲しいな。眩しい……


「スキルは使えるか?」

「………」


え?どういうこと?

いきなりこっちに来て突然スキルは使えるか?って言われても…

使えるけど、なんで使わないといけないんだろう?


「さっさと答えろ」


目の前の男がボクに向かって手をかざす。

すると首の辺りから全身に激痛が走った。


「あああ!あ、ぐぅぅ!いやあぁぁぁ!!」


「もう一度言う。さっさと答えろ」


男がもう一度手をかざす。

激痛に加え、鈍痛まで走った。


「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!使える!使えます!!」


「ふん。手間取らせるな。奴隷が」


突然、体に走る痛みが消えた。

服の下や腕を確認したけど傷一つない。

おかしい。全身針で串刺しにされたみたいな痛みだったのに。


「それで?なんのスキルが使えるんだ?」


「ぇと。その…」


「さっさと答えろ」


男がボクに手をかざそうとする。

またあの痛みが来る。本能的に悟ったボクは慌てて答えた。


「生物錬成と土魔法と魔力強化です!いやあ!やめて!」


「たったのそれだけか…まあいい。生物錬成で強力な魔物を作れ。これは『命令』だ」


男のなんの言葉がきっかけだったかは分からないけどこの時から体が勝手に動くようになった。

“強力な魔物を作れ“

体が勝手に動いてる時は頭にこの言葉がずっと響いていて気持ち悪い。

強力な魔物の作り方は分からなかったけど、体は勝手に動いちゃう。


あの男が納得する魔物ができるまでずっとずっとずっと…

いつしかボクは1日のほとんどを魔物を作る作業に費やしていた。

お陰であの男が納得できる魔物ができるようにはなった。終わったら魔力が枯渇して気絶するけど。


ボクがいるこの場所が常に暗闇で覆われているので正確にどのくらい時間が経ったかは分からない。

でも1日とか1ヶ月単位ではないことは確実。

それではその長い間、ボクが作った魔物を紹介しましょう。


最初の日。体が勝手に動き出した最初の日。作ったのはスライム一匹。

イムとは別の個体だけどね。

当然、あの男が納得する訳もなく新しく作らされた。


次に作ったのはポイズンスネーク。

勇者様の絵本に載ってた魔物。

木の上からの奇襲で勇者様がケガしちゃった魔物だ。


男はちょっとだけ反応したけど納得はしなかった。

次はちょっと魔力を多めに注ぎ込んで作ったオーガ。

普通のオーガは赤銅色なんだけど、ボクの作ったオーガは黒色だった。


威圧感があってちょっと怖かったなぁ。

このオーガを見せると男は初めて持ち帰った。

………暴れさせてやろうか。と思ったけど余計な事をするとまたあの激痛が来そう。


次に作ったのはオーガ。うんオーガ。ただ、前と違って色は赤銅色で大剣を所持している。

剣を振るうその姿は達人みたいでカッコよかった………んだけどやっぱり怖い。

このオーガも男が持ち帰った。


次に作ったのもオーガ。今回は魔術師が使うような杖を持ってた。

実際に火魔術らしき魔術を使ってた。ボクは魔術じゃなくて魔法がつけるけど、あの男には絶対教えない。

例のごとく、このオーガも持ち帰った。


ここでボクは学んだ。

オーガを作ればその場凌ぎになると。

次もその次もそのまた次もオーガを作った。


多分100体は作ったと思う。種類も豊富だった。

槍を持ってたり、背が小さかったり、馬に乗ってるのもいた。

男はそのほとんどを連れて行った。


その後しばらくは男が来ない時間が訪れた。

これ幸いと秘密の作業を進める。

作業は結構進んで完成の4割まで来ていた。


しかしそんな時間は非常にも終わりを告げる。


「もっと強力な魔物を作れ『命令』だ」


また永遠と魔物を作る時間が訪れる。

でも、もっと強力な魔物なんて知らない。

あとボクが知ってる魔物と言ったらドラゴンとか不死王とかの伝説の魔物だけ。


作れる気はするけど魔力が足りないわ。

んー…というかなんであの男のいう事を素直に聞かなければいけないのだろう?

首輪のせいってのは分かってるけどウザい。


ボクは悔い(父親)が残らないように排除しなきゃいけないのに。

そうだ。新種の魔物を作ってあいつを騙そう。

いいよね。新種だから強いか分からないし。


そう意気込んだは良いけど新種の魔物の作り方なんて分からない。

どうしようかな?あ、普通に虫を作って配下強化を使えば魔物みたいになるかも。

じゃあ作ってみよう!


「生物錬成」


床に小さな魔法陣が現れる。出ている光も小さい。

そんな小さい光が収まるとそこのは全長3センチほどの蜘蛛がいた。

珍しい青色であり、宝石を思わせる。


「普通に蜘蛛を作ったんだけど…こんなのいたっけ?」


まあ良いかな。とスリゼルは配下強化を発動する。



名前:無し(0)

種族:蜘蛛

状態:健康

スキル

無し

称号

スリゼルの配下


強化項目

身体能力

スキル

→隠密、毒牙


「魔導がない、ということは普通の蜘蛛なんだろうけど…うーん」


それとこの蜘蛛はスキルを持っていないのに強化項目にスキルがある。

それにスキル名が二つ。ならスキルを与えられるんじゃ?

早速やってみる。



名前:無し(0)

種族:魔蜘蛛

状態:健康

スキル

毒牙

称号

スリゼルの配下


成功した。

本当は隠密を取ってもらおうと思ったけど本で見たアレを試してみたい。

そのためにボクは同じ蜘蛛を作り、配下強化で毒牙のスキルを与える。

その数ざっと1393匹。


ちょこちょこ隙を見て作ってた地下空間に入れる。

縦2メートル横5メートル高さ10メートルの空間。

そう、ボクは共喰いをさせたかったのだ。


魔物は魔力が極端に集まった地点から生まれるって本に書いてあった。

そしてその魔力が多いほど強い魔物が生まれやすいとも。

だから作った地下空間にはボクの魔力で満たしてある。


これで最後まで生き残った蜘蛛は濃いボクの魔力で強くなるんじゃないかなって。

あの男に命令されてるから本当に最後の一匹ってわけじゃないけど。

ボクは地下空間のフタを閉じる。これを開けた時どの蜘蛛が生き残ってるかな?

いかがでしたか?

なんとスリゼルが蠱毒の呪法を始めました。相手を呪うのではないので正確には蠱毒でしょうか?

蠱毒って表現をどうやって幼く?表現するか悩みました。結局いいのが出ずに共喰いで妥協しましたw

面白いと思った方は、『ブックマーク』や下記のポイント評価を押していただけたら幸いです。面白くなかったら容赦なく星1にでもしてください( ; ; )

またアドバイスも是非。

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― 新着の感想 ―
[一言] 主人公が男を父親だと認識してなさそうなのがいいですね。 暗闇の中でも目が見えてそうですが、暗視能力でもあるんですか?
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